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2012.05.31

身辺整理-雑誌

そろそろ身辺整理を始めなければいけないと思いながら、さて、大変だ。

その1つにヨット雑誌の整理がある。

私は1971年以来のKAZI誌を保存している。40年分、約500冊である。

重くて嵩張る。1年分を両手で抱えられない。

屋根裏の倉庫に置いているが、きちんとした棚は無い。立てて置けば腰折れになるし、平置きは1年分づつにしないと下の方が取り出せない。

もうスペースが限界になってきて、ここ5,6年分は上げられずにデスクまわりに積んだままだ。


実は私は「過去記事コピーサービス」というのをやっている。

私のHPに過去記事のタイトルを表示して、注文があると有料でコピーをとって送るサービスだ。

過去記事コピーサービス

著作権問題は、始めた当初雑誌各社に有料でのコピー許可を求めた。「1ページ1回5円払います。」と申し出た。

KAZI社からは「無料でOK」の返事があったが他社はノーコメントだった。

まあ、月に2-3回の注文だから払ってもコーヒー1杯分にもならない。


ヨット&ボートの中古艇は進水後20年、30年も流通する。

古い艇にはカタログなど付いていない。古い艇を買った人にはその艇に関する情報が無い。

そこで発売当時のヨット雑誌の紹介記事が唯一の頼りとなる。


私が雑誌を処分したらどうなるだろう?

唯一の情報源を打ち切っていいのか?

悩むのである。


なおKAZI誌そのもは国会図書館、千駄ヶ谷のスポーツ図書館にはあることを確認している。


 

2012.05.27

庭巡りバスにガイドとして添乗しました

昨日はIGCの庭巡りバスにツアーガイドとして1日添乗しました。

伊東駅発着、朝10:15から午後15:45まで5時間半で6庭を巡りました。


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伊東駅前の東海バスプールに2台のバスが待機しています。本日は1台が満車に

なり、もう1台増発となりました。勿論違うコースを走ります。


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受付風景。私の車は伊東市内、市外の方半々でした。最近はリピーターが増えています。


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左端が庭主の上村賀子さん。20年以上も前から海外の庭巡りをしていて(年間10回?)、

世界中行ったことのない庭園は無いくらい。


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左手帽子の人が庭主の山木よう子さん。みかん畑600坪を10年目標で自分1人で

庭作りを始めましたが、10年経って岡のチューダーさんは?


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前田さんのお宅。広いお座敷とリビングの二手に分かれてTEASを頂き、持参の

ランチを開きました。

TEASとは予約してお茶とケーキを出して頂くIGCのシステムですが、雨天でも対応

出来るお宅はそうそうありません。


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ハーブの小松美枝子先生のレクチャーです。さすが先生で最初の第一声からみんなの

注意を惹き付けます。


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志村和義さんの手作りの日本庭園です。左手に腰掛待合があるのですが、それも

この敷地内にあった木を伐って手作りされました。杉皮葺きのその杉皮も屋敷内の

杉から矧いだもの。


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伊藤すみさんは86才。IGC最高齢です。

というわけで1日を終わりました。

 

2012.05.25

2つの終末期医療TV番組

このところ続けて2つの終末期医療に関するTV番組を観た。

1つはNHKの30分番組で、1つは米国のWBGHとやらが制作した1時間番組である。

どちらも終末期医療の問題を扱っていて興味深かった。

それぞれにテーマは若干異なるのはやむを得ない。


~~~テーマ~~~~~~~~~

NHKのは主として高齢の認知症患者に対する胃ろうをいつまで継続するかがテーマであった。


WBGHのは主として骨髄移植した患者に対して人工呼吸器をいつまで着けるか(いつ治療をやめるか)がテーマであった。


