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2012.12.31

今年の3冊

大晦日である。


今年読んだ3冊を挙げておきたい。


1.「東京プリズン」赤坂真理 河出書房新社

  今年のNo.1だと思う。

  感想はここに書いた。


2.「聖灰の暗号 上・下」帚木蓬生 新潮社

  カタリ派について全く知らないではなかったが、本作に出会い、帚木蓬生の創作力に圧倒された。大変な作家だ。


  この本に触発され続けて4冊のカタリ派関連の本を読んだ。私のことだからどれも読み物だが、背景にもの凄い知識が詰まっている。
  異端カタリ派  文庫クセジュ
  路上の人  堀田善衛
  オクシタニア  佐藤賢一
  サマー・アポカリプス  笠井潔


3.「自死の日本史」モーリス・パンゲ 講談社学術文庫

  感想はここに書いた。



2012.12.30

牛三題

~~~1.牛の糞を踏む~~~~~~~~~

<牛の糞を踏む>という成句があったと思い、Wikiなど探すが出てこない。

もともと無いのかな。

牛の糞を踏むと背が伸びない、足が遅くなる、などの言い伝えはある。

牛糞の性質の<表面は固そうでも中は柔らかい>をもじって、表面固そうで裏に回って女たらしを<牛の糞>ということもあるそうだ。

サルカニ合戦で、悪戯者の猿がカニや蜂に追いかけられて飛び出したところで牛の糞にすべり、臼に敷かれる話は有名だ。

どうして<牛の糞>と<踏む>がよく結び付くのか。

牛は歩きながら糞をたれる。量が多いのでワラジより大きな円形(もしくは楕円形)に拡がる。だんだんに表面が乾いてくるが内部はマグマ状態が続く。乾いたと思って上を踏むとツルッと滑って酷い目に遭う。

同じ路上の糞でも馬の糞はテニスボールのようにコロンと丸いので、上にのって滑ることはあまりない。

都会育ちの人、牛馬が路を歩かなくなった昭和30年代以降に子供になった人にはこの感じは判らないだろうな。

 



何故こんな話を書き始めたのか?

実は最近牛の糞を踏んだような馬鹿な目にあったのである。うっかり踏んだらツルッと滑り糞が手に付いてしまった。

しかし踏んだのは私だから牛の糞を責めるわけにはいかない。

 

~~~2.牛糞堆肥と馬糞堆肥~~~~~~~~~

園芸店に行くと牛糞堆肥がたくさん並んでいる。

馬糞堆肥は滅多に見ない。

先日のガーデニング講習会でこんな話を聞いた。

「牛糞堆肥はあまり効かない。牛には胃袋が4つあって、とことん消化してから排泄するので養分が残っていない。馬糞堆肥の方がずっといい。」

以後拳々服膺している。来年のバラはきれいだろう。
 


~~~3.福島の牛~~~~~~~~~

福島の放射能汚染地域で飼われていた牛が放たれた。

飢えて彷徨った。

飼い主の辛さを思うとたまらない。

 


 

2012.12.23

アロエを活ける

昨日の生け花レッスンは花材に困って近所の藪のアロエをドスンと切って持って行きました。


どう立てようかと悩んでいたら、先生がいきなりゴロンと横に倒して下さいました。

成る程。これでいいんだ!

学ぶとはこういうことなんですね。

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ここから採りました

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余ったのを庭のテーブルに飾りました


 

2012.12.21

突然「香り」について

「香りを創る、香りを売る」(塩野秀作 ダイヤモンド社 2012・12 1575円)という本を読んだ。

塩野氏は出光ラグビー部の後輩である。

塩野氏は道修町で江戸時代から続く薬種問屋(現在は塩野香料株式会社)の当主である。

現役の商売人が書いた出来立てホヤホヤの本を読んで学ぶところ多かった。

大別して食品香料をフレーバー系、化粧品香料をフレグランス系というらしい。

江戸の薬種問屋はもっぱら輸入原料に頼っていたが、現在の塩野香料は多角的に工場生産をしている。

上海、台湾でも製造・販売している。

私が最も感心したのは、本書中に年号以外は数字が出て来ないことであった。

普通会社の物語といえば売上高とか従業員数とか数字が並ぶものだが、この書には無い。

大阪商人の見識というか素養が偲ばれる。

そうそう、<調香師が30人ほど・・・>の数字があった。就職希望者の殆どが調香師に憧れているからだろう。


 


「香りを他者に伝える第一の手段はまず言葉です。」 これが塩野秀作の言葉だ。

