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2012.10.10

露伴と掃苔

私はなんとなく幸田露伴のファンである。



こんな文章を見付けた。

<ところで西鶴の墓は、明治十年代に西鶴を再発見させた東京人・淡島寒月の買い集めた西鶴本を写しては読んだ幸田露伴が、明治二十二年に大阪まで掃苔に訪れた時、その墓石が無縁塔のなかにあるのを見つけ、志をつけて寺へ移葬を頼んだという。>
(富岡多恵子 「ト書集」-知るも知らぬも大阪の・・・)


 


所感1

この時代、本は自ら写して読んだ。

寒月が発掘した西鶴本も写本、露伴はそれを自分で写して読んだ。


 


2.掃苔

墓参りを掃苔というのか。 いい言葉だ。

 

3.

明治22年とは露伴22歳。「露団々」「風流物」を書いた年で、まだまだ文壇に地歩を築いたとは言えぬ時期である。

それがわざわざ大阪まで西鶴の墓を訪ね、見兼ねて移葬を頼んだというのか!


 


4.

修善寺-新井旅館で写した露伴の手稿を思い出した。
120720shuzenjiarairykankodarohanroh

 

5.

たまたま 「私の掃苔録」なるサイトを見付けた。

自分で写した有名人の墓所の写真を載せている。露伴・文の墓所もある。



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