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2017.12.30

1日1歌―先に死ぬ

老水夫いまわの際に俄かに作歌せんと志すも師なく友なく学無し。
而して「現代秀歌」(永田和宏)百首の本歌取りを試みる。恙なきや。
 
~~~~~~~~~~~~
本歌:清水房雄
先に死ぬしあわせなどを語りあひ遊びに似つる去年までの日よ
 
黒潮丸:
誰よりも美しかったわが母が相部屋に入る介護の定め
 
 妻の母のことです
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

2017.12.28

短歌と黒潮丸

1日1歌の本歌取りを始めて以来、私が余程の短歌人と誤解されている向きもあるので私と短歌との関わりを述べておこう。
 
私と短歌の接点は次の3点である。
1.百人一首
2.山中智恵子-雨師(うし)として祀り捨てなむみはふりに氷雨は過ぎて昭和終んぬ
3.新聞歌壇
 
1.百人一首
私は弟妹弟の4人兄弟だが育った当時父母を含めて家中で百人一首を楽しんでいた。母の実家でやっていたので父も巻き込まれたのだと思う。
毎年10月末になると正月に備えて練習に励んだものだ。
とにかくカルタ取りが目的だから歌の意味などは全く眼中に無い。例えば<村雨の露もまだひぬ槇の葉に霧立ち上る秋の夕暮>なら<む>を読んだ途端に<きりた>を探すのである。<らさめのつゆもまだひぬ>の部分は忘れてしまう。
上の句からでも下の句からでも自在に言えた。それで相手が探し難いように取札を並べる。
一首の鑑賞など考えたこともないが、それでも小倉百人一首を完全に暗記していることは財産ではあろう
 
2.山中智恵子
<雨師(うし)として祀り捨てなむみはふりに氷雨は過ぎて昭和終んぬ>
昭和天皇の葬儀に詠んだ山中智恵子の昭和への挽歌である。
たまたまこの歌を初めて読んだ時心が震えた。その衝撃はいまだ醒めない。あの服喪一辺倒の世相の中で、これだけ明確に天皇を批判した言論があっただろうか。
天皇を古代王権のよって来たったであろう呪師・雨師の長として<祀り捨てなむ>と詠みきった心情は昭和を生き抜いた世代の激情であろう。
 

もともと王とは雨師(レインメーカー)であった。呪術によって雨をもたらす力を持つ者が、古代では即ち王であった。雨を降らす力がある間彼は王であるが、その力が失せた時王は殺され、新たに呪力を持つ者が王となった。
呪術に基づく古代王権の名残を天皇制は引き摺っている。少なくとも昭和天皇は宗教的な力を強調された時期があった。そうであれば、その天皇の死は雨師として祀り捨ててしまおう。雨師の最後を飾るように氷雨が降り、昭和は終わった。  ―歌人・沢口芙美
 




 

3.新聞歌壇
私は万葉集とか斉藤茂吉などは読んだことが無いが、山中智恵子との遭遇以来現代短歌のアンソロジーは時々繙く。
「現代秀歌百人一首」(馬場あき子・篠弘)、「近代秀歌」「現代秀歌」(永田和宏) これらに出ている歌は上5句でどの歌か大体分かる。
 
新聞歌壇は毎週楽しみにして必ず目を通す。
投稿したことは一度も無い。
 
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今回いまわの際になっての百首本歌取りをやり通して冥土への手土産にしよう。   黒潮丸
 

2017.12.27

1日1歌―さらば象

老水夫いまわの際に俄かに作歌せんと志すも師なく友なく学無し。
而して「現代秀歌」(永田和宏)百首の本歌取りを試みる。恙なきや。
 
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本歌:佐々木幸綱
さらば象さらば抹香鯨たち酔いて歌えど日は高きかも
 
黒潮丸:
イルカをば追込み捕えし富戸漁港刃銜えし漁師ら何処
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
佐々木幸綱 別に
月下独酌一杯一杯復一杯はるけき李白相期さんかな

2017.12.26

1日1歌―マッチ擦る

老水夫いまわの際に俄かに作歌せんと志すも師なく友なく学無し。
而して「現代秀歌」(永田和宏)百首の本歌取りを試みる。恙なきや。
 
