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2017.03.25

良い貿易と悪い貿易

∞∞∞2017/3/24∞∞∞∞∞∞∞
~~~エコノミスト~~~
「自由貿易は・・・」に続いてエコノミスト誌(3/28)の「良い貿易・悪い貿易」特集を読んだ。
前者に比べて古典的、歴史的な視点での論文が多かったが、いずれにしろ「自由貿易万歳」の論調ではない。
その時々の大国の事情に合わせての貿易体制だったとの論文が多い
 
はて、われ等が学生時代から受けてきた教育は何だったのか?
 
われ等が経産省の役人はどう考えているのだろうか?
相変わらずトランプ憎し、TPP恋しなのだろうか?
 
~~~dマガジン~~~
エコノミスト誌をスマホのdマガジンで読んだ。
 
画面が小さくて老眼には厳しく滅多に見ないのだが、今月はこれを読んだので540円の元をとった。
 
~~~辛夷~~~
 
 
庭の辛夷(こぶし)が咲き出した。別名<田打ちざくら>というらしい。
田を打つ時季か。
 

自由貿易は・・・

∞∞∞2017/3/22∞∞∞∞∞∞∞
~~~自由貿易~~~
「自由貿易は私たちを幸せにするのか?」(コモンズ 上村雄彦・首藤信彦・内田聖子 2017/2)を読んだ。
ノンポリで経済音痴の私がこんな本を読んだのは新聞広告を見たからである。
そして読んで、感動している。
 
<日本ではいまだに「自由貿易イコール農業・工業の関税問題」と認識されている。だが問題の本質はルール作りの不正義であり、誰もが当たり前に生きていける地域や国を強者から取り戻すということだ。>
 

 
 
本書では、タフツ大学の試算によればTPPによって2015年からの10年間でアメリカも日本も経済成長率はマイナスになるという。参加国全体で77万人の雇用が失われ、特にアメリカでは45万人の雇用が失われる。労働分配率は減少し、不平等はより拡大する。
アメリカでも日本でもそのように説明されてこなかった。
 
また本書では「自由」と「貿易」の意味が変わってきているという
「自由」は多国籍巨大企業のための「自由」となり、各国の伝統・統制すら障害としてISDS(投資家対国家の紛争解決制度=実態は投資家よりの制度)により後進国、弱小国へ賠償を求める。
「貿易」は本来の生産物の国際移動から多国籍巨大企業の社内取引に変貌している。
 
~~~トランプとTPP~~~
トランプ新米国大統領は何をどう理解したのか知らないが、TPPを破棄した。
 
本書を読んだ私にはトランプが救世主のように思える。よくぞ破棄してくれた。
 
~~~安倍と自由貿易~~~
先般のG20で保護貿易非難を強く打ち出さなかったのはアメリカに配慮したためであるとの新聞論調であった。
果たしてそうであろうか?
世界の各国はアメリカ主導の「自由貿易」に嫌気がさしてきているのではないか?
TTIP(EUとアメリカとの自由貿易交渉)の頓挫もむしろ歓迎されているようだ。
 
そういう中で欧州歴訪に出た安倍は各国で「自由貿易」を呼びかけて得意になっている。
メルケルもオランドも多分「この男は自由貿易を分かっているのか?」と思っているの違いない。
 
メガ経済連携協定はTTPもTTIPも、RCEPもCETAも、すべてこの半年で停滞あるいは頓挫の状態になっている。
それが世界の潮流である。
 
~~~RCEP~~~
RCEPはASEAN10ヶ国と中国、印、韓、豪、NZ、日の合計16ヶ国の大規模な自由貿易協定である。
 
日本国民は賛成するも反対するも、中味を何も知らされていない。
そう、大規模自由貿易協定はすべて秘密裏に進められる。締結後の秘密も求められる。
 
多分日本や韓国、中国の大企業がASEAN諸国を収奪する内容になるであろう。
日本は主導すべきではない。
 
