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2011.12.11

伊豆半島の衝突現場

<伊豆半島は南の海からやって来て本州にぶつかった。>
聞いたことあるような、無いような。本当かな?どうなのかな?
大方の感想はこんなところであろう。
エッヘン。私はその衝突現場を見てきたのであります。

現場の名前は「神縄断層(かんなわだんそう)」。静岡県駿東郡小山町。
東名御殿場ICから約25分、小山町役場を過ぎて5分くらいのところで左に山に入る。
ここからバスは入れないのであらかじめタクシーを5台待機させてあった。
1台に5人乗って25人、1行50人のためタクシーは2度往復した。
整備された林道である。約15分タクシーで走り、あと5分歩いて現場に到着する。
林道のための右側のコンクリの擁壁、それの途切れた所が本州側の凝灰岩と、伊豆側の礫層の衝突部であった。力と力がぶつかり合い、垂直に立っている。

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この林道を築いた頃はまだ断層のことを知らず、ここから先は凝灰岩と安心して
擁壁をここで止めたらしい。

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人の頭の上の線が、本州と伊豆の分かれ目

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一応銘板は立っているが、地元ではまったく知られていないようだ。
タクシーの運転手は来たことがないと言っていたし、バスからタクシーに乗り換えた場所に何の表示もない。小山町のHPの観光地リストにも記載がない。

本州の人間には伊豆の人間ほどの感慨はないのかな。

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このような林道を歩く。この林道の予算は? とつい思ってしまう。

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渓流ではタクシーを降りて渡った。西部劇でのワゴンの渡河を連想した。


ついで山北の採石場を見学した。
こんな山中にありながら上から下まで全部岩ではなく礫である。
私はここで炭化石を拾ってきた。70万年前のものである。

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右のグレイの礫が左の岩の層を押している


このツアーは「NPOまちこん伊東」の企画するまちづくり講座「伊豆を学ぶ ジオツアーの試み」の一環である。
静岡県は伊豆のジオパーク指定を目指している。
ああ、冥土への土産話が出来た気分だ。

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小山町で見る富士山

 

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