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2011.04.30

庭のフィールドノート3-目的と対象

庭のフィールドノートの書式を一応固めました。
これに記入した記録を広くネット上で集めて公開するサイトを作りたい、と書きました。

しかし、実は最も大事なことが決まっていません。
そのサイトの目的は何なのか?

1.多くの庭のフィールドノートを集めて、庭巡りの人のために便宜を図る。
2.フィールドノートに記録されることを通じて、庭作りのレベル向上を図る。
3.報告されたフィールドノート対するコメント(いいね、チェックイン・・・)を通じて、報告者(=庭のキュレーター)のレベル向上を図る。
4.個々の庭に対するコメント(いいね、チェックイン・・・)を集めることにも意義があるだろう。

このどれもが目的のようでありますが、数が多くて虻蜂取らずにもなり兼ねません。
実行を進めていくにはもっと絞り込まないといけないでしょう。

もう1つ問題があります。対象の庭をどうするか、です。
私の発想が最初個人のオープンガーデン庭の紹介から始まっているので、フィールドノートの書式も個人庭を想定しています。
しかし庭は個人庭だけではありません。バラ園など営業庭もあるし、日本庭園もあります。庭のキュレーターたるもの、そういう庭の記録もしたいでしょう。
フィールドノートの書式の検討も必要だし、掲載サイトのカテゴリー分け、検索機能の充実も必要になります。

さて、どんなサイト作りになるか?

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あれこれ考えているばかりなので、4年たってもまだうろちょろしているのですね。

 

2011.04.28

今日は庭のTV取材がありました。
ローカル局ではありますが、何度も放映してくれるので、意外なところで「見たよ」と言われます。

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今日の庭巡りバスは人数揃わずでキャンセルになりました。何しろJR伊東線、伊豆急線が間引き運転ですから他所からの人の足が止まっています。
他にFDガーデンの手入れ、粗大ゴミの引取り、雨漏りのチェックなどありまして、忙しい日でした。

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わが庭のクレマチスの最初の一輪です

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モッコウバラ

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鉢植えの姫リンゴが花盛り

 

2011.04.26

庭のフィールドノート-2

「フィールドノート」とは現場での観察記録を書くノートで、野鳥観察、民俗調査、地質調査などでよく使われます。日本語では「野帳」ともいわれるようです。
現場で野外で書くので、用紙は耐水性のあるもの、表紙は固く、サイズは持ち運びを考えてやや小型のA5かB6、といった共通項があるようです。筆記具はボールペンが普通です。
極めつけは地質図作成用のノートで、記録のとり方には100年の伝統のある厳粛なきまりがあるのだそうです。京大の鎌田浩毅教授は<墨で書け>と言っています(毛筆でなく墨汁ペンでもいいらしい)。墨は炭素なので未来永劫に残る。そのノートは唯一の原本として記録に残るものとなるかもしれない。

私の考える庭のフィールドノートはそんなに難しいものではありません。誰でも気軽に書ければいい。
一応その書式をまとめました。こちら
これをA5版の見開きページに印刷します。
勿論まだまだ未熟で、使い込んで改善したいし、多くの人のアイデアも取り入れたい。

さて、このフィールドノートをどう扱うか。
すっかり考え込んでしまいました。

今更この書式を「庭の野帳」として印刷しても、あまり意味がないでしょう。
多くの人が記録した庭のフィールドノートを集めて掲示する、そういう場所を作りたい。
といってその場所を自分で作るにはあまりに非力だし、限界もある。
どこかのプラットフォームを使わせてもらおう。
そこにどんな機能を求めるか。

萎んだ頭を絞っています。

 

2011.04.19

「三陸海岸大津波」を読んだ

「三陸海岸大津波」(吉村昭)を読んだ。

この著は吉村昭が1970年に発表した記録である。内容は三陸を襲った大津波を取り上げている。
明治29年(1896)、昭和8年(1933)、昭和35年(1960 チリ津波)、昭和43年(1968 十勝沖地震津波)
この中では明治29年が最も大きく、2万6千人が死んだ。
勿論三陸を襲った津波はこれだけではない。この著では貞観11年(865)から明治27年(1894)まで18回の大津波を数えている。

吉村はバス、トラックを乗り継いで1ヶ月かけて三陸をまわり、明治29年の体験者2人の話を聞くことが出来た。両者とも85才以上で、辛うじて間に合ったというべきか。
その後20年間、吉村は毎年のように三陸を訪れた。

1970年に中央公論社から出版された本著は、1984年に中公文庫として刊行された。
さらに2004年、文春文庫として再々刊された。
私が購入したのはこの文春文庫の2011年4月発行の第8刷である。
このように刊行が続けられているのは、それだけ世人の関心が高く、多くの人が読み継いでいるからだろう。