~~~患者~~~~~~~~~

NHKの患者は高齢・認知症であり殆どはっきりとした意志表示がない。

胃ろうを装着して何年も経っている。中には10年以上も。


WBGHでは骨髄移植患者であるから殆どガンを患っている。年齢は壮年から老年前半が多い。

骨髄移植手術は自分の意志で決断したであろうから、延命治療実施への本人の意思確認もしっかりと行われる。

多くの患者が”戦いたい”と望んだ。

しかし留院した者も退院した者も殆どが数週間内に死亡する。


~~~家族~~~~~~~~~

家族の反応・対応は日米に殆ど違いはないように思われた。


~~~医師~~~~~~~~~

米国の医師は本人への意思確認が徹底していた。


米国では最終決定は医師のチームで行っていた。特に何とか委員会ではなく、ナースステーションの一角に数人が寄って話し合う感じである。


延命措置に伴う苦痛を家族に説明する医師は日米同じである。延命措置に伴う医療機関の経済メリットを考えているのではないかと思われる医師の存在も日米同じである。


~~~感想~~~~~~~~~

高齢・認知症で胃ろうを装着された人間の意思確認は無いのであった。


米国人の”戦いたい”意志の強さに感銘を受けた。


米国の患者は低所得層でなくとも一般庶民階層のように見受けたが、医療費負担が殆ど表面に出ず保険制度が機能している感じで、意外であった。


米国の取材場所は高度整備の大学病院らしかったが、ベッドそのものが高機能で日本を遥かに上回っていた。日本なら大臣クラスのベッドだ。

2012.05.23

15年目のカトレア

写真のカトレアは頂いてから15年目の鉢です。


リタイアして伊豆でマリンサーベイ事務所を開いた時に、大学同期の有志からお祝いとして贈られました。

山本、土井、安間、岩坂、上原、三島たちだったと思います。


今年は厳しい気候に随分痛めつけられたのに、1本の花茎に5つも花を付けました。

健気ですね。


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2012.05.20

バガテル公園でシャンソンを聞いた

河津バガテル公園でシャンソンを聞きました。


芝生の広場で、歌手のスブリームさんが手回しのオルゴールを回しながら唄います。

大声で。とても陽気に。

エデイット・ピアフ、シャルル・トレネ、イヴ・モンタン、ミスタンゲットなどの有名な歌ばかりを唄ってくれます。

これがシャンソンの楽しさなんだなと久しぶりに思いました。


遥かな昔、丸山明宏の出ていた銀巴里に通った頃を思い出しました。(今の美輪明宏です)


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満開で結構な人出でした


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こんな感じです


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歌手のスブリームさんです 手回しのオルゴールを自分で回しています

紙に穴を空けた楽譜が手繰られていきます 右下後ろに見えている箱みたいなのが1曲分の楽譜です


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後ろがゴールデン・ウイングです 一重のこのバラが好きでうちにもあるのですが、たまたま今朝初花が開きました


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ホッホ この赤いツルバラはドルトムントでした 言わずと知れた香川の所属チームの名前です


 

2012.05.14

勿体ない?


勿体ない?-1
先日中学生の孫が遊びに来て、私のiPhoneをいじっていた。
そして帰る時、「いろんなアプリが入っているのに使わないのは勿体ないよ。」と言い置いた。

勿体ない?-2
いつだったか「私は酒に弱いのでワインなど飲むことはない」と書いたら、「ワインを味わわないなんて人生の楽しみの半分を知らないことになる。勿体ない。」とコメントされた。

勿体ない?-3
尊厳死を法制化しようとの動きがあり、それに関してある現役の医師が「医師からみてまだ助かる可能性があるのに、患者が自ら延命措置を断るのは勿体ない。」と書いていた。


これらが<勿体ない>ことなのか?
現代人は<足るを知る>ことを忘れてしまっている。


 


2012.05.12


3日前に庭巡りのお客様が、<近くの藪にジャケツイバラが咲いている>と教えて下さいました。

見に行くと見事な花が真っ盛りでした。

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漢字では<蛇結茨>と書くそうです。
もの凄い棘で、絡まると蛇でも抜けられないのでこの名が付いたとか。

我が家から60Mくらいのところ。こんな花があるとはまったく知りませんでした。

 

2012.05.09

南大室窯ギャラリー「陶・華展」-4最終


2日間の華展がやっと終わりました。

