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2017.10.14

神縄断層―伊豆半島の付け根

、妻が「神縄断層見学」のバスツアーに参加した。
「神縄(かんなわ)断層」とは静岡県小山町で見られる伊豆半島が本州にくっ付いている現場である。
私は数年前に行ったことがあり、その感激をあまり語るものだから今回東海バスのこのツアーを見付けて妻だけ参加したのであった。
 
 
これが現場である。
無造作にコンクリの擁壁が迫っているが、この工事をした時には断層と知らなかったらしい。
右側の礫層が伊豆半島側であり、左側の凝灰岩が本土側である。
伊豆半島側が礫層なのは、酒匂川や黄瀬川から流された砂利が伊豆島に堆積して礫層となり、そのまま本土に押し付けられたのだそうだ。
 
これは妻が撮った写真だが、7年前に私が撮った写真と全く同じである。
私より余程生物や地学に関心が強い妻には大感激であったようだ。
 
ところで妻たちのツアーバスはこのあと「景が島渓谷」にまわったらしい。
山の中で大きな柱状節理が見られる景勝地だという。
そしてそこの説明版に西行の歌を見付けた!
 
 
<ひさたへて我が後の世を問へよ松あとしのぶべき人もなき身を> 
西行といえば900年も昔の歌人である。手植えの松もあったという。!
にわかに信じ難く、ちょっと調べてみた。
すると西行の家集「山家集」にある歌であった。 ただし数文字違っている。
 
<ひさに経て我が後の世を問へよ松あとしのぶべき人もなき身ぞ>
 
そして四国善通寺玉泉院にも歌碑と手植えの松があるのであった。
 
 
900年昔に西行は御殿場をまわって奥州に行ったということか。
それにしても1000年を経ても人情は変わらないのう。
 

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