~~~~~~
俄か学士  森下一義
 

2017.03.21

キャリコン3-賞の辞退

~~~賞の辞退者~~~
何かの賞に選ばれながら辞退した人を挙げてみよう。
 
国民栄誉賞
福本豊 1983年 プロ野球選手
 ・盗塁王になって
 ・辞退の弁 「立ちションベンも出来なくなる」
イチロー 2001年 プロ野球選手
 ・大リーグで首位打者になって
 ・辞退の弁 「私はまだ現役の選手。引退してからにしてほしい。」
 
文化勲章
河井寛次郎 1955年 陶芸家
 ・辞退の弁 「名利を求めず」として芸術院会員、人間国宝も受けなかった
熊谷守一 1968年 画家
 ・辞退の弁 「これ以上 人が来ては困る」
大江健三郎 1994年 作家
 ・辞退の弁 「私は戦後民主主義者であり、民主主義に勝手な権威と価値観を認めない」
杉村春子 1995年 俳優
 ・辞退の弁 「勲章を背負って舞台に立ちたくない。まだ芝居を続けたい。」
 
~~~キャリコンへの疑問~~~
キャリアコンサルテイング協会、キャリアコンサルテイング講習会の目的は何だろう?
 
どういう人が受講するのだろう?
 
この協会を作って天下りポストが幾つ出来たのだろう?
 
こんな協会も資格も無いほうがいい。
 
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何か辞退してみたい 森下一義

ヨット免許反対運動

~~~ヨットの免許~~~
昭和40年代後半の頃だったか、ヨットの「操縦免許」の話が飛び出し大騒ぎとなった。
 
それまで自然の風を利用して自由に動くこと、道の無いところやレールの無いところを自由に帆走することこそヨットの本質と考えていたヨット乗りにとってそれは青天の霹靂の大事件だった。
一体何事ぞ?
 
よく聞いてみれば免許は「動力船」に対するもので、セールだけで走る「ヨット」には適用されないものと分かったが、それにしてもショックは大きかった。
当時「ヨット」といえば殆どディンギーを指し、キャビンを持ちエンジンを備えた「クルーザー」は普及し始めた矢先であった。
エンジンも小馬力で、港の出入りだけに使用する「補機」と呼ばれた。ヨット乗りはいかにエンジンを使用しないで航海するかが尊ばれた。
少し時期は遅れるが、東大船舶工学の教授でヨット「どんがめ」号のオーナー渡辺修治氏が日本一周航海で軽油を70リットルしか使用しなかったことが美談として伝えられた時代であった。
 
~~~反対運動~~~
澎湃として小型船舶操縦士免許に対する反対運動が沸き起こった。
 
 ・スポーツに免許とは何ぞや
 ・水泳やスキーや乗馬に免許を要求するのか?
 ・世界中にヨットの操船に免許を課している国は無い!
 ・免許を取得してもヨットは動かせない
 ・試験にヨット操船に関する内容は全く含まれていない
 
特に舵誌で連載が始まったばかりの「きゃびん夜話」(著者田辺英蔵氏、熱海後楽園社長、「蒼龍」号オーナー)が舌鋒鋭く反対運動の先頭に立った。
ビギナーだった我々も大いに悲憤慷慨したのだった。
まだネットの無い時代である。何で反対意見を表明したのだったか。
仲間内で息巻いていただけだったかもしれない。
 
何か当時の資料はないかと探したが40年以上昔の話で見付からない。
「きゃびん夜話」の中にあると思うが、20年以上にわたり連載されたエッセイでKAZI誌の中から探し出す気力がない。
わずかに日本財団の広報誌「マリーン・エンゼル」に次の一節を見付けた。
昭和四十年代に次第に導入されつつあった小型船舶操縦士制度は、初め自己責任に於いて何の支障もなく海を楽しんでいる我々(私自身も含め)にとっては、煩わしく面倒な法律(資格制度)と思い、導入時に於いて強力な反対運動をした記憶がございます。今となって見れば、様々なプレジャーボートの出現は、海難、水難防止上から、この制度は誠に時期を得た相応しい免許制度だと思うようになってまいりました。  愛知県ヨット連盟安全指導員 中野昌男>
 

