2018.07.13

西野監督は何故辞めたか

サッカー2018ワールドカップの日本vsポーランド戦の終盤10分間の戦い方について議論が喧しい。
 
1対0での敗戦を狙っての時間潰しのためのボール回しには、「スポーツマンシップに反する」「面白くなかった」「卑怯だ」などの批判があった。
一方で、「これが勝負というものだ」「戦術として許される」「よくやった」等の擁護論も多かった。
概してサッカー解説者やマスコミの論調は擁護論が多かったように思う。
 
中に一部、「あの戦い方はJFA(日本サッカー協会)の行動規範に反する。」の意見があった。
その行動規範を見てみると、第1項に「1.最善の努力:どんな状況でも、勝利のため、またひとつのゴールのために、最後まで全力を尽してプレーする。」とある。
これを読んで、私はやはりあの10分間はJFAの行動規範に反すると思った。
 
日本のワールドカップ戦終了後、西野監督は何の感想も述べず、言い訳もせずあっさりと身を退いた。
これは彼自身がJFA行動規範に反した行動をとったことを充分に承知していたからではなかったか?
その責任をとったのではないか?
 
長谷部の引退も、同じく主将としてJFA行動規範違反に対しての責任をとったのであろう。
 
サッカー界におけるこの規律が、やがて日本社会全体に良い影響を及ぼすことを願う。
 
オールドサッカーボーイ 森下一義
 
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JFAサッカー行動規範
1最善の努力
どんな状況でも、勝利のため、またひとつのゴールのために、最後まで全力を尽してプレーする。
2フェアプレー
フェアプレーの精神を理解し、あらゆる面でフェアな行動を心がける。
3ルールの遵守
ルールを守り、ルールの精神に従って行動する。
4相手の尊重
対戦チームのプレーヤーや、レフェリーなどにも、友情と尊敬をもって接する。
5勝敗の受容
勝利のときに慎みを忘れず、また敗戦も、誇りある態度で受け入れる。
6仲間の拡大
サッカーの仲間を増やすことに努める。
7環境の改善
サッカーの環境をより良いものとするために努力する。
8責任ある行動
社会の一員として、責任ある態度と行動をとる。
9健全な経済感覚
あらゆる面で健全な経済感覚のもとに行動する。
10社会悪との戦い
薬物の乱用・差別などのスポーツの健全な発展を脅かす社会悪に対し、断固として戦う。
11感謝と喜び
常に感謝と喜びの気持ちをもってサッカーに関わる。

2018.07.09

長谷川監督、長谷部コーチ

サッカー解説の福田正博が日本サッカーの次期監督について、

「日本人なら長谷川健太、クリンスマン(昔ドイツ監督、前アメリカ監督)なら長谷部をコーチにつける。長谷部はドイツ語ができる。」と言っていた。

 

さすが福田、よくぞ言った!

 

私は1980年代前半、清水東高校が長谷川健太、大榎克己、堀池巧の三羽ガラスを擁して全国制覇した頃からのファンだから長谷川を推すが、長谷部がコーチについてくれるなら言うことは無い。

 

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2018.07.06

シンガポールでのマリンサーベイ

このロートルに「シンガポールでボートのサーベイをやってくれないか」との打診があった。
 
サーベイそのものはシンガポールだろうが東京湾だろうが同じだが、果たして艇に関して十分な情報を得られるかどうか不安はある。
めっきり弱った体力にも不安はある。
 
妻は面白がって、行け行けとけしかける。
 
さてどうしたものか。
 
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初舞台

伊豆急線川奈駅から川奈港に降りて行く道の左側に「日下部窯」という窯元がある。
 
2年ほど前、ここで小さな花器を買った。ご主人のごつくて大きな焼き物ではなく、奥様の小さな優しい作品である。
奥様はご自分の作品が売れたと、とても喜んでおられた。
使い勝手が良くて愛用している。
 
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花はフロックス(花魁草)の紅白とジュズサンゴ
 
実はこの花器はレプリカで、原型は「初舞台」と銘うたれた作品であった。
 
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このままでは売り難いので小さめのレプリカを幾つか作って花器として売っていた。
原型はいかにも初々しい、いい作品だったが、レプリカの方を買ったのだった。
 
この奥様小笠原貞子さまがこのほど大きな賞を獲られた。
嬉しいことだ。
 
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2018.06.17

「芸」という文字

~~~色紙~~~
Nさんというネット上の友達が居る。
本職は知らないが本格的に書を学んだ人らしく、時々いい書を載せる。
そのNさんがネット上で「チャリテイギャラリー」を開いた。書の色紙を売って全額チャリテイに廻すと言う。
早速1枚購入した。3300円であった。
2、30点の出品の殆どが漢字成句の行書、草書である中で、1点だけ字ではなく絵があったのでそれを選んだ。
 
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到着してから、「これは何の絵か?」と訊ねた。
すると「『芸』の甲骨文字である。人が木を抱いている。」の返事であった。
 