~~~~~~~~~~~~

10年ほど昔に「香水-ある人殺しの物語」(P・ジュースキント 池内紀訳 文春文庫 2003・6)を読んだことを思い出した。

香りを嗅ぐことの天才の奇妙な物語であった。天下の奇書である。

~~~~~~~~~~~~

塩野さんに啓発されて早速「香り」について次の4冊を注文した。ガーデニングとアロマ・・・と関わりがある。

「香と日本人」(稲坂良弘) 香道の歴史

「伽羅の香」(宮尾登美子) 香道の家元が主人公

「調香師の手帳」(中村祥二) 資生堂の調香師の回顧談

「青森発・香水専門店全国展開」(佐藤泰) 若い起業家の活躍 


 

2012.12.15

電柱に登って待つ!

たまたまFacebookで私のマリンの友人がその友人のメッセージをシェアしてくれました。


そこに書かれたもの凄い情熱にうたれました。

今の小学生、中学生にこれほどの情熱があるだろうか。


~~~Heistさんのメッセージ~~~~~~~~~

私が物心ついたときに初めて買ったBikeの話をします。昭和と言われた時代、まだ高性能な子供向けBikeが存在しなかったころ、そのBikeは彗星のごとく現れました。当時の子供の心をわしづかみにし視線をくぎづけにしました。
この手のBikeのカテゴリーは「ジュニアスポーツ」といわれ、そのナウいネーミングがさらに購買意欲をかきたてた。子供の頃の私に即決して購入する財力も決定権も無く、両親との気が遠くなるような交渉が始まった。
風呂掃除、トイレ掃除、食器洗い、玄関掃除、お使い、父の肩もみ、メロンの散歩(当時飼ってた犬)、おばあちゃんの植木に水やり(後に水のやり過ぎで枯れてしまったが)勉強もがんばった。今までの人生でこれほどまでに全身全霊をかけて努力したことはない。その努力の甲斐あって約1年を経過してようやくジュニアスポーツ車を買ってもらえた。

家に自転車が届く日には、待ちきれなくて電柱に上って待っていた。どこから来てもすぐに発見出来る様に電柱に上ってた訳ですが、いま考えると間抜けですね。
自宅に届けられたMy Bikeが本当にうれしかった。あの感動を超えることは今もないかもしれない。はじめてBikeにまたがったとき、そこから見る風景は世界がまるで違って見えた。手前に大きく絞り込まれ少し前傾姿勢になるハンドルは、目蒲線と競争しても勝てるかもと錯覚させた。大型のヘッドライトは、弟の自転車に着いてるムギ球の様なヘッドライトと違い「ランボルギーニカウンタック」「フェラーリベルリネッタボクサー」「デトマソパンテーラ」(当時難しい車名をスラスラ言えるやつが偉かった)の様なヘッドライトに見えた。きっと後ろにつかれた友達は、振り返ると皆ビビるだろうと勝手に妄想が膨らんだ。
 このカテゴリーの最大の特徴は車体の中央部にあるシフトチェンジ!ギアチェンジ出来るなんて子供にとっては本当に凄いことだった。後に、ギアの段数が多い程、周囲の尊敬を集めることになる。筆箱の開く面が何面かを競ったのと同じです。
ギアチェンジを有効に使うことで、ライバルよりもより早く公園にたどり着ける。そしてガンプラを買いに行くときも、どのライバルよりも早く模型屋に着くのではと思った。もう旧ザクしか買えないという悲劇は回避出来ると思った。
My Bikeは、いつも磨いていたし、カバーをかけて保管してたし、本当に大切にしていた。いま思うとあれが自分のBikeの原点だったんだなーって思います。いまでは、Bikeを売る仕事をしています。きっと、あの時の私と同じ様な気持ちでBikeを買う人がいると思っています。その人たちに心の底から楽しんでもらいたい、そして思い出になるBikeを届けたいといつも思います。あのときの自分の純粋な気持ちを忘れない様にしたい。

~~~~~~~~~~~~


でもな。

私もラグビーのオイルメンリーグの頃や、自分のクルーザーを買った頃、三河みとマリーナを作った頃にはこんな情熱があったのかもしれないな。

 

2012.12.11

トリアージの判定に年令要件を

トリアージ・タッグというものがある。


「トリアージ(Triage)」は災害医療等において、大事故、大規模災害など多数の傷病者が発生した際に救命の順序を決めるための判定を行うことである。(Wikipedia)


判定結果は4色のマーカー付きカード(トリアージ・タッグ)で表示され、一般的に傷病者の右手首に取り付けられる。


日本では、阪神・淡路大震災の教訓から総務省消防庁によって、トリアージ・タッグの書式が規格として統一されている。


黒 (Black Tag) カテゴリー0(死亡群) 死亡、または、生命徴候がなく救命の見込みがないもの。
赤 (Red Tag) カテゴリーI(最優先治療群)生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置をすべきもの。
黄 (Yellow Tag) カテゴリーII(待機的治療群)赤ほどではないが、早期に処置をすべきもの。一般に、今すぐ生命に関わる重篤な状態ではないが、処置が必要であり、場合によって赤に変化する可能性があるもの。
緑 (Green Tag) カテゴリーIII(保留群)今すぐの処置や搬送の必要ないもの。完全に治療が不要なものも含む。
黒タッグは搬送・救命処置が原則行われない。