お上は強い。
はじめ反対仲間だった漁師には自動的に免許が付与されることになり、戦列を離れた。
私自身が資格免許を取得したのは昭和51年3月である。たしか取得期限が昭和52年だった。
 
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免許にはまず反対したい  森下一義
 

石原慎太郎へのオマージュ

∞∞∞2017/3/20∞∞∞∞∞∞∞
~~~慎太郎・裕次郎・岡田真澄~~~
私は大学時代、文芸部の大和田政也君に頼まれて「一橋文芸」発行の資金作りを手伝った。
資金作りとはダンスパーテイの開催である。
会場を借り、バンドを頼んで、女子大生にチケットを売る。そして利益を出す。
どうしてか私にはそのノウハウがあった。
 
休刊中の「一橋文芸」を大和田が頑張って復刊し、その号に掲載した石原慎太郎の「灰色の教室」が「文学界」の新人賞を獲った。
次作の「太陽の季節」が「文学界」に載り、芥川賞をとって大ブームとなるのである。
 
芥川賞受賞の前、「一橋文芸」は「石原慎太郎・文学界新人賞受賞記念」と銘打ってダンスパーテイを開き、もう一稼ぎを企んだ。次号の資金である。
名前を使うからには石原先輩に挨拶しておかねばならぬ。私はサッカー部のつながりもあり、その使者にたった。
「先輩をダシにしてパーテイをやらせてもらいます。」と言ったら、「ダシにするとは何事だ!」と頭から叱られた。そういう人であった。
 
当日の会場は阿佐ヶ谷会館だった。
ご本人は来なかったが、代わりに裕次郎と岡田真澄が来た。慎太郎先輩なりのサポートであり配慮であった。
私も誰も一橋生は裕次郎や岡田真澄のなんたるやを知らなかった。売り出す直前の彼らであった。
ところが2人が現れるや会場は騒然となった。女子大生たちは彼らがなんたるかをすでに知っていたのだ。
確かに2人にはオーラがあった。いや、物凄い熱気だった。
 
60年たった今も忘れない。
 
~~~失字~~~
今日の都議会百条委員会で、石原慎太郎は「脳梗塞を患って文字を失った」と自ら述べた。
 
この記事は文字を失った慎太郎先輩へのオマージュである。
 
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パーティプロデューサー  森下一義
 

2017.03.18

高齢ドライバー用「なるせペダル」

∞∞∞∞2017/3/15∞∞∞∞∞∞
~~~高齢者~~~
高齢ドライバーの運転事故のニュースを聞く度に一々耳に痛い。
他人事ではないのだ。
 
私の場合、運転しないのは週に1、2日である。妻の病院等への送迎が半分を占める。
車が無くては暮らせない。
 
~~~なるせペダル~~~
熊本の町工場が開発した<なるせペダル>なるものを知ったのはもう5、6年も前か。
アクセルを踏み込むのではなく、右側に押す仕組みである。
既存の車に取り付けられ、車検の必要もないという。
 
<これは流行るぞ><カーメーカーが採用するのではないか>と思ったがその様子はない。
世の中は自動運転の方に向かっている。
 
しかし高齢運転批判の眼の厳しさに堪えかねて「なるせペダル」に電話してみた。
なるほど注文殺到しているらしいが相変わらずの町工場で、年寄り婆さんの電話応対で要領が悪い。受注のシステムすら定まっていない。
昨年の10月に注文したら半年待ちであった。
 
~~~装着~~~
やっと部品が到着し、ミノルホンダ(車両購入店)で装着してもらった。
 
私の車は年金生活者に相応しいホンダFIT1500ccである。
 
 
 
 
左方の梯形の板がブレーキである。
中央の縦長のレバーがアクセルで、足の右小指あたりで右に押す。
 
~~~感想~~~
2日ではまだ慣れない。
特にアクセルのふかしようが難しい。
 
年寄りの安全運転に有効かどうか、まだ判らない。
価格は23万円程度である。
 
あまり普及しない理由の1つに、下取り販売が難しくなることがあるのだそうだ。
 
~~~~~~
新し物好きの  森下一義
 

キャリコン-1

∞∞∞2017/3/14∞∞∞∞∞∞∞
~~~キャリアコンサルタント~~~
新聞を見ていてふと「キャリアコンサルタント養成講座」の文字が目に留まった。
「厚生大臣認定」とも書いてある。
キャリアコンサルタントとはなんぞや? 聞いたことも無い。
 