昨日は疲れて、初日の感想をご報告する元気もなくすぐに寝てしまいました。
デパートの売り子みたいにただ立っていて、お客を見てニコニコするだけですから草臥れます。
椅子もあるし控室もありますが、引っ込んでいては申し訳ない気がして・・・

それにしても盛況でした。
初日は森本先生のお茶のお仲間のお師匠さんが野点のサービスをして下さったのですが100人を超えたとか。
2日目は先生のご主人(81才、元外交官)が三島でコーラスをやっていて、そのお仲間が15名ほど来て歌って下さいました。またご主人も伊、独、露と各国語でアリヤ?を歌われました。

森本先生と南大室窯とのコラボは初めてだそうです。
花器はギャラリーのものを使う、場所代は無し、という条件だったそうですが、先生が気張ってたくさん買われたし、お客さんにもそこそこ売れて南大室窯としても成功だったようです。
花がこれだけ人を集めるのかと感心していました。

私としては生まれて初めての生け花発表会でしたが、こうして経験を積んでいくのだなとの実感を持ちました。
伊豆ガーデニングクラブ の仲間が大勢来て下さり、励まされました。有難うございました。

2日間では淋しいね、の声もありましたがこの季節の気温になると花が保ちませんし、みんな自然の花を採取してきていますからちょっと買ってきて補充するわけにはいかないのです。


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玄関入ってすぐ左手の大作。室町時代の甕だそうです。

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お茶のサービス

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作品-クレマチスとエンドウマメ  敷いたお皿がよく売れたようです

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この一角が私の作品です  配置してあった土管にペットボトルを入れてコデマリ、オオデマリ、ウツギ、ハクロニシキを投げ入れました 石臼があったのでオオデマリと真っ赤なシャクヤクを一輪

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私の作品(ウラシマソウとシラン)を挟んで、森本先生と私

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森本先生のご主人の独唱

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ギャラリー玄関でお開きの記念写真

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伊豆高原・森下一義

2012.05.06

南大室窯ギャラリー「陶・華展」-3

皆々さま

いよいよ明日からの展示に備え、今日は活け込みでした。
といっても活けたのは3分の2で、後は明朝です。
集まったのは先生を含めて7人でした。

私の場合、殆どの花材を今朝採集しました。
ウラシマソウ 2本  かねて目を付けておいた藪の中です
ムラサキツユクサ 7本  近所の道すがら
シラン 5本  知り合いの庭端
コデマリ 15本  知り合いの庭 これでも足りなかった
おおでまり 3本  同上
ヒメウツギ 5本  同上
カシワバアジサイの芽枝 3本  わが庭
シャクヤク 5本  花屋で購入

持参するつもりだったわが庭のモッコウバラ、3尺アヤメ、シランなどは盛りを過ぎて駄目でした。


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フジの花  先生の作品


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クレマチス  この花器を先生が南大室窯から購入されたのですが10数万円だったそうです。


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こんな小品もたくさんあります


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ギャラリー全景というか半景というか


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私の作品です  ウラシマソウが2輪、長い釣り糸を垂れて 後景はシラン 足許はカシワバアジサイの葉っぱ


明日からの展示、お近くの方はぜひご来観下さい。入館無料です。
よろしくお願い致します。

「南大室窯ギャラリー」 伊東市伊豆高原南大室台4-5
0557-54-4620

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伊豆高原・森下一義

 

2012.05.05

南大室窯ギャラリー「陶・華展」-2

皆々 さま

先にご案内した森本香恵子先生の南大室窯ギャラリー「陶・華展」がいよいよ5月7日8日に迫りました。
それで今日は現場工事でした。


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ギャラリーの裏手にこんな空地があります。どうやら先生はここに竹の華を咲かせたいらしい。


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勤労奉仕を覚悟して行きましたが、ちゃんと職人を呼んであるのでした。鉄杭を打ち込んで、孟宗竹を差し込みます。


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先生はこうして指図なさいます。手に持っているのはノコギリです。


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遠くからの指図だけでなく、こうして現場にも降り立ちます。79才!


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ギャラリーから眺める


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土管みたいなのを埋けた場所があったので、私はここにコデマリを生けることにしました。

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伊豆高原・森下一義

2012.05.02

延命治療と自己決定権

人事不省あるいは自分の意思を表明出来ないない状態で病院に担ぎ込まれ延命措置が始められた後に患者の意志が明らかになった場合、医師はどのように対処すべきか、延命措置は中止され得るのか、という問題です。

認知症の専門医笠間睦氏は、彼のブログ「Aspil・ひょっとして認知症?」に次のように書いています。今年2月の記事です。
ここ

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自己決定権の尊重という、医療倫理上もっとも重要な原則に照らす限り、患者本人の意思が明瞭に示されている場合に延命治療の中止を認めるかどうかが議論の対象となることはありえない。議論の対象になるとすれば、それは、昏睡患者などで、患者本人に意思を表明することができない場合だが、その場合でも、米国の判例は『昏睡患者などで本人に意思を表明することができない状況においても、その自己決定権の行使を保証する』という立場をとり、近しい家族による本人の意思の推定を、きわめて合理的な手段として受け入れているのである。

 米国の医療史において、カレン・クィンランやナンシー・クルーザンの事例は、『患者の自己決定権は延命治療の場においても尊重されなければならない』という原則を、法的に確立する貴重な事例となった。

 医療倫理的には、治療を始めないという決定と、一度開始された治療を途中で中止するという決定とは、患者の自己決定権という原則に照らせば等価の決定である。言い換えると、『治療を継続しなければ死んでしまう』という状況において、『治療を中止する』という患者の決定を受け入れることができないという態度は、『患者の自己決定権は一切認めない』と言っているのと何ら変わりはないのである。

 もし、日本で、『一度つけた人工呼吸器は絶対に外さない』と決めている学会や病院があったとしたら、その学会や病院は『私たちは患者の自己決定権は一切認めません』と宣言しているのと変わらないのだということは、明瞭に認識されなければならない。

 現在の米国医療において、延命治療の中止はルーティンの医療行為であり、昨今の日本のように、『安楽死』や『殺人』と混同されることはありえない。カレン・クィンランの呼吸器取り外しを巡って両親が法的手段に訴えたのは1975年のことだったが、当時、米国でも、延命治療の中止が安楽死と混同されたり、中止に関わった医療者が殺人罪に問われる可能性が論じられたりしたことを考えると、延命治療の中止を巡る現在の日本の状況は、30年以上前の米国の状況に酷似しているといってよいだろう(言い換えると、いまの日本は、米国と比べると30年以上遅れた議論をしていることになる)。
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以上の文章は、李 啓充(り・けいじゅう)医師の書かれた著書から引用し一部改変したものです(李 啓充:続・アメリカ医療の光と影─バースコントロール・終末期医療の倫理と患者の権利 医学書院, 東京, 2009, pp46-48)。

李 啓充医師は、1980年に京都大学医学部を卒業し、天理よろづ相談所病院内科系ジュニアレジデント、京都大学大学院医学研究科を経て、1990年よりマサチューセッツ総合病院(ハーバード大学医学部)で骨代謝研究に従事し、ハーバード大学医学部助教授を経て、2002年より文筆業に専念されております。鋭い医事評論で知られる高名な先生であり、米国ボストン在住です。
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75才以上の人間にとって病院は避けるにこしたことはないようですね。

 

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