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2014.01.02

北極海航路-3

~~~北極海航路のメリット~~~~~~~~~
発地および着地によって条件は変わるが、いずれにしろ北大西洋から太平洋に出るベーリング海峡経由の北極海航路のメリットは大きい。特に極東地域へのメリットが大きい。
・距離、時間、燃費   日本の場合距離は3分の2になる。
・スエズ運河、ソマリア海通過の政治的リスクを避けられる。
・ソマリア海、マラッカ海峡の海賊を避けられる。
・北極海の資源(LNG、石油、その他)開発
 
開発による環境変化、グリーンランドの独立?(現在はデンマークの属領)、ロシヤの権益要求(先年ロシヤは氷原下の北極点にチタン製のロシヤ国旗を埋めた、通航にロシヤの砕氷船同行を義務付けている・・・)、ベーリング海峡の水深等、多くの問題もある。
 
~~~日本の立地~~~~~~~~~
極東の立場で北極海航路を見てみよう。
 
埋め込み画像 1
赤丸で港を記している。上海、釜山、苫小牧である。
黄丸で海峡を記している。津軽海峡、宗谷海峡、ベーリング海峡である。
▲はわが生誕地ユジノサハリンスク(樺太-豊原市)である。
 
ご覧のように上海、釜山からベーリング海峡を目指すには必ず津軽海峡か宗谷海峡を通らなければならない。必ずである。
勿論どちらも国際海峡として航行の自由は国際的に保証されているのだが、何となく気分がいいではないか。
それに宗谷海峡には宗谷大橋の建設が長年議論されている。是非実現したい。
 
次に苫小牧である。何故苫小牧であるか。
苫小牧港を北極海とアジアの間のハブ港と位置付ける。釜山の位置を奪う。
 
北極海を航行する船は砕氷船が同行するとしてもそれ自体が耐氷性能を持つアイス・クラス1Aでなければならない。それだけコストが嵩むのである。
そんな船で長く走ることはない。苫小牧で普通の船に積み替えればよい。
苫小牧が北に対するアジアの中心になるのである。横浜や神戸ではない。
 
 
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樺太生まれの 森下一義

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