ググると
「キャリアコンサルタントとは、2016年4月より創設された国家資格で、個々人の適性や職業経験に応じて職業設計を行い、これに即した職業選択や能力開発を効果的に行う専門家です。キャリアコンサルタントは、企業の人事・教育関連部門、大学のキャリアセンター、公的就業支援機関、人材紹介・人材派遣会社など、幅広い分野で必要とされています。」  と出てきた。
 
ふーん、こんなものが国家資格か。
 
~~~私の所有資格~~~
私は誰かに認定される資格なるものが大嫌いであった。
誰に認められなくても、私は私であるとずっと思ってきた。
だから資格取得にはいつも背中を向けてきた。
 
私の持っている資格を書き出してみよう。
出光勤務のため
 ・自動車運転免許
 ・危険物取扱 乙種4級
ヨット乗り、マリーナ運営のため
 ・海技免状 1級小型船舶
 ・無線従事者免許2級
 ・古物行商許可 (中古艇取引のため)
ガーデニング
 ・ハンギングバスケットマスター
 ・ガーデンデザイナー(日本ガーデンデザイン協会)
 
見事に必要最小限の資格しか持っていない。
 
この中で「海技免状」については昭和40年代に大反対運動があったのだが、その経緯は別項に書こう。
 
自分から「学びたい、資格を取りたい」と思って取ったのは「ハンギングバスケットマスター」だけである。こればかりは試験を受けるしか学ぶ方法がなかった。
 
~~~私が資格を嫌う理由~~~
私は長らく日本国家の権威に反発する若者であった。
それは敗戦時に北朝鮮に在住し、一切の国家権力の庇護の無いところで生き、日本に帰ってきた体験によるものであろう。
北朝鮮からの脱出は父がチャーターしてくれたエンジンの無い帆走漁船だった。私と弟は家族と分かれて2人で帆船に乗った。
国は何もしてくれなかった。
 
今更頼らないよ、と思って生きてきた。
 
最近は違う。年金をもらっていて勝手は言えない。
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
勉強嫌いの言い訳ばかりの 森下一義
 

城ヶ崎桜ほか

∞∞∞2017/3/12∞∞∞∞∞∞∞
~~~城ヶ崎桜~~~
富戸漁港から富戸コミセン、富戸駅に向かう海沿いに城ヶ崎桜の並木がある。
海岸に転がっている大きな角石は江戸城の築城石である。大き過ぎて運べなかった分であろう。
 
 
土地の人に言わせると交雑の無い純粋な城ヶ崎桜だそうだ。
 
下は富戸幼稚園の敷地内にある桜で城ヶ崎桜の原木と言われる。
2017/3/10 撮影
 
伊豆にはいろいろな桜があるが、城ヶ崎桜はもう40年前には品種登録がされている。
 

~~~韮山のハンギングバスケット~~~
 
韮山反射炉で行われた花フェアで、金賞をとったハンギングバスケットである。
シックな色合いが素敵だ。
作者の望月さとみさんは勿論友達だ。
 
江川くんと森下くん
 
~~~姫踊子草~~~
 
妻はこの写真に次の俳句を付けた。
 
<我愛す姫踊り子の小花咲>  信子
 
<我愛す>とはよくぞ言ったものだ。子規の句に使用例があるそうだ。
 
~~~貝母(ばいも)~~~
 
咲き出した 早春の花だ  スノードロップの次だな
~~~リナリア~~~
 
​この園芸種はもう3ヶ月も咲いている
 

伊東の定置網-ぶりの大漁

∞∞∞2017/3/8∞∞∞∞∞∞∞
~~~川奈の定置網~~~
ここ数日、伊東市の定置網はぶりの大漁に沸いている。
今日の川奈は40Tも揚がったという。1本平均8.5Kという。
 
