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2010.09.05

金づるを放せない

怪しい金、疚しい金ばかりが金ではない。
まともな金も重要である。

今回の参院選で、私の地元民主党静岡県連は現職の藤本祐司を担いだ。
そこへ小沢が<複数区2人擁立>を掲げて新人女性候補山本某を割り込ませた。
県連は反対し小沢と決定的に対立した。
このあたりの事情は全国紙でも報じられたところであろう。

ここで小沢の打った手の1つ、民主党候補者に一律配られる党の援助金を、藤本には1円も渡さなかった。
小沢は恣意でこういうことをやる。
小沢・鳩山が退陣し、小宮山財務委員長になってすぐに資金は藤本に渡された。

組織対策の金は疚しい金ではない。表立って「組織対策費」として党の予算に組まれた金である。
しかし小沢がつるを握るとそれはたちまち怪しい金となる。
一旦子分の口座に入れ、表の金の流れを消してあとは恣意的に使う。私するとは云わずとも、おのれの権力のために使う。
この金が力となり数となり、そしてご本人は選挙の神様として君臨する。恫喝が始まる。

06年民主党代表となった小沢はまず「財務委員長口(ぐち)口座」なる口座を開設させ、党の組織対策費をその口座に入れた。そしてすぐにそれを現金化して金庫に入れ、悪相連合で自由にした。
財務委員長は山岡某であった。
その金額は読売、毎日によれば22億とも36億ともいう。時期のとり方で異なる。

現金になった後の流れは枝野にも小宮山にも追いきれない。もとは表の金だから検察も手を出さない。
もうゼネコンの金は要らないのだ。
この金づるを手放せるものか。

本人にまつわる怪しい金も問題だが、まともな金づるが手を離れることこそ大問題なのだ。
悪相連合は水の手を断たれる。代表になるより、総理になるより、金づるを握り続けることこそ本命である。
トロイカはそのための窮余の一策であった。

藤本に渡さなかった金を多くの新人議員に陰に陽に使ったのであろう。
陰に使われた金で新人は陰に陽に恫喝される。


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デイック・フランシスの競馬シリーズのファンは多いと思う。
私も大ファンで殆ど全冊読んでいる。
邦訳ではタイトルは全冊2字の漢字熟語になっている。「本命」「不屈」「血統」「暴走」「配当」といった具合である。
40冊近くあったと思うが「恫喝」はなかった。    関係ないけど


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