~~~~~~
本歌:寺山修司
マッチ擦るつかの間海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや
 
黒潮丸:
尖閣にエトロフ・クナシリ竹島に身捨つるほどの祖国であれや
 
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2017.12.25

1日1歌―夫より

本歌:松平盟子
夫より呼び捨てらるるは嫌いなりまして<おい>とか<おまえ>とかなぞ
 
黒潮丸:
入社時より呼び捨てらるるに刃向いきまして<おまえ>には<その謂れ無し>と
 
  結局愛されなかったね。
 
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呆け3題

~~~呆け除けお守り~~~
先日成田山に行った時、香取神宮でも、地元来宮神社でも、それぞれ呆け除けのお守りを探したのだが、無い。
今時一番の売れ筋だから品切れしているのかと思ったがそうではないらしい。
「うちには無い」とにべもない。
 
社寺にはそれぞれ得意があって、呆けに対応するにはそれだけの実績が必要らしい。
ただ「呆け除け守り」を仕入れたらいいものではないらしい。
 
難しいものだ。
 
 
~~~妻の呆け対策~~~
妻が自分の呆けを心配している。
免許書き換えの時、記憶テストが65点だったと落ち込んだ。
 
それあってかあらずでか毎日Facebook俳句会に投句し、いいねが多ければ大喜びする。
加えて○○○講座に登録して熱心に勉強を続ける。
その真剣さに感心すると同時に哀れでもある。
 
