縁結び
在京の高校同期生が年に1度集まる会がある。20-30人の気軽な集まりである。
20日に御殿場でその会があった。
思わぬ訃報があったり、御殿場アウトレットから1時間以上かけて歩いてきたグループがあったり、いろいろである。
私はいつも携帯している「尊厳死協会」の会員証を見せびらかした。
大阪から初めて参加した女性がいた。
私は彼女と中学・高校の同窓で、中学は毎日彼女の家の前を通って通学した。
彼女は孫娘の婿選びで悩んでいた。
婚期遅れではない、いつもIQの高いイケメンが群れている孫だそうだ。
悩みの種の1つである場所に多少の土地勘と人脈があるので、つい”聞いてみてあげよう”と安請け合いしてしまった。
しかし酔いが冷めてよく考えてみると大変なことだ。
そもそも縁談となると、これからの仕事、住む場所、人生の根幹から関わってくる。
とても”ちょっと聞いてみる”話ではない。
朝になって、「これは大変だよ。」と弱音を吐いたら、「そうなのよ。大変なのよ。いいわ。許してあげる。」と言ってくれた。
帰宅して妻に話したら、「その方は本当に悩んでいらっしゃるのよ。聞いてあげてよかったわ。話すことで少しでも楽になるものよ。」とフォローしてくれた。
これまでに幾つの縁結びをしただろう。
頼まれ仲人を含めて10ぐらいか。
大変だけども、まず聞いてあげること、動いてみることも大切だ。
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