~~~甲骨文字~~~
甲骨文字がわが手にあるとは!
急いでこの本を買った。
 
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​~~~字統~~~
何故「人が木を抱けば芸になる」のか判らない。
「字統」を購入した。
 
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白川静博士といえば高名な碩学でありわれ等など遠く仰ぎ見るのみでまるきりご縁の無いお方であったが、「芸」を通してその学縁に触れることになった。
しかし字統は奥が深く、まだ芸に到達していない。
~~~印章~~~
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​それにしてもいい文字ではないか。
人が木を抱いている。意味するところが「芸」。
なんとか我がガーデニングの印章としたい。
 
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180526geinet4 花選びデータベース http://pcc-gardendesign.net/FlowerSearch/
    森下一義

2018.06.02

ギャンブル依存症

IR法でギャンブル依存症対策のためカジノへの入場は週3日までとなっているそうな。​

私は20才代から40才代まで、長年にわたり週3日以上ギャンブルをする麻雀依存症であった。

大学入学早々手ほどきを受け、爾来50才の声を聞くまで毎週3、4回の麻雀を続けた。

もう辞めようと思った頃、どれほどの時間を費やしたかを計算したことがある。2万5千時間と出た。

午後6時から始めて(*私は営業職でデスクに座っての残業はしたことが無い)午後11時まで5時間、これを週3、4回、30年にわたり続けたのである。

相手は得意先・取引先・社内で、半分以上は営業絡みの残業と言えなくもない。

家内には全部残業と言ってあった。

私は酒席が嫌いだったから、麻雀でのお付合いはむしろ望むところだった。

昭和30~50年代には麻雀が好きな得意先が多かった。

某漁連の部長は麻雀というと本当に涎を垂らすのだった。あだ名をバイキンと言った。麻雀菌のバイキンである。

某通運の石油部長には、商談は午前中に来いと言われていた。そして注文を貰って会社に連絡し、正午から雀荘に行くのである。行かないと注文を貰えない。いつも石油会社の営業マンが何人か揃った。

某石炭会社の部長は1年に365回の麻雀をすることを心掛けていた。一流大学を出た一流会社の本社部長である。自宅に麻雀部屋があった。

しかし次第に自分より年長者は減り、得意先というより取引先や社内のメンバーが増えていった。

その頃の月締めの成績は年間で浮きが10ヶ月、沈みが2ヶ月程度だった。浮いて5、6万円(場代、飲食代を引いて)、小遣いにはなったが時給600円であることに気が付いた。

安月給取りがわずかな金を奪り合っても仕方が無いじゃないか。まず社内メンバーとの麻雀を止めた。これが依存症からの脱却の初めであった。

あとはガソリンスタンド屋さんや出光への出入り業者など。50才以降は学生時代の仲間以外と麻雀をすることは無くなった。


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麻雀以外のギャンブル。

パチンコはしない。競輪、競馬もやらない。宝くじは買わない。ゴルフの賭けはチョコレートだけ。花札やトランプはしない。将棋、囲碁は賭けない。


将棋は弱かったが転勤して大抵半年でその事業所で一番になった。

囲碁はこの15年石を握ったことが無かったが、今年になって数番する機会があった。意外に腕は落ちていなかった。2段格といったところである。ただやっていないので手筋が思い浮かばず、一々考えるので時間がかかって嫌われる。

あと勝負事では百人一首が得意である。

 

2018.05.28

津本陽氏と深重の海

先ほどTVニュースで作家の津本陽氏が亡くなったと報じていた。
私は津本氏に書いてもらった色紙を持っている。
 
 
津本陽氏は同人誌に数年かかって書き上げた「深重の海」を1978年に出版し、同年の直木賞を受賞した。処女作での受賞であった。
内容は紀州太地の鯨取りの物語である。
 
私は当時神戸須磨と五カ所湾、三河湾を根城に熊野灘を往来していた。
まだGPSも無い時代で、小さなヨットでの航海は常に身の危険を孕んでいた。
それだけに太地の漁師の物語は心を打った。
10数冊を購入して仲間に配ったのだった。
 
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後年、たまたま銀座のクラブに入ったら津本氏を取り巻く一座があった。
どうやら日本経済新聞に連載していた「下天は夢か」の打ち上げのパーティらしかった。
私はぜひ色紙を書いて欲しいと思ったが、直接行っては失礼なのでクラブのママさんに頼んだ。
すると津本氏が出てきてくれた。
私が「深重の海」に感激して10数冊も配ったことを話すと書いてくれたのがこの色紙である。
 
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6才年上だから88才であったか。
ご冥福を祈る。
 

2018.05.23

定期戦のこと

各種ボールゲームにおいてその競技での優勝を目指す「大会」と、所属するリーグ内で戦う「リーグ戦」があるのが一般であり、その他に「定期戦」がある。
 
「大会」や「リーグ戦」は運営母体があり、各チームはその規定に基づいて参加しゲームを行う。
しかし「定期戦」は対戦するチーム同士の取り決めであり、グランドやレフェリーの手配から全て自分たちで行わなければならない。だから「定期戦」は互いに相手に対する信頼と敬意で成り立ち、その歴史と継続に誇りを持つ。
 
かって私がプレーした出光ラグビー部でもメインの行事は石油会社対抗の「オイルメンリーグ」であった。「大会」としては東京都の「大会」があったが、出光は弱く4部か5部であり、あまり参加しなかった。
そして幾つかの「定期戦」があった。東京海上、東京銀行、日ロ漁業などであった。いずれも先輩たちが築いてくれた大切な対戦相手であった。
思えば弱小であった出光チームとよくぞ「定期戦」を続けてくれたと感謝の思いが先に立つ。
私が主将だった時、初めて東京銀行に勝った感激は忘れられない。
 
当節、某大学の某運動部の某監督は定期戦相手の名前を間違えて呼んでいたという。
本性が知れる。
 
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昨秋の慶応大学JSKSラグビークラブと早稲田大学GWラグビークラブの定期戦における戦い前後の感想の一部をご紹介する。
定期戦にかける当事者の思いを汲み取って頂きたい。
 
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2017年定期戦に向けて
早稲田大学GWラグビークラブ
マネージャー牛*梨*

早大GWラグビークラブ、4年マネージャーの牛*梨*と申します。
常日頃OBの方々と接する機会が多く、その都度各代が紡いできた歴史を感じていました。
昨年の定期戦では公式戦とは違う特別な雰囲気に包まれていたように思います。
世代を超えた多くの方々が試合に足を運んでくださったのを見て、改めて両クラブの歴史の長さを実感しました。
同時に、いつまで経ってもラグビーを通して打ち解けあえることに感動致しました。
-中略-
今回の2017年定期戦は4年生となった私にとっても残り少ない大事な試合の一つです。最上学年になり、同期がチームを引っ張っている姿を見ると毎回胸が熱くなります。
私たちマネージャーも選手が気持ち良くプレーできるよう、日々試行錯誤しながら動いてきました。チーム一丸となって残りの試合を勝ち進み、最高のコンディションで定期戦を迎えたいと思います。
今後とも末永い関係を築いていけるように今年の定期戦を盛り上げていきます。
最後に、OBの皆様の多大なるご支援に感謝を申し上げます。引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

 

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2017年定期戦を終えて
慶應J.S.K.S.クラブ
17年度主将 下**

-前略-
今季は我々が2部であったため、1部のチームとは夏を境に対戦する機会がありませんでした。そのため、1部で優勝争いに最後まで絡んだGWに、今年1年やってきた事がどこまで通用するのだろうかというわくわくした気持ちで、最後の1週間を過ごしました。
ゲームでは、JSが先制したものの、GWのミスの少ないアタックと規律あるディフェンスに屈する形となってしまいました。通用した部分ももちろんありましたが、後輩達には1部のチームと試合をする中で受けるプレッシャーと疲労感を忘れないでほしいです。「1部のチームにどうやって勝つか」という命題と真摯に向き合い、戦う勇姿を、来年以降楽しみにしています。
最後になりますが、定期戦を開催するにあたりご尽力いただいた全ての関係者の皆様に感謝申し上げます。良いグラウンドで、多くの方に応援していただけるという最高の環境の中、主将としてプレーが出来たことは何にも変えがたい私の財産となりました。今後も続くであろうこの定期戦に、微力ながら貢献していければと思います。
 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
東京海上との定期戦を秩父宮で行いトライを挙げたことを生涯の誇りとする  森下一義

2018.05.20

関学アメフト部とヨット部

先信には続きがあった。
 
