« October 2012 | Main | December 2012 »

2012.11.25

蒲郡・竹島で思い出したこと

高校同期生の喜寿の会で蒲郡・竹島に泊まって思い出したこと

1.蒲郡ホテル

  私の新婚旅行は「蒲郡ホテル」→「伊良湖ホテル」→「戸田屋」(鳥羽)→「志摩観光ホテル」であった。

  志摩観光ホテルから英虞湾を見下ろし、<この海に自分のヨットで乗り入れたい>と強く願って後年実現した。ホテルの船着き桟橋にヨットを係留して夜を過ごしたことも幾度もあった。

  また、蒲郡ホテルから見下ろす海にわが理想のマリーナを作った。


121121gamagooritakeshima05
竹島から蒲郡ホテルを望む


 
 

2.鈴木克昌氏

  出光マリンズ・三河御津マリーナの建設にあたって正面の折衝相手は各漁協と県土木部、名古屋港管理組合であった。

  この折衝を助けてくれたのが、長木一愛知県漁連会長(御津町)と鈴木克昌県会議員(蒲郡)であった。お二人には本当にお世話になった。

  鈴木氏はその後蒲郡市長となり、ニッポンチャレンジの蒲郡基地実現に尽力された。実に爽やかな人物であった。

  やがて国政に進出し、現在「国民の生活第一」の国対委員長である。すっかり人相が変わってしまった。小沢や山岡らと付き合っていればやむを得まい。可哀想に。


 
 


3.浚渫土の処理

  わが国で浚渫工事といえば強力なポンプ船で海底の土砂を巻き上げ、パイプで陸上に送って土地を造成することである。

  土砂を巻き上げた後はそのまま放置するので底にヘドロが溜まり、海藻や魚が生息できず水質が悪化する。

  三河御津マリーナの浚渫工事は港や航路の水深を確保するために海底を掘る工事であり、土地を造成するのではなく海を作る工事であった。

  それであっても浚渫土は発生する。これの処理が問題になった。一般に浚渫工事は土量1㎥あたり数千円である。これをパイプで送って土地造成するならそれまでのことだが、浚渫土を廃棄するとなるとそこにコストが発生する。場合により1㎥あたり1万円にも2万円にもなる。

  思わぬ難題に頭を抱えた。そんな費用は考えていなかった。

  そこに救いの神! 三河御津マリーナの浚渫土は良質の砂なので、竹島周辺の浚渫工事跡のヘドロ溜まりに被せて水質浄化に役立てるという。

  直近の場所でありコストは400円ですんだ。


121121gamagooritakeshima03
この周辺にマリーナの砂が入っている

 
 

沼津でハンギングバスケット

沼津で「ジャパンフラワーオープンin静岡」なる催しがあり、ハンギングバスケットや寄せ植えの路上展示がありました。

またそれに合わせてハンギングバスケット・マスターへの講習があったので参加してきました。

123numaduhanging15h


123numaduhanging23h
仲見世通りの路上にこんなハンギングバスケットが100個も展示されています


123numaduhanging26
チンドン屋も出ていました


123numaduhanging44


123numaduhanging37h
店舗の前にも大きな花鉢がありました 今回は県や市からの補助があったそうですが、普段お店がいつもこれだけの花を揃えるのは経済的負担が大きすぎるでしょう

123numaduhanging63h
見事なダリヤ尽くし  ショーウインドーの中に飾っていました


このところ生け花づいていましたが、またハンギングバスケットもやりたくなりました。

 

高校同期生の喜寿の会

わが母校豊橋東高校昭和29年卒業生の喜寿の会がありました。

約70名が参加、女性が6割、会場は蒲郡の「ホテル竹島」でした。


121120toyohashihigashikijuparty011
蒲郡駅前には「ニッポンチャレンジ艇」が展示されていました。思えば日本は92年、95年、2000年と3回アメリカズ・カップに挑戦したのでした。


121121gamagooritakeshima11h
竹島の前  後方がホテル竹島

わが母校は女子の伝統校で、裁縫教室、料理教室、洗濯教室、茶道室などが揃っていましたが、運動部室や男子トイレは不足していました クラスの半分は女子だけのクラスで、ここに写っているのは女子クラスの人たち、誰の名前も知らないので写真の送りようがなく困っています


 

2012.11.22

キンドルが届いた

長年(4,5年か)待ち望んだキンドルがやっと届いた。Amazonの電子書籍リーダーの日本語対応版である。

嬉しくて、すぐに繋ごうとしたのだが、そこには多くの関門が待ち構えていた。

1.登録

  Amazonのアカウントがあれば簡単な筈なのだが、さてどのメールアドレスであったか、パスワードはどれであったか、すべて失念している。いくつもの試行錯誤でやっとクリアした。

2.Wi-Fi接続環境

  キンドルはWi-Fi(無線)か携帯電話(3G)で繋がるようになっているのだが、届いたキンドルはWi-Fi接続だけで3Gが無い。ついそういう注文をしてしまったらしい。

  携帯電話接続なら接続出来ているようなものだが、私にはWi-Fiなるものがよく分からない。

  Wi-Fiのルーターはしばらく前にauから無料サービスのをもらっておいたが、これが生きているかどうか分からない。電気だけは点いている。

3.iPhoneに電話

  iPhoneのサービスに電話して、私のiPhoneがWi-Fiで繋がっているのかどうか聞いた。すると ”そうだ” という。ふむ。

4.Wi-Fi接続

  おもむろにキンドルに戻って次の手順に入った。

  ふむ。キンドルはWi-Fiの電波を拾っている。

  ところがそこで ”パスワードの入力” を求められた。 PW? 無料のルーターの設置でPWを使った覚えはない。無料のルーターには取説も無い。

  当てずっぽうのPWを入れるがどうにもならない。

5.auに電話

  思い余ってauに電話したら、<ルーターの箱をひっくり返せ>という。

  だいたいこういうものは電線の込み入った奥の方に転がっている。大作業だ。引っ張り出してひっくり返したら、成程パスワードが書いてあった。

  auにしては珍しくまともな対応で、礼を言って切った。いつもiPhoneの対応にはすこぶる無愛想なのだ。

6.ライトと天眼鏡

  ところがこのPWの文字の小さいこと! 15個の文字がとても読みとれない。

  ライトと天眼鏡を持ち出してやっと判読しメモした。

7.誤入力

  キンドルに戻って芽出度くパスワードを入力した。 ところがうんともすんとも無い。何回やっても駄目。

  よくよくPWの文字を追ったら1文字、数字の5を6に読み違えていた。なんとも。老眼のなすわざである。

8.接続成功

  こうしてキンドルは繋がった。

  キンドルそのものの操作はまだこれからである。電子書籍を購入し読書に至るにはまだ多くの山坂があるであろう。

 
 

若者よ、新製品の開発に当たってはこういう老人の苦労を心して忖度せよ。


121119kindlepaperwhite


2012.11.18

「百年法」(山田宗樹)を読んだ

「百年法」上下(山田宗樹 角川書店 2012・7)を読んだ。


<人間の生命を100年間で区切る>という、ちょうど私の関心分野のテーマなので大いに期待して読んだ。


~~~~~~~~~~~~

人類は<ヒト不老化技術=HAVI>を手に入れる。その施術を受けた人間は老いることなく永遠の生命を得る。ただし国連は導入国に対し、<受術者は100年で死ななければならない>との国内法を整備することを義務付けた。

日本も当然HAVIを受け入れた。


やがて年月が経ち、100年の期限を迎える人々が出始めた。そして百年法の撤廃或いは凍結を求める声が高くなった。

時の総理大臣は百年法の凍結について国民投票を行うことにした。完全な大衆迎合である。

投票の結果は凍結賛成が多数であった。


これでは国が保たないと憂慮した官僚Yは、傀儡Uを担いでクーデターを起こす。

Uは大統領となり、Yは首相となった。百年法凍結は撤廃され、処理施設<ターミナルセンター>が稼働を始めた。

ただし、有力者や政治家など特に功労あった人間に対し執行を猶予する権限が大統領に与えられていた。

その権限はやがて絶大な威力を発揮する。大統領は独裁者となってゆく。


一方、百年法の適用を逃れて身を隠したアウトローの集団が発生する。

やがて ・・・

~~~~~~~~~~~~


作家というのはたいしたものだ。よくもまあこんな筋書きを考え、しこしこと書いて売れる書物に作り上げるものだ。

感服する。

地球上70億の人間をどうしたらいいのかを考える書物ではないが、真面目な力作である。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

私の提言―高齢化社会対策として

《出生児に直ちに選挙権を与える》

《未成年者の選挙権行使権を母親に与える》

《鎮痛薬(自殺薬)の規制を緩和する》    黒潮丸こと森下一義

 
 

「フレップ・トリップ」(北原白秋)を読んだ

「白秋望景」(川本三郎)でこの書あるを知り、伊東図書館で岩波版「白秋全集」第19巻を借りて読んだ。後で2007年に岩波文庫で復刊されていることを知った。文庫で420ページである。

私は昭和10年に樺太豊原市で生まれた。白秋が訪れて「フレップ・トリップ」を書いたのはその11年前である。
 

当時の樺太がどんな状況だったのか、アイヌや白系ロシヤ人の境遇、官吏の待遇、インテリの意識、自然や旅館、交通事情など、面白く、拾い読みするつもりがすっかり読んでしまった。

白秋の紀行文そのものの魅力が大きい。

 


これがわが誕生の地であったか。

これがわが両親の青春の舞台であったか。



~~~Amazonの書評から引用(古本屋A氏)~~~~~~~~~


大正14年の夏、鉄道省の主宰する樺太観光団に招待された白秋の紀行文。全編、楽しさのあまり異常なハイテンションの世界に、ギョッとなる人も居るかもしれない。北原白秋は、「批評家」の批評が入り込めないほどに完成した純粋に言語と感性の織りなすほんものの「詩歌」を生み出し続けたまさに空前絶後の大天才だが、丁度音楽のモーツアルトの如き天才にある幼児性は、誰しも気付くと思う。本作品でも、まるで赤ん坊のような無垢でわがままで陽気な作者の性格は、全編からにじみ出ていて驚くほど。同行の人々も、なにやら怪しげで、得手勝手、金融恐慌前夜のバブルの大正末期の一断面かもしれないが、そういう史的な背景を忘れて、作品の唐突且つ奇妙なテンションが楽しいのだ。しかし、それにつけても作者白秋の「詩王」の面目は躍如、その巨大且つ豊饒な語彙量、言葉の色調、匂いなどなど、余人の追随は許さない。北方の夏は余すところなく表現され体感できる。詩と文章が交錯し、何処から何処までが文章で詩なのか分からないほどに、詩の言語で溢れている。万葉歌人が歌と話言葉に区別がなかった姿を白秋にみることが出来ると思う。

~~~~~~~~~~~~

運転免許講習の入札

運転免許更新時に講習があり、大阪府では年間110万人が受講する。これまで「大阪府交通安全協会」が行ってきたが、今年一般競争入札にかけたところ、神戸市のコンサルテイング会社が落札したという。(読売オンライン)


 府警や協会によると、府警は同講習が始まった1972年度から昨年度まで随意契約で協会に委託し、直近4年間の委託料は年7億~8億円で推移してきた。しかし、府警も今年度から一般競争入札で委託先を決めるよう改めた。

 今年8月にあった来年度分の入札で、協会が約5億4000万円だったのに対し、神戸の会社が約4億8000万円で競り勝ち、落札した。警察庁によると、同講習は栃木、埼玉両県で自動車教習所などが部分的に受注した例はあるが、全受講者を対象に民間が担うのは異例という。

 これは政権交代の成果なのか? それとも橋下府政の成果か?