敢えて断じよう。
「そんな津波は想定外だった。」という地震学者、原子力関係者、発電所関係者は小学生にも劣る低能である。
メクラでツンボの我利我利亡者である。

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まったく話は変わる。
低線量率放射線効果を提唱する東大の稲恭宏(イネ ヤスヒロ)博士は、福島原発事故による放射線放出は医学的に全く問題ないという。
原発構内に防護服無しで入っても問題ないという。乳児が水道水を飲むのも問題ない。野菜、牛乳、一切問題ない。5キロだろうが10キロだろうが避難の必要はない。
低線量の放射線はむしろ健康を増進すると力説する。
20とか100ミリシーベルトを人間のジャンプ出来る高さだとすると、危険な放射線域は200kmもの高さだという。
学者もマスコミも不勉強だと悲憤慷慨する。

関心のある方はYoutubeで「稲恭宏」で検索してご覧あれ。
<福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 >

 

2011.04.18

鯨でありし・・・

いつの世か鯨でありし寂しかりし   正木ゆう子

昨日TVからいきなりこの句が飛び込んできた。
投稿句ではない。然るべきプロの作品だが、作者も句の背景も、まったく何も知らない。
ただ、私ならこうだなと思って口に付いた。
”いつの世か鯨でありし楽しかりし”

せんだっては南三陸町、龍王丸・三浦船長の言葉に痺れた。
”漁師はカモメと同じだでば。海に出ないと駄目なんだでば。”


鴎よ鴎よ淋しかないか
帰る港があるじゃなし
おまえも一生波の上
あたしも一生波の上
あ~ あ~ ドンブラコ    ちあきなおみ


 

NAVERの”まとめ”に考えた

NAVERとは韓国系の検索サービスで、昨年 livedoor を傘下に収める勢いである。

ここが”NAVERまとめ”と称して、会員があるテーマについての情報をまとめて公表するサービスを提供している。既に数多くの”まとめ”が公開されている。
例えば<地震予知について現在判っていることのまとめ>には、大島兄紹介の東大ゲラー教授の論文情報もまとめられている。
この”まとめる人”がキュレーターというわけである。彼が情報を選び吟味してまとめるからだ。利用の多いキュレーターにインセンテイブを支払うシステムも始まったという。

さて私は<キュレーター募集>を始めようと志している。NAVERに関心を持たざるを得ない。
庭に関しての”まとめ”を探した。その中に<重森三玲の庭園について>のまとめがあり、63枚もの写真が集められていた。
これは私にとって大変な福音である。重森三玲の庭作りの写真を見たいと思っても、これだけの写真を探すことは簡単ではない。Googleの画像検索でこれだけは探せない。キュレーターの努力に感謝の思いである。

しかし、と思う。
これをまとめたエイリーズさんは、ネット上であれこれあちこち探し回って集めたに過ぎない。自分で1枚の写真も撮ってはいない。
集められた方も、そもそもどうやって集めた写真なのか不明である。自分で苦労して撮った写真だとすると、無断でエイリーズさんに集められて、NAVERに載せられて、どんな気がしているだろう?私は「黒潮丸の日本庭園リスト」に自分で撮った写真しか載せなかった。
エイリーズさんはずるいとの思いが兆してくる。

しかし、とまた思う。
これはGoogleと同じ作業ではないか。
Googleなら許せて、エイリーズさんなら狡いのか?

私はいまオープンガーデンのフィールドノートを集めてキュレーターの評価を得たいと考えている。
そのメデイアに何を使うか、検討中である。NAVERをどう考えるか、決断を迫られている。
私が独自にオープンガーデンの情報を公開しても、たちまちGoogleにもNAVERにも取り込まれるであろう。それは喜ぶべことか。悲しむべきことか。


 

2011.04.16

庭のフィールドノート


<庭のキュレーター募集>と打ち出したが、世の中にまだそういう人はいない。
庭の専門家や先生と言われる人はいるだろうが、私の求めるキュレーターは違う。全国津々浦々の個人のオープンガーデンを巡って、そのお庭のことを報告して下さる人を求めている。

庭巡りをされる方はそれぞれ一家言を持っていらっしゃるだろうが、それぞれが不定形の自由な印象批評を寄せてくれても扱いに困る。着眼点もまちまちだし、見るべきものを見ていない人も出てこよう。
そうだ。報告のフォーマットを決めよう。