~~~宮本牧師様、ヨット部OBの山崎と申します。誤解を避けるために、ご説明させてください。
この詩はヨット部の部訓を基に、アメリカンフットボール部が一部書き換えられたもので、ほとんどは部訓と同じです。
1952年ヘルシンキ五輪に出場されたヨット部の海徳敬次郎先輩がドイツ語の詩(カール・ディーム 独のスポーツ行政官、哲学者)を持ち帰られ、日本語に翻訳。海徳先輩のご子息がアメリカンフットボール部にいらっしゃったこともあり、アメリカンフットボール部で一部書き換えられ、大切な試合の前に、朗読されているようです。

ヨット部のOBとして、この詩がアメリカンフットボール部のオリジナルではなく、ヨット部の部訓を基にしたものであることを、一言申し添えさせていただきます。
~~~
 
小生としては話にヨット部が絡んできていよいよ本懐である。
 
(山崎氏に「偶然の利益は騎士的に潔く捨てよ」の出所を問い合わせた)
 
60年来のヨット乗り  森下一義
 

関学アメフト部の祈り

Facebookにこんな記事があったのでご紹介します。

 
 
180520kangakuafootball
 
「偶然の利益は騎士的に潔く捨てよ」
 
聞いたことの無い言葉だ。キリスト教のどの派の言葉だろう?
 
 
出光ラグビー部OB  森下一義

より以前の記事一覧