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2017.03.21

石原慎太郎へのオマージュ

∞∞∞2017/3/20∞∞∞∞∞∞∞
~~~慎太郎・裕次郎・岡田真澄~~~
私は大学時代、文芸部の大和田政也君に頼まれて「一橋文芸」発行の資金作りを手伝った。
資金作りとはダンスパーテイの開催である。
会場を借り、バンドを頼んで、女子大生にチケットを売る。そして利益を出す。
どうしてか私にはそのノウハウがあった。
 
休刊中の「一橋文芸」を大和田が頑張って復刊し、その号に掲載した石原慎太郎の「灰色の教室」が「文学界」の新人賞を獲った。
次作の「太陽の季節」が「文学界」に載り、芥川賞をとって大ブームとなるのである。
 
芥川賞受賞の前、「一橋文芸」は「石原慎太郎・文学界新人賞受賞記念」と銘打ってダンスパーテイを開き、もう一稼ぎを企んだ。次号の資金である。
名前を使うからには石原先輩に挨拶しておかねばならぬ。私はサッカー部のつながりもあり、その使者にたった。
「先輩をダシにしてパーテイをやらせてもらいます。」と言ったら、「ダシにするとは何事だ!」と頭から叱られた。そういう人であった。
 
当日の会場は阿佐ヶ谷会館だった。
ご本人は来なかったが、代わりに裕次郎と岡田真澄が来た。慎太郎先輩なりのサポートであり配慮であった。
私も誰も一橋生は裕次郎や岡田真澄のなんたるやを知らなかった。売り出す直前の彼らであった。
ところが2人が現れるや会場は騒然となった。女子大生たちは彼らがなんたるかをすでに知っていたのだ。
確かに2人にはオーラがあった。いや、物凄い熱気だった。
 
60年たった今も忘れない。
 
~~~失字~~~
今日の都議会百条委員会で、石原慎太郎は「脳梗塞を患って文字を失った」と自ら述べた。
 
この記事は文字を失った慎太郎先輩へのオマージュである。
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
パーティプロデューサー  森下一義
 

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