こうして世のキュレーターが記入すべき庭の報告書の様式を考え始めたのだが、すぐに気が付いた。記入項目は私が4年前から苦しんできた<庭の採点>の採点項目と殆ど同じなのだ。
ただ、キュレーターという視座を経たことで<採点>の悩みから解脱し、平静な心で記入出来るものとなった。 と思う。
参照

出来上がったものは<庭のフィールドノート>であった。
内容は次回ご披露しよう。

2011.04.12

花めぐりの旅-サライ

雑誌サライが「花めぐりの旅」大特集号を出したので早速購入した。

目次
花を知ることはいのちを知ること  江尻光一ほか鼎談
日本人はいかに花を愛でてきたのか  大場秀章
花の名園と原生花園を歩く
路傍の花を愛でる
木・草・花-投げ入れ入門  河瀬敏郎
花を撮る・描く・保存する
花を愛した人物列伝

これだけで約50ページである。ほかに「名店の花旅弁当」というのが15ページ。
取りあえず読むのは後にして、全部に一応目を通した。
そして”何だか食い足りないな”と感じた。
勢い込んで買ったのに、これでは満たされない思いだ。

どうしてだろうかと考えた。
そうだ。花の育て方が書かれていない。花の名前や性質が書かれていない。寄せ植えの仕方が書かれていない。
唯一河瀬敏郎の「投げ入れ入門」だけが私のニーズに合う。
そうか、サライは旅の雑誌なんだ。読者の対象が違うのだ。

河瀬敏郎は自分を<花人>と呼んでいる。
私は自分を<花植え人>と呼ぼう。

 

2011.04.08

ソーシャルメデイアはぐるぐる廻し

ソーシャルメデイアは肌に合わない、と先に書いた。
その理由は、多分、私は<他人の評価が気にならない>せいだろうと思っている。
< 人知らずして慍みず、また君子ならずや >が信条なのだから世話はない。

そういうわけでTwitterで何かを知ろうという気がない。まして何かをつぶやく必然性がない。何も書かず、読まずだから、だんだん立ち枯れていく。

Facebookは実名で少しは手応えがあるのかなと思ったが、案の定商売っ気のある奴ばかりが下らんことを書き散らしていて、最近ではTwitterより読みでがない。

ブログは主にココログを利用しているが、記録性があって重宝している。
黒潮丸通信で書いたことは殆どココログに転載する。
メールで置いておくよりも、一旦公開して人目に曝しただけ記事に信頼性が付くような気がする。

ところでTwitterにつぶやくことがないので立ち枯れていたのだが、ココログに書くとTwitterに転載されるアプリを見付けてそれを入れた。いまでは私のTwitterはココログからの転載分だけである。
そして最近TwitterからFacebookに転載するアプリを見付けた。今日から使っている。

つまり黒潮丸通信を書いて、それをココログに載せるとそのままTwitterに、そして次にFacebookに載るのである。
なんだ、これは? ぐるぐる廻しではないか。
ソーシャルメデイアなんて下らん、の思いがますます強まる。

 

2011.04.07

かもめの歌を聞いた

「漁師はカモメと同じだでば。海に出ないと駄目なんだでば。」

今朝の新聞で拾った言葉である。
私はこういう言葉に弱くて駄目なんだでば。1日中頭の中に響いていたんだでば。

岩手県南三陸町歌津の館浜の漁師三浦幸哉さん(52才)は津波の直前に息子の龍徳さん(20才)と持ち船龍王丸に飛び乗った。そして祖先からの言い伝え通りに船を沖に出し、2日を過ごした。
戻ったら家は流されていたが、その残骸の中に大漁旗を見付けた。
いま、大漁旗は家の跡地に翻っている。

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伊豆高原から修善寺、西海岸戸田から松崎までと走ったが、道中ずっとちあきなおみの「かもめの街」「ダンチョネ節」と、渡辺真知子の「かもめが飛んだ日」を聞いていた。

いい花見であった。

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毎年恒例の松崎大沢温泉さくら祭りの俳句短冊を見に行った。
年に1度の俳句作りである。

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2011.04.05

東電の社外取締役

社長が入院したままの東電の社外取締役である。

外部の眼など不要、と言っている。

【東京電力社外取締役】
森田富治郎 (第一生命)
青森やすし (明治大学大学院教授)


お二人さん、何してるの?

 

2011.04.03

新しい鉢に寄せ植え

昨日三島のナーセリーで変形の黒い鉢を見かけました。
聞くと信楽で瓦を焼く手法で作ったものだそうです。
早速買って帰って今日寄せ植えをしました。
御覧ください。

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植えたのはオダマキ、チドリソウ、キンギョソウ(ソネット)、フェリシア、ラミウムなどです。


コブシが満開です。

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