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2009.11.30

事業仕分け

自分が行っている事業の、事業仕分けをしようと思い立った。
と言っても金を使っている事業は無く、対象はもっぱら時間とエネルギー資源である。

しかしどうもまだ削るべき事業がない。
もっと深化させるべき事業はあるが、自身のエネルギーや脳力の枯渇から現状維持がやっとであることは判った。

それで思いは、今後の限られた時間とエネルギーの中で、まだやっていないがやってみたい事業の仕分けに入った。
正直言ってたいしたことは出て来ない。
恥ずかしいから書かない。

 

2009.11.20

胸にバラの花を挿して

胸にバラを挿して歩いていて、ふと次のフレーズが口をついた。

  丹花を咥えて巷を往けば、畢竟惧れはあらじ

岡本かの子のどこかにあった。

私が岡本かの子を読んだのは大学1,2年当時である。膨大な短歌を除いて殆ど全作品を耽読した。
渋谷宮益坂にたしか<麦書房>という古本屋があり、そこで「鶴は病みき」「老妓抄」「生々流転」の初版本を見付けた時は驚喜したものだ。
「生々流転」の書き出し、<遁れて都を出ました>の一節に痺れた。
かの子の生家大貫家が二子新地にあったというので目蒲線緑ヶ丘のわが家から自転車で何度か探索に行った。田園風景の中、雅びなサイクルージングであった。

その後ドイツ語の講読でニーチェ「ツアラツストラ」のトバ口を読み、<人間は克服さるべきあるものである>としてわが文学趣味を克服したのだった。
アルスツアラツストラドライツイッヒヤーレアルトバル、フェアリースエルザイネハイマート・・・
アッハ。思い出すなあ。
本格的にヨットに乗るのはそれからである。

”丹花”といえば赤い花である。何の花だろう?
かの子といえば牡丹だが、口に咥えて歩く花ではない。トゲのあるバラでもない。
ハイビスカスか。コウショッキか。

いま、わが胸に赤いバラを挿して歩く。
老いの歩みの、いささかでも軽くなろうというものだ。

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2009.11.19

バラのブローチ

先日静岡の目抜き通り呉服町を歩いていて小さなギャラリーに「花に魅せられて-布花展・山下洋子」の看板を見つけて入った。

なかなか素敵な展示だった。

ちょっと壁掛けをと思ったが6万円だったのでやめて、小さなバラのブローチを買った。
作者が手づから胸に付けてくれた。
きれいな人だった。

当分はずさないぞ。

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Aaa


2009.11.11

森繁久弥とメイキッス号とふじやま丸と佐島マリーナ

森繁久弥が亡くなった。
大きな役者だった。

TVでいろんな人が思い出を語り、業績を偲んでいるが、彼と海との関わりが全然出て来ないのが淋しい。

これから書くことは私のうろ覚えの記憶なので間違いもあると思うが、書いておきたい。
森繁が最初に船を持ったのは「メイキッス号」である。1959年に石原慎太郎に紹介された「天山」という35フィートのヨットが気に入って譲り受けたものという。
そして1964年に白崎謙太郎設計により73フィートの鋼鉄製ケッチ「ふじやま丸」を建造した。
これがいかに大変なものだったか。例えば船舶法、船員法などにより船であり続けるためには専任の船長、機関長が常時必要なのであった。
台風で陸に乗り揚げる事故もあった。
このあたり「アッパさん船長」(現在中公新書にあり)に書いてあったと思うのだが、三河みとマリーナに寄贈してしまって手元にない。

病は嵩じて「ふじやま丸」を係留していた三浦半島佐島にマリーナを作ってしまった。
あれだけ規制の厳しい時代に個人でマリーナを作ったのである。苦労や思うべし。長男の森繁泉が運営にあたった。
しかしさすがに持ちきれず、日産が肩代わりした。現在の日産・佐島マリーナである。

私が出光の社員としてマリーナ建設にかかった頃(1990年前後)、日本マリーナビーチ協会の専務理事をしていた森繁泉さんに大変お世話になった。
おかげで随分海の世界の方たちと知り合うことが出来た。
ちょうどその頃「メイキッスⅢ世」(イタリア製57フィートボート)が東京湾マリーナにあり、私の「ウインディ・ホリデイⅡ号」もそこにあった。

1991年、森繁久弥は「メイキッスⅢ世」で日本一週の航海に出た。泉さんの運転である。
これが最後の海行きではなかったか。
「海よ友よ-メイキッス・日本一周航海記」が出ている。

ご冥福を祈ります

 

2009.11.08

挿し植えポット

我ながら笑ってしまうのだが、私はまたまた新製品を開発中である。
その名を「挿し植えポット」と名付けた。

「寄せ植え」のサイト開設を宣言したのが今年の7月15日であった。
はじめ「花合わせカード」と称していたが、現在「黒潮丸の寄せ植え・花選び」として試運転を開始している。


もともと600万人が利用すると豪語する料理レシピ<クックパッド>に触発され、花の名前をクリックすればその花を使った寄せ植え例を表示するサイト開設を目指したのであった。
一応ネットに公開したが、まだまだ手入れやデータの追加が必要である。
1つのサイトを作り上げるのは大変なのだ。

こうして「寄せ植え」への関心を強め、集中しているうちに、植え替えの重要性に気付いた。
例えば1つの鉢に春の花を数種類とチューリップを寄せ植えしたとしよう。
チューリップは華やかで目立つので、開花すれば鉢の中心となる。
しかしチューリップの盛りは短い。開花が終わればその場所は邪魔になる。出来れば抜いてこれから開くチューリップに入れ替えたい。或いは他の花を植えたい。

別に育てておいて植え替えるアイデアはあった。
ジフィーポットやビニールポットを利用する方法も紹介されていた。
しかしそれぞれ問題もある。

そこで私は<防根透水>の草よけシートに着目したのである。各種販売され利用されている農業資材である。
これをポットに作って寄せ植えの植え替えに使用しようというのが新製品のアイデアだ。
名前もすでに決めた。「挿し植えポット」である。
ハッハ。売れるかな?

この程度のアイデアで登録できるとも思えないし、また幾らでも抜け道があるだろう。
もし売れるものならすぐに大手が参入するだろう。
だから私はまず自分が使う分だけ自作するつもりである。

 

2009.11.06

松井は馬鹿か?

松井は馬鹿か・・・
とニューヨーカーは思っているに違いない。

7年もニューヨークに居て英語をしゃべらないとは、馬鹿である。

この一事をもって松井はヤンキースに残留できない。


 

バラの移植

10月、11月は出かけない日は連日庭仕事に追われる。

1.観葉植物の冬支度
  先日「ガーデンガーデン」で買ってきた観葉植物を、冬の間外に置けるもの、屋外に取り込むものに分けて、株分け出来るものはして、ポットから鉢に植え替えた。挿し芽はもう時期的に無理だろう。

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2.バラの移植
  私はバガテル公園の会員になっていて、毎年更新する度にバラの苗を1株呉れる。

  いつだったか貰った一重で黄色の花びらの「ゴールデン・ウイング」が素敵だったので、今年の春はピンクの「デインテイ・ベス」をもらった。
  「とりあえずこのまま鉢に植えて、秋に地植えしなさい」とのことだったので実行した。

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  「ゴールデン・ウイング」の場所が良くないので、移して「デインテイ・ベス」と並べて植えることにした。
  この場所選びが大ごとだった。
  空地はないので、その場所を作らなければならない。先住者を移さねばならない。

  ということで大作業になる。

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  やっとやりおおせたと思ったら、直後にアカオ・ハーