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2011.05.26

手元供養塔


伊東市に重岡建治さんという彫刻家がいる。
私が直接存じ上げている芸術家の中では最高の人だと思っている。
作品は東京にも何体も飾られているし、気仙沼市に3体もあって、津波で倒れたのを近く修復に出掛けるそうだ。
伊東市内では市役所、図書館、渚公園ほかで、素晴らしい大作が楽しめる。木彫とブロンズがある。
私はブロンズの小さなレリーフを1つ入手して大事にしている。
伊豆高原アートフェステイバルに参加されるので毎年お邪魔してお話しする。気さくな人だ。

今年も妻が行こうというので出掛けたが、例年になく重岡さんと話し込んでいる。
アトリエは楠木の香りでむせ返るようだ。
私は知らなかったが、重岡さんの作品を遺骨入れにした記事が新聞に出ていたらしい。そのことを話題にしている。
お寺と喧嘩したとか、坊さんの留守に墓からお骨を取り戻してきた人に遺骨入れを作ったとか、重岡さんの話は面白い。

どうやら妻はそれを作ってもらいたいらしい。
うちは1人娘で、嫁に出しているから墓守がいない。妻はずっとそれが気になっているのだ。
私は父が死んだ時に私の名前で森下家の墓を建立していて、兄弟の誰かの末裔が守ってくれるだろうと気楽に考えているが、妻はそうではないらしい。
小さな遺骨入れなら、娘が祀ってくれるだろうと願うのか。

結局高さ20cmくらいの作品をお願いした。 
添付写真に似たデザインにした。下に遺骨入れも作ってくれるそうだ。
帰りに楠木の木っ端を頂いた。

<遺骨入れ>というのもどうも冴えないなあと考えて、<手元供養塔>という言葉に行き着いた。

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