« 祭壇の写真 | Main | 贈るバラの本数の意味 »

2015.02.22

伊東小室山のつばき鑑賞会

昨日から伊東小室山公園つばき園で「つばき鑑賞会」が始まった。
まだ咲き始めの感じであまり華やかではなかった。
20年前に「第4回全国つばきサミット」をここで開催した時に全国から頂いたつばきがもとになっているというが、1.5haに4000本のつばきはなんだかせせこましく、立派な名札が付いているのも《つばきの見本園》の感じを強めている。樹木園なら熱海の梅林や大室山さくらの里の余裕が欲しいのである。
 
150221komuroyamatsubakifes12
 
150221komuroyamatsubakifes01
 
150221komuroyamatsubakifes10
 
150221komuroyamatsubakifes04
園内の「つばきの館」には120種のつばきが一輪挿しに飾られていた
~~~~~~~~~~~~
椿で思い出されるのは安達潮花と瞳子親子の物語である。
勅使河原蒼風より10才年長の安達潮花は「安達式挿花」で一世を風靡し、「草月流」に先駆けて戦後の生け花界をリードした。
長男が陶芸に去ったあと娘瞳子に流派を継がせていたところ、瞳子は突然「私は桜を活けたい」と言って家を出た。昭和43年、潮花80才瞳子31才の時である。
失意の潮花は翌44年に亡くなる。
潮花は椿を愛し世田谷の自宅に1万5千本の椿を集めていた。
その椿はのちに椿を社章とする資生堂が引取ったという。
 
~~~~~~~~~~~~
 
昭和31年 草月流勅使河原霞24才は10才も年上で妻と2児を持つ商社マンの許に奔る
昭和38年 池坊専永と保子(旧華族、のち参院議員)の結婚
昭和43年 安達瞳子家出して「花芸安達流」創流
 
華やかな時代であった。我らの生きた時代である。
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
森下一義 a sailor and a gardener

« 祭壇の写真 | Main | 贈るバラの本数の意味 »

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21255/61177408

Listed below are links to weblogs that reference 伊東小室山のつばき鑑賞会:

« 祭壇の写真 | Main | 贈るバラの本数の意味 »