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2012.08.07

ある自宅葬

ある葬儀に参列した。


故人は89才の男性。10年前に妻を亡くし、1人で暮らしていた。

3階建ての1階部分が車庫・事務所で、息子が毎日仕事に通っていた。故人は2-3階に住んでいた。

4日(土曜日)の朝、心筋梗塞で亡くなった。

普段デイケアに通うなど、寝付いている状態ではなかったという。気が付いたら死んでいたということ。


なんたる子供孝行。

こういう死に方は私の理想である。人間、かくありたい。


連絡があり6日(月曜日)13:30の密葬に出掛けた。

それにしても土曜日に亡くなって、日曜を挟んで月曜の昼に死亡診断書が出て、午後に出棺とはなんたる手回しの良さだろう。

普通自宅で亡くなった場合、医師法で死の前の24時間内に診察した医師でないと死亡診断書は書けないことになっている。

そんなケースは稀だから一般に警察による死体検案書が必要になる。

(実は<かかりつけの医師が普段診ている病因による死亡なら24時間内の診察がなくても死亡診断書を書ける>、との局長通達があるそうだが、法令集にも載っていないなどあまり知られていない。)

葬儀屋がよほど顔が利くのか、よほど懇意なかかりつけの医者がいたのだろう。

納棺などは勿論葬儀屋が執り行った。

そしてお坊さんが1人来てマスター・オブ・セレモニーとしてお経をあげたり、それなりの儀式を司どって出棺となった。

仏間・仏壇があり、同門の信者さんが何人か来てお経を上げていたから普段から付き合いはあったのだろう。

それにしても見事な自宅葬であった。

私も是非見習いたいが、幾つかの関門がある。


 

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