おっと他人事ではない、我が輩も危ない。
 
 
~~~特効薬~~~
 
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さすがロッテガムである。
 

2017.12.24

1日1歌―「寒いね」と

老水夫いまわの際に俄かに作歌せんと志すも師なく友なく学無し。
而して「現代秀歌」(永田和宏)百首の本歌取りを試みる。恙なきや。
 
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本歌:俵万智
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
 
黒潮丸:
たくさんの「いいね」の中にただ1つあなたの「いいね」が輝いている
 
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2017.12.23

1日1歌―たっぷりと

老水夫、いまわの際に俄かに作歌せんと志すも師なく友なく学無し。
而して「現代秀歌」(永田和宏)百首の本歌取りを試みる。恙なきや。
 
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本歌:河野裕子
たっぷりと真水を抱きてしづもれる昏き器を近江と言へり
 
黒潮丸:
富士仰ぎ御前と石廊に抱かれる深き器を駿河湾と言えり
 
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2017.12.22

1日1歌―ひきよせて

老水夫、いまわの際に俄かに作歌せんと志すも師なく友なく学無し。
而して「現代秀歌」(永田和宏)百首の本歌取りを試みる。恙なきや。
 
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本歌:宮柊二
ひきよせて寄り添うごとく刺ししかば声も立てなくくづをれて伏す
 
 中支戦線での戦闘体験
 
黒潮丸:
抗癌剤盲しいて2年愛犬は医師の針にて我が腕に果つ
 
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2005年の写真
 
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2017.12.21

1日1歌―馬を洗わば

老水夫、いまわの際に作歌せんと志すも師なく友なく学無し。
而して「現代秀歌」(永田和宏)百首の本歌取りを試みる。恙なきや。
 
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本歌:
春かすみいよよ濃くなる真昼間のなにも見えねば大和と思え  前川佐美雄 
 


黒潮丸:
春がすみ低く流れる相模灘なにか見えれば大島と思え
 
 

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本歌:
洪水はある日海より至るべし断崖に立つ電話ボックス  内藤明
 


黒潮丸:
洪水はある日海より至るべし断崖を背に富戸の港は
 


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本歌: 
馬を洗はば馬のたましひ冴ゆるまで人恋はば人あやむるこころ  塚本邦雄
 
黒潮丸: 
福島の飢牛が齧りし細柱何を手向けん家族にしあれば
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

2017.12.11

読書メモ

私なりに一応読書メモを作っている。
メモしておかないと読んだかどうかも忘れてしまうので、そのための備忘である。
書名、著者名、日付、その他で、合わせて5,6行のものである。
感想など詳しくは書かない。
 
読書メモにはWorkFlowyというアウトライナーがいいと聞いてこの2年ほど使っていた。
最大の利点はスマホに入っているので、朝ベッドの中で記入できることであった。
私の読書は殆どベッドに寝転がって読む。
一々パソコンに向かって読書記録を書くようでは続かない。
 
しかしWorkFlowyは私が使いこなしていないからだろうが、①検索が不確か、②一覧表に出来ない。
だからEvernoteに移管することにした。2年分で約80件であった。
 
Evernoteの威力については既にご存知だろうが、何と言ってもその検索力である。
タイトルもタグも関係ない、文中の単語に至るまで検索してくれる。
例えば「志賀重昂」と検索すると、3年前にサザンクロスの図書館に寄贈したガーデン関係の「寄贈図書リスト」の中から「志賀重昂」を拾い出す。
だからEvernoteへの記録は分類もタグ付けも一切行わない。ただEvernoteに入れる。(後からタイトルにマリン、ガーデン、読書などの文字を加えておくことはある)
FeSnapというアプリがあって、それで写真を撮ると自動的にEvernoteに送り込んでくれる。新聞記事、書籍を撮れば写っている文字は殆ど読み取れる。
 
以下は6年前にEvernoteを使い始める前に書いておいたことである。
evernoteに首を突っ込んで10日になる。
現時点で感じたことをご報告する。
 
私には世の中の森羅万象や身辺雑事を記録する意図はない。
ライフログと称して生活のすべてを記録しようとする一派が存在するらしい)
私のevernote使用目的は、
・<マリン>に関する必要情報と記録
・<ガーデン>に関する必要情報と記録
・関心のある歴史・経済・文化に関する情報と記録
・私自身のアウトプット(ボートの鑑定報告書、雑誌寄稿記事等)の記録
・プライベートライフの記録
である。
 
これまでもこういう作業はしてきたのであろうが、記録媒体の変化、事故、および私自身の姿勢から、過去から現在に続く記録は無いといっていい。
今回、クラウドに保管するevernoteという道具を使ってみる。
これとてどんな変化を受けるのか、事故が起きるのか、分かったものではないと思っている。
なお記録は私自身のためであり、後生に残すほどのものではない。  2011/2
 


大体
​所期の目的通り使っている。​
​私が毎週海に出て最も活動的であった1990年代に​Evernoteが無かったことが残念だ。
 

2017.12.10

ハガキの余白

∞∞∞2017/12/7∞∞∞∞∞∞∞
今年7月に母が103才の天寿を全うしたので喪中欠礼のハガキを出した。
 
そのハガキを書くのに余白が広くて困った。
年賀状なら絵や写真が入ったりするのだが、喪中のハガキに入れる写真は無い。
ついつい何かコメントを書かなければならない。
 
それで、某氏の昨年の年賀状に印刷されていた絵が素敵だったので、<その絵の写真を送ってくれないか>と書いた。
 
するとなんとなんと、写真ならぬ絵の現物が送られてきた。
参ったね。
 
 
 
ヨット乗りなら一目でお判りだろう。ヨット乗りの聖地である。油壷風景である。
彼のヨットはこの中にある。​
 
Fさんへの感謝は当然だが、これも亡き母の遺徳の一つと思おう。
 

相撲協会と文科省

∞∞∞2017/11/28∞∞∞∞∞∞∞
相撲協会の八角理事長が文科省に出掛け、鈴木スポーツ庁長官に深々と頭を下げた。
あの鈴木長官の偉そう振りはどうだろう?
役人はそんなに偉いのか?
 
我が身に振り返ってみる。
もしJリーグで選手間の喧嘩があったら、サッカー協会の会長が文科省に謝りに行くのか?
もしラグビーの国際試合で、外人レフェリーの不審なジャッジに文科省は口を出すのか?
ヴァンデグローブの白石選手の艇に他国の艇がぶつかってきたら文科省は国として抗議するのか?
某国じゃあるまいし。
 
それにしても鈴木長官は偉そうだった。
国税庁長官や警察庁長官と同列と考えているのではないか?
 
八角は役人の前であまりにだらしなかった。
貴乃花や白鵬ならあそこまでへりくだらなかっただろう。
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
とにかく役人が威張ることには反発する  黒潮丸

天気予報

∞∞∞2017/11/25∞∞∞∞∞∞∞
私はTVの天気予報が病的に嫌いである。見掛けるとすぐにチャネルを変える。
何故<病的>に嫌いなのか?
 
それはTVが回数も時間も<病的>に天気予報を流すからである。
だから<病的>に嫌わざるをえない。
多分最もコストの安い番組なのだろう。
 
~~~~~~
 
このところ何件かお使いものをしなければならない先があって、考えた末に地元の蘭の生産農家から蘭を送ることにした。
そう決めて手配に掛かって、ハタと気付いた。
送り先に北海道が2件ある。気温零下十数度にもなるらしいが大丈夫だろうか?
 
