蒲郡・竹島で思い出したこと
高校同期生の喜寿の会で蒲郡・竹島に泊まって思い出したこと
1.蒲郡ホテル
私の新婚旅行は「蒲郡ホテル」→「伊良湖ホテル」→「戸田屋」(鳥羽)→「志摩観光ホテル」であった。
志摩観光ホテルから英虞湾を見下ろし、<この海に自分のヨットで乗り入れたい>と強く願って後年実現した。ホテルの船着き桟橋にヨットを係留して夜を過ごしたことも幾度もあった。
また、蒲郡ホテルから見下ろす海にわが理想のマリーナを作った。
竹島から蒲郡ホテルを望む
2.鈴木克昌氏
出光マリンズ・三河御津マリーナの建設にあたって正面の折衝相手は各漁協と県土木部、名古屋港管理組合であった。
この折衝を助けてくれたのが、長木一愛知県漁連会長(御津町)と鈴木克昌県会議員(蒲郡)であった。お二人には本当にお世話になった。
鈴木氏はその後蒲郡市長となり、ニッポンチャレンジの蒲郡基地実現に尽力された。実に爽やかな人物であった。
やがて国政に進出し、現在「国民の生活第一」の国対委員長である。すっかり人相が変わってしまった。小沢や山岡らと付き合っていればやむを得まい。可哀想に。
3.浚渫土の処理
わが国で浚渫工事といえば強力なポンプ船で海底の土砂を巻き上げ、パイプで陸上に送って土地を造成することである。
土砂を巻き上げた後はそのまま放置するので底にヘドロが溜まり、海藻や魚が生息できず水質が悪化する。
三河御津マリーナの浚渫工事は港や航路の水深を確保するために海底を掘る工事であり、土地を造成するのではなく海を作る工事であった。
それであっても浚渫土は発生する。これの処理が問題になった。一般に浚渫工事は土量1㎥あたり数千円である。これをパイプで送って土地造成するならそれまでのことだが、浚渫土を廃棄するとなるとそこにコストが発生する。場合により1㎥あたり1万円にも2万円にもなる。
思わぬ難題に頭を抱えた。そんな費用は考えていなかった。
そこに救いの神! 三河御津マリーナの浚渫土は良質の砂なので、竹島周辺の浚渫工事跡のヘドロ溜まりに被せて水質浄化に役立てるという。
直近の場所でありコストは400円ですんだ。
この周辺にマリーナの砂が入っている
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