~~~~~~~~~~~~


今日の雪山遭難のニュースを聞いて考えた。


判定に年令要件を加えるべきではないだろうか。

平均年齢を85才として、70才のグループ4人には15×4=60年の余命がある。

一方25才のグループ2人には60×2=120年の余命がある。


ヘリが1機しかない場合は若い2人組の方に飛ぶべきである。


再考:

40才と25才を考えた場合、40才には未成年の子供がいる可能性が高い。

年令要件は年金支給年齢以上とすべきかな。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

私の提言―高齢化社会対策として  黒潮丸

《出生児に直ちに選挙権を与える》

《未成年者の選挙権行使権を母親に与える》

《鎮痛薬(自殺薬)の規制を緩和する》

 
 

2012.12.09

伊東と府中の図書館

今日は奇跡の日であった。

伊東図書館の新着書棚で、JKローリングの「カジュアル・ベーカンシー」を見付けたのだ。しかも上下揃って。
例の超ベストセラー「ハリーポッター」の作者が初めて大人向けに書いた小説として下馬評が高かった。
私も”どうせ翻訳が出るのは1年も先だろう”から、手に入れたばかりのKindleで英書を買ってみようかと思っていた矢先だった。
その翻訳がもう出て、目の前に並んでいる!

それに加えて今日はフォーサイスの「コブラ」も上下借りられた。これも出たばかりの本だ。信じられませんでしたね。

つい先日、府中に住んでいる友人が近くの図書館で評判になっている図書を借りようとしたら<20冊購入したがあなたは50番目だ>と言われたと聞いたばかりだ。図書館は1人が2週間借りるので順番はなかなか回らない。

伊東の良さの1つにカウントしよう。

追記:
読み始めたけど「カジュベー」はあまり面白くなさそう。

 

2012.12.06

顔のシミ取り

私の下肢静脈瘤について9月15日にご報告したことがあった。

下肢静脈瘤

その結果やっと11月27日に施術を行い、一昨日予後検診に行った。順調である。


ふとクリニックのカウンターにあった1枚のポスターが目に入った。

「顔のシミ取り」である。

ふん、これもレーザーであるか。

聞いてみると<シミ1つ2500円>であると。


実は妻はこれを体験している。

もう10年も前に、実家久留米に帰っていた時知り合いの医者にこの機械が入った。

それで機械の試運転を兼ねて妻のシミを取ってくれたという。

50個も取ったという。


「簡単よ。あなたもやったら。」という。

私は長年陽に曝され、シミ製造機のような生活を送ってきた。シミだらけである。

簡単ならやってみるか、と探したが伊豆にそんな装置は無かった。

10数年が過ぎた。

 


そして今回の遭遇である。

齢喜寿を過ぎてしまった。

さて、どうするか。

 

サーバー移転事件

「黒潮丸の中古艇相談&マリンサーベイ」のサイトで長年お世話になってきたサ-バーがクローズすることになった。1997年からの契約であった。

運営者は個人営業で、それでもいろいろと新しいことにトライして頑張っていたのだが、65才を過ぎてついに力尽きたという。

それで7月頃からサーバー移転を試みてきた。もっと簡単な方法もあるのだろうが、こちらも素人の年寄りの個人営業である。ファイルを一々吟味しながら移して、やっと新しいサイトが出来上がった。

旧サイト http://www.usedboat.or.jp/

新サイト http://usedboat.jp/

しかしそれ以来アクセス数が激減している。 普段あまり気にしないのだが、今日自分のサイト名で検索したら全然出てこない。愕然とした。

以前は何をしなくても常に上位に配置され、幾つものファイルが取り上げられていたのに。

様変わりである。

いくらなんでもこれでは拙い。

どうしようか。

2012.12.05

お蕎麦で懇親会

昨日は伊豆ガーデニングクラブ 山野草部会のお蕎麦を食べながらの懇親会でした。伊○宅。20名。


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庭では竈で茹でる人

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こちらこねる人。

手回しの製麺機を使いました。我々世代には懐かしい代物です。

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よーく見て下さい。おそばの容器もそばじょこも手作りです。

そばは実際に西○さんの畑で収穫した蕎麦を粉に挽いたものです。

カルパッチョ、天麩羅、守口大根、柿ともりだくさんです。

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実はこの他に椎茸の混ぜご飯(コシヒカリが美味しいこと!)、デザートが2種類と出て、

満腹を通り越しました。

 

2012.12.01

IGC寄せ植え講習会

昨日はIGCの寄せ植え講習会でした。15名の参加でした。

講師は昨年に引き続き高橋さゆり先生です。


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行事を企画する時、一番気にかかるのが雨天対策です。雨でも実施できる会場を確保できるかどうかが勝負です。 それと土が落ちても構わない場所でありたい。

寄せ植え講習会は幸い会員の飯○さんの車庫を借りられたので、昨日の時雨も凌ぐことが出来ました。

どうしても暗いので写真も暗くなります。


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何か行事の後で必ずこうしてTEAS(お茶会)を開きます。


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出来上がった私の作品です。 道路から見える方が正面で、これは裏姫。


 

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