 

「白秋望景」を読んだ


「白秋望景」(川本三郎 新書館 2012・2)を読んだ。北原白秋の評伝である。

それなりに北原白秋への関心、知識はあった。柳川での川下りやお花で食事をした思い出もある。
しかし評伝でこういろいろ知らされては興醒めの感じもする。”見ぬもの清し”とも言うではないか。

それとこれだけのものを書くのに9年かけたというのは長過ぎる。読む方も間延びする。

中で2点、面白かった。
1つは白秋が小笠原に行った話である。

大正3年2月、白秋は妻俊子とともに小笠原島に渡った。妻の結核療養と、ゴーギャンの南の島の楽園を夢見たのである。

しかし現実は厳しかった。蚊とゴキブリの大群から逃れる術がなかった。

それと島民の眼である。八丈島を過ぎると「ハイビョウヤミガヒトリソチラニムカッタ」と電報が打たれた。当時結核はそれほど恐れられた。

結局6月には逃げ帰った。

それともう1つは、白秋が大正14年に樺太に行き紀行「フレップ・トリップ」を書いたことを知ったことである。


大正14年といえば私の母節子が北辺の僻村に居た頃である。

是非読んでみよう。

~~~~~~~~~~~~

我は想う現世の救い出茂狗羅恣意の魔法

銀翼の加比丹を赤色の不可思議国

色黒き婆羅門を目見碧き英吉利人を

北夷の匈丹をはた亜仏吉珍駝の酒を


肌黒き亜米利加人は娼婦伴い夢にも語る

禁制の丸忌死頭矛をあるはまた血に染む聖磔(プラカード)

地球を芥子粒の如くすという水素の地雷

波羅葦僧の空にも至る大きなる虜毛布を


屋はまた地中に潜み大理石なる白き古城は

ギャマンの筒に覗かれ夜ともなれば火もて撃たるる

かの美しき越歴機の時は天鵞絨の薫にかすみ

珍らなる宇宙の外の鳥獣映像すと聞けり


あるは聞く化粧(けはい)の料は黒き石より搾り

腐れたる豆の油にて描くてう四角なる娘の像よ

はた羅甸葡萄牙らの横つづり青なる仮名は

美しきさいえ悲しき廃墟の彼方に眠る


いざさらば我等に賜え幻惑の伴天連尊者

百年を刹那に縮め地の磔背にし死すとも

惜しからじ願うは解脱かの美わしき静穏

善主麿今日を祈りに身も霊も薫りこがるる

~~~~~~~~~~~~


ハッハッハ

「邪宗門秘曲」のもじりである。18才の頃の私はこんな悪戯をしていた。

2012.11.08

木の葉のスキャン

久しぶりに木の葉のスキャンをやってみました。

マルバの木です。


伊豆は気温の差があまり無いのできれいな紅葉が出ません。


121108maruba2h


2012.11.07

訃報の写真

昨日の朝日新聞に、銀座「おそめ」のマダム上羽秀さんの訃報が出ていた。享年89才。

そこに顔写真が添えられていたが、50年も前の頃の写真だった。

いい顔の写真を載せるのは普通だろうが、これほど若い写真を載せるのは珍しいのではないだろうか。

だんだん流行りそうだ。

皆さんのご覧になっている新聞はどうでしたか?


 

2012.11.06

生け花の展示会

修善寺の文化会館で市民の文化祭が開かれ、わが森本社中も参加しました。

私は竹の列柱の前に大王松とカッシアを活けるものでしたが、竹の準備、鉢に花材を立てる工夫、花材が揃うかの心配と、文字通り憔悴して今日の活け込みとなりました。

車にギッシリ一杯の荷物でした。妻も乗れません。


121102ikebanashuzenjibunkakaikandem
私の作品です。 
背景の竹は植木屋に伐ってきてもらい、ホームセンターで曲面カンナと大型ドリルを借りて工作しました。
花材は、大王松、カッシア、白のランタナ、白のボタン菊、ガマズミ、ツワブキの葉 です。
大王松以外はわが庭で採取しました。
鉢は飯塚の高鶴元さんの作品です。



121102ikebanashuzenjibunkakaikand_2
先生がガマズミを活けているところ。 山採りの見事なガマズミです。 この辺りではヨウドメというようです。


121102ikebanashuzenjibunkakaikand_3
先生の作品です。


121102ikebanashuzenjibunkakaikand_4
先輩の作品  松とツバキ

121102ikebanashuzenjibunkakaikand_6
先輩の作品  カイズカイブキ マユミの実 サラシナショウマ

 


とにかくわが社中では花材はすべて自分で採ってくる(もしくは植木屋さんに採ってきてもらう)ことになっています。
お店で買ってくる人はいません。

 

« October 2012 | Main | December 2012 »