« 牛丼250円とタワーリシチ | Main | ソーシャルネットワーク »

2011.01.16

意思決定の早さ


昨秋来、1人の在日韓国人青年がしきりに中古艇相談をかけてきた。
求めに応じて相談に乗った。彼はプレジャーボートについて全く何も知らない。
参考書を教えろというから6冊ほど教えたら、それを必死で読み上げた。
ボートを見たことがないというからマリーナに連れて行った。そこで彼は初めてボートに触れた。

彼は<これから韓国にマリンブームが来る。>というのである。だからボート商売をやりたいという。
韓国になんらかの基盤があるのかと思ったらそうではない。
<韓国の人たちは日本の中古艇を欲しがる。自分の強みは今日本に居ることである。日本の中古艇情報を韓国に繋ぐことで商売をしたい。>と言う。

私はここで線を引いた。<私は貴君の商売に関わるつもりは毛頭ない。頼まれたら艇の鑑定はする。>

彼は小型船舶の船長免許、小型船舶登録制度、ボートの損害保険、ボート&ヨットの型式、通関手続き、輸送実務、・・・・何も知らない。
彼は現在焼き肉店の雇われ店長である。来週にも店を辞めて韓国に行ってくるという。
勝手にしなさい。成功を祈る。

~~~~~~~~~~

「ランドラッシュ-激化する世界農地争奪戦」(NHK出版)を読んだ。
私が見当違いな本を読むのは図書館の新刊棚で手当たり次第借りるからである。TVよりは面白いと思うから。

いろいろ書いてあるが、印象深かったのが韓国企業の意思決定の早さである。大変な動きをしている。
ロシアで、フィリピンで、各地で。

~~~~~~~~~~

やはり同書から
木村慎一。61歳。青森県つがる市の農民である。
パリの農機具展示会を見てウクライナにまわり、その土地の豊かさに心を奪われた。殆ど耕されずに放置されていた。あのドンコサックの大地である。
2007年、彼は農地を借りて大豆の生産を始めた。日本の大豆は全部俺が作ると夢を見た。
1000ヘクタールの土地の話があった。1億円必要であった。大手商社などに相談したが結論が出ず、話は流れた。
2008年、2009年と世界的に物凄いランドラッシュが始まった。

2010年、1800ヘクタールの田んぼの話が来た。5億円必要である。これにも日本の国は結論を出せない。
彼はここで作る米を日本に送ろうと思うことをやめた。ヨーロッパ各地に売るつもりである。日本人の作る良質な米は必ず売れる。多くの日本人農民をウクライナに呼びたいと思う。

~~~~~~~~~~

TPP反対を叫ぶのは攘夷派であるな。水戸天狗党であるな。
経団連に井伊直弼はいないのか。

 

« 牛丼250円とタワーリシチ | Main | ソーシャルネットワーク »

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21255/50604118

Listed below are links to weblogs that reference 意思決定の早さ:

» ケノーベルからリンクのご案内(2011/01/17 08:51) [ケノーベル エージェント]
つがる市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [Read More]

« 牛丼250円とタワーリシチ | Main | ソーシャルネットワーク »