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2012.12.30

牛三題

~~~1.牛の糞を踏む~~~~~~~~~

<牛の糞を踏む>という成句があったと思い、Wikiなど探すが出てこない。

もともと無いのかな。

牛の糞を踏むと背が伸びない、足が遅くなる、などの言い伝えはある。

牛糞の性質の<表面は固そうでも中は柔らかい>をもじって、表面固そうで裏に回って女たらしを<牛の糞>ということもあるそうだ。

サルカニ合戦で、悪戯者の猿がカニや蜂に追いかけられて飛び出したところで牛の糞にすべり、臼に敷かれる話は有名だ。

どうして<牛の糞>と<踏む>がよく結び付くのか。

牛は歩きながら糞をたれる。量が多いのでワラジより大きな円形(もしくは楕円形)に拡がる。だんだんに表面が乾いてくるが内部はマグマ状態が続く。乾いたと思って上を踏むとツルッと滑って酷い目に遭う。

同じ路上の糞でも馬の糞はテニスボールのようにコロンと丸いので、上にのって滑ることはあまりない。

都会育ちの人、牛馬が路を歩かなくなった昭和30年代以降に子供になった人にはこの感じは判らないだろうな。

 



何故こんな話を書き始めたのか?

実は最近牛の糞を踏んだような馬鹿な目にあったのである。うっかり踏んだらツルッと滑り糞が手に付いてしまった。

しかし踏んだのは私だから牛の糞を責めるわけにはいかない。

 

~~~2.牛糞堆肥と馬糞堆肥~~~~~~~~~

園芸店に行くと牛糞堆肥がたくさん並んでいる。

馬糞堆肥は滅多に見ない。

先日のガーデニング講習会でこんな話を聞いた。

「牛糞堆肥はあまり効かない。牛には胃袋が4つあって、とことん消化してから排泄するので養分が残っていない。馬糞堆肥の方がずっといい。」

以後拳々服膺している。来年のバラはきれいだろう。
 


~~~3.福島の牛~~~~~~~~~

福島の放射能汚染地域で飼われていた牛が放たれた。

飢えて彷徨った。

飼い主の辛さを思うとたまらない。

 


 

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Comments

<犬の糞>はどうなんだ? とのメールを頂いた。

近年、野良犬がいなくなって糞も無くなった。野良犬の生息も許さない世の中だ。

バブル崩壊後の一時期、伊豆で時折野良犬を見掛けた。家を失って飼いきれなくなった飼い主が伊豆に来て捨てていったのであろう。
まことに哀れだった。

 

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