 
 

~~~姿なり~~~
出光神戸支店在勤当時、香住で揚がった6Kくらいのブリを姿のまま得意先に届けたりしていたが、今から思えば迷惑なことだったと思う。
 
 

確定申告-カードの表裏

∞∞∞2017/3/7∞∞∞∞∞∞∞
~~~確定申告~~~
ようやく確定申告をまとめて送信した。
 
このところずっとeTaxで作成、送信しているが、毎度何かで引っ掛かって苦労する。
今年新たに変わったのは「マイナンバーカード」で、随分心して取り掛かったのだが案の定引っ掛かった。
初日(3/5)環境作りに着手したが、どうしても<カードを認識できません>と出る。何度やっても駄目だ。
途中<ドライバーをダウンロードしろ>とか何とか回り道させられて結局進まない。 この日は諦めた。
 
カードリーダーが古いのではないかと、翌日近くの量販店カインズに行ったが無い。
11時過ぎ遂にサポートに電話した。延々と待たされることを覚悟していたが、なんと6,7回のコールで担当の女性に繋がり、状況を説明したら一発で回答を得た。
要するにカードの挿入が裏向きだったのだ。
 
この挿入が違っていた。顔を裏側にしなければいけなかった。
 
~~~神対応~~~
パソコンでも家電でもサポートに電話してすぐに用が足せることなどついぞないのに、国税庁のこの対応はどうだ!
恐れ入りました。
 
あとは一瀉千里と思ったが、そうはいかない。
そもそもInternetExplorerでなければならない。普段はChromeを使っているのでIEに切り替えた途端に動作が遅くなる。
じれて早打ちするとフリーズする。するとまた一からdataファイルを読み込まなければならない。何度やったことか。
 
3日目、やっと医療費を入力して(これも2回やった)、午後2時過ぎに完成して送信した。
7万5千円返してくれるという。
 
~~~年たけて~~~
つくづく老いぼれたと思う。状況にすぐに対応出来ない。
僅かな還付金欲しさのこんな仕事、あと何回やれるか判らない。
 
<年たけてまた出すべしと思いきや僅かなお恵み確定申告>  黒潮丸
 
<年たけてまた越ゆべしと思いきや命なりけり小夜の中山>  西行
 
~~~~~~
会計士を雇えない  黒潮丸
 

自彊術のこと

∞∞∞2017/3/2∞∞∞∞∞∞∞
~~~自彊術~~~
週に1度、健康体操・自彊術に通っている。
名前からすると何やら道術めいているが、内容は年寄り向きの健康体操である。
でもラジオ体操とは違う、太極拳とは違う、ヨガとは違う味を持っている。
明治30年頃四国に中井房五郎というやんちゃ坊主がいて寺に追いやられた。寺にも納まらず、13歳で山に入って何年も戻って来なかった。
そして戻ると異能を発揮して人々の難病を直した。
その才能を認めた人々が病気予防の健康術・自彊術にまとめて広めた。
明治の末には東京に道場を持ち、折しも軍国主義の台頭期であり、文部省の体育にも取り上げられ昭和初期には隆盛を極めた。
先年妻の従兄弟たち(米大学教授、国連職員)が集まった時、自彊術の話が出ていきなり皆で第1動(肩の上げ下げ、切迫呼吸)を始めたのには笑ってしまった。
そんな経緯もあって戦後は寂れていたようだが、近年復活気運である。
伊東でも4教室(図書館、富戸、池、八幡野、それぞれ20-30名)で活動している。
毎回は1通りの体操が40分、少し休んで型直しとか雑談があって1時間半で終わる。
自分で毎日やりなさいということだが、私は家ではしたことがない。
私と妻は富戸の教室に通っているが、なんといってもその立地が素晴らしい。
目の前が海である。
海を見下ろしながら体操をする。
2016/9/9 正面は相模湾に浮かぶ伊豆大島
 
右手に利島、新島、奥の方には三宅島が見える
 
富戸漁港  いるかの追込み漁の許可を持っている 定置網にはボラが何千本も入る
 
新年会風景
 


​~~~~~~
劣等生  森下一義

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