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2016.12.11

手元供養塔

~~~重岡建治~~~
重岡建治さんは伊東市が生んだ偉大な彫刻家である。
何大学も出ていない、何何賞もとっていない、何何何会に所属してもいない。
だけど伊東市民みんなに愛されている。
 
 
だからといって単なる地方作家ではない。
作品は東京なら聖路加病院にもあるそうだし、汐留のシオサイトのも素敵だ。(この写真は2004/01に私が撮った)
北京のオリンピック記念公園にも、東北の被災地にも・・・・、全国から依頼される。
 
 
今日は市内のあちこちにある重岡作品を巡るツアー(伊東自然歴史案内人会主催)に参加した。
商店の店先に、通りの目印に、市役所に、学校に、これまで知らなかった作品が数多く設置されていた。
 
重岡さんは戦後満州からの引揚げ者で、竹を伐って鳩笛を作って神社の境内で売ったのが彫刻の始まりだという。
そんな重岡さんを伊東高校の同級生をはじめ街の人みんなが応援して育てた。
その証が街じゅうに見られる作品群なのだ。
 
お菓子屋さんの店先の十二支、丑と寅。毎年1つづつ作ったそうだ。
 
集大成が松川の河口にある「なぎさ公園」だ。17体もの作品が並んでいる。
もっと増やして「なぎさ彫刻公園」と名前を変えようとの運動が起きている。
 
 
三浦按針がこの場所で建造した帆船ベンチューラ号
 
10数年前に入手したわが家の宝物
 


​~~~東海館~~~
ツアーはとんでもなく遠くまで歩くので、年寄りの私は中抜けして東海館に寄った。
かっての名旅館「東海館」を市が買い取って交流・観光の拠点にしている。
ここの2階にある重岡さんの作品展示室を見た。
 
 
折しも将棋の女流名人と伊豆名人の対局や、伊東温泉お座敷文化大学の修了式があったりして賑やかだった。
 
後ろの屏風の前に見えるのは芸者の数が少ないのを補うダミー人形である。結構有効である。
 
~~~手元供養塔~~~
わが家は1人娘を嫁に出したので墓守が居ない。
考えてこんなものを作った。名前を「手元供養塔」と名付けた。
中に遺灰を入れる筒がある。娘もこれなら置いてくれるそうだ。
重岡さんに制作を依頼した。
 
 

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