  
 

​気になって生産農家に聞いた。
「配送のトラックは暖房してあるのでいいのですが、集配所が問題です。大雪などで集配所に留め置かれると凍ります。」
「天気予報を見て大雪のないのを見計らって発送しますから安心して下さい。」
「蘭を贈られると北海道の方は殊に喜ばれます。」
 
~~~~~~
 
昔のヨットの上では情報はラジオが定時に流す気象情報しかなかった。
固定局もしくは船舶から報告された気圧と風力だけの情報である。
 
毎晩22時に気象通報の時間があり、次の数字を読み上げる。
「東経**度、北緯**度、風向**度、風力*、気圧***ミリバール 」
このずらずらと読み上げられる数字をひたすら図面に書き込むのである。
固定局の位置はすぐ判るが漁船からの報告などは位置どりをしなくてはならない。
風向や風力などは矢印など記号で書き込む。
 
  
 
これらを暗いヨットの船底で聞き難いラジオを必死で聞き取って「天気図用紙」に書き込む。
荒れている時は地獄の作業だった。
そして気圧から等圧線を書いて、天気を予想する。
だいたい天気図をとるのは奴隷の若手で、予想はスキッパー以下の鳩首協議となる。
私にとっての天気予報はこういう作業であった。
 
~~~~~~
天気予報で花を贈る時代となった  黒潮丸

佐川ソンタク像

∞∞∞2017/11/23∞∞∞∞∞∞∞
 
今年3月に例の籠池某が<カワウソに似ている>と書いたが、佐川宣寿国税局長に呈するには<二宮ソンタク像>が適当であろう。
 
このように脇目もふらずに刻苦精励の末に現在の地位を獲得したのであろう。
 
171123ninomiyasontoku2sagawa
佐川ソンタクの像
 
~~~~~~
 
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  籠池かわうその像
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眼高手低の   黒潮丸

中古本3冊

∞∞∞2017/11/21∞∞∞∞∞∞∞
今月は3冊の中古本を買った。
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「船で暮らす地中海」足立倫行 講談社 2003年刊
定価1600円  中古価格100円+送料257円
 
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著者足立倫行となっているがこれはルポライターで、内容は我らが学友W組稲次哲郎君の物語である。
2000年にグランドバンクス42クラシックを購入し、彼の地に係留し、地中海中を周航し、欧米の大ラリーに参加するなど真のクルージングライフを満喫した男の物語である。
我らのような貧乏クルージングではなく、広く海外のオーナー層と付き合って日本の紳士として尊敬された男の物語である。
16年間楽しんで、つい先年愛艇「ハイドランジャー号」を手放した。
当然のことながらこの書は発売当時に購入したがヨット仲間の誰かが持って行って失くなっていた。
思い付いて古本で買い直したものである。
 
 
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「茶会記の風景」 谷晃 河原書店 1995年刊
定価:4000円  中古価格:3000円
 
私はかって、<茶道に茶会記あり、華道に花会記あり、庭巡りに何故庭会記無きや>として茶会記に関心を持ったことがある。
その当時読んだのがこの「茶会記の風景」だった。
4千円の定価に惧れをなし伊東図書館に行ったが無く、県立中央図書館から借り出してもらって読んだ。
 
著者は1944年生れ。京大史学科を出て現在野村美術館勤務。
1530年頃から幕末までの茶会記を跋渉している。
茶会記はデータだけの記録である。著者はそのデータから当時の社会情勢、主人や客の置かれた立場、道具の由来などを読み解く。
「松屋会記」など有名な茶会記が4つあり、そこに記録されている茶会だけで3000余りあるという。著者はそれ以外の会記もすべてをパソコンに取り込んで分析し、傾向を探る。しかし決してデータ分析論文ではなく、歴史物語に仕上げている。
(300年の茶会記の歴史の中に、歌舞伎役者は1人も登場しない。)
 
素晴らしい書物で、私がこの20年の間に読んだ本のベスト3に入る。
 
思い付いて中古市場にあるならば買っておこうと思い探したら3000円であったので購入した。箱入りの美本で然るべき奥座敷に愛蔵されていた本だろうと推察した。
 
