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2019.06.22

熱海短歌教室

熱海短歌教室というのに入会した。昨日、2回目の出席をした。

約30名の爺婆が市役所の会議室に集まる。うち爺は3名である。
各自1首を提出した詠草がA4紙に印刷されている。
「お願いします」と言って順番に自分の歌を読み上げる。
「先生」が講評する。

「先生」(50年配の男性)は歌集なども出している本物の歌人らしい。
講評は文語口語の混在や動詞形容詞助詞の変化形の誤用を厳しく注意する。
より良い表現の助言がある。
良いとか悪いの印象批評は殆ど無い。

全員の歌が終わったらそれで終わりでお開きである。
会員同士の意見交換、親睦などの時間は無い。
これまで歌会なるものに出たことがないので、これで終わりではなんとなく締まりがない感じである。

今月の私の出詠は、
< やすみしし平成鴛鴦睦まじく涙箱訪ねる巡礼なしし > であった。
涙箱は悲しみの場所の意で使った。赤坂真理の「箱の中の天皇」が意識にあった。
講評では「鴛鴦と睦まじくは語意が重複して勿体ない」と言われたが、といって良い言葉はすぐには思い付かない。

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