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2014.12.13

自彊術

5月頃から週に1回、自彊術に通っている。
妻がその1年前から始めたのだが、私にもやれと煩いので従った。
私も妻も正座は辛いので風呂場の腰掛を使っている。それが許される。
 
自彊術という文字からなんとなく道術めくが、現在の有り様は健全な健康体操である。
開祖の中井房五郎氏は明治10年頃四国に生まれ、13才で鳥を追って山に迷い、そのまま4年間を山に暮し超能力を身に付けたと言われる。
不思議な治癒力を発揮するので評判になり、後援者も付いて大正5年に「自彊術」と名付けて巣鴨に道場を開いた。
有力な後援者や学者や文部省の後押しがあって昭和初期には大ブームとなり、日本初の国民体操として全国に支部が置かれるほどとなったが、戦後は忘れられた存在となる。
 
これは自彊術の<第1動>という「下腹をかかえて肩を上げ下げする体操」で、首をすくめてストンと落とすなんとなくユーモラスな動きで、自彊術の象徴のようになっている。
 
実は、先日妻の従兄弟2人が来宅した際たまたま自彊術の話になったところ、2人がいきなり手を組んで首をすくめてストンと始めたので吃驚もし、皆で大笑いをしたのであった。
2人とも70代80代で、米で大学教授や国連職員を務めた国際派なのだが昭和初期のブームの頃に親にやらされたものであろう。
 
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教室は近くのコミセンで、毎回20人ほどの老人が集まる。
男性は3人である。
 
 伊豆大島
 利島、新島、式根島
 
体操をしながら眼の前にこの眺めである。至福である。
 
利島新島のずっと先に三宅島がある。そしてその先に御蔵島がある。見えない。
三宅、御蔵には伊豆からの航路は無い。竹芝からの八丈航路の船が寄るのである。
3人の男性の1人90翁が昔御蔵島の工事現場に1年間住んだと聞いて心底驚いた。人口数十人の島である。
 

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