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「画狂基一」 梓澤要 NHK出版 2017/10刊
定価:1836円   中古価格:700円+257円
 
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まだ先月刊行されたばかりの新刊本だが、中古で安く出ていたので何度も読み返す本ではないので中古で買った。
絵師酒井抱一と鈴木基一とのかかわり、また最晩年の「朝顔図屏風」(NYメトロポリタン美術館蔵)を中心に書かれている。
私には基一の朝顔図はいつも花人・川瀬敏郎が沼津大中寺での自身の花会で活けた「野朝顔」とセットで思い出される。
 
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古書流通は有意義な文化活動だが、著者に印税が渡らない憾みがある。
 

包丁を研いだ

∞∞∞2017/10/28∞∞∞∞∞∞∞
抛ってあった洋裁用の裁ち鋏を出したら錆びだらけになっていた。
だけどよく切れる。
思い立って研ぎに出してみる気になった。。
電話帳で探したら菊光刃物店というのがあった。いで湯橋の近くである。
この4本を持ち込んだ。
 
171028hamonotogi1114
 
見せると、鋏はもう駄目だという。錆が芯に入っているのでもう研げないという。
薄刃包丁もなかごが腐っているという。
生かすのなら刃の部分を少し狭めて切り落としてなかごにする方法があるという。
そうしてもらうことにした。
 
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出来上がり。 なんとなく嬉しい。
どうせグラインダーで切って研いで、最後に砥石を当てる程度の荒い仕事だと思うがきれいになった。
3本で5600円+消費税だった。

成田山 御礼参り

∞∞∞2017/11/07∞∞∞∞∞∞∞
成田で年寄りの寄合があって参加した。
場所は成田山総門のすぐ前の若松屋本店という旅館であった。
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私が千葉で勤務したのは成田空港反対闘争が始まる直前であった。
三里塚の空港予定地内に御料牧場があり、その最後の園遊会に招かれた。招んでくれたのは地元のガソリンスタンド屋さんだ。
美しい桜だった。桃源郷というべきだろう。今は夢幻しの思い出である。
~~~お礼参り~~~
遥か昔、娘の3才の七五三に成田山に参った。
その娘の子供が今年いい会社に入社し、いい大学に合格したのだから霊験あらたかだったと言える。
実に49年ぶりのお礼参りである。しっかりとお礼を申し上げた。
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~~~うなぎ~~~
夕食に鰻が出た。
翌日の昼食も鰻屋を予約してあった。
うな重の松で大きな鰻が2枚載り3100円であった。(食べ物の写真を載せる趣味はない。)
一時ほど鰻の逼迫感が無くなったようで良かった。
 
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私は一足遅れて店に着いたのだが、持っていた旅館の傘を見て皆の席に案内してくれた。いい感じだ。
 
~~~羊羹~~~
千葉に居る頃県東部からの手土産といえば米屋の羊羹か瓜の鉄砲漬けで、羊羹は軟らかくて少し馬鹿にしていた。
 
今回駅からの参道を歩いていたら「米屋」の本店があり、奥に羊羹資料館があり、そこで米屋の最高級羊羹は「宵の紫」だと知った。
表の店に行って探したが「宵の紫」は5日前の予約が必要で1箱1万円という。
こりゃ駄目だと諦めかけたら、奥の喫茶部で「宵の紫」セットが780円であるという。
早速コーヒーとのセットで頂いたが、昔のようにふにゃふにゃ柔らかくなく、といって虎屋のように堅くも重くもなく、結構な味であった。
しかし後で「一口羊羹」(162円)を頂いたら、これも昔とは違って美味しくなっているのであった。
 
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~~~香取神宮、伊能忠敬記念館~~~
 
171108narita15katori
 
171108narita18inoutadataka
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
成田まで行って、西安―敦煌の旅の遥けきを想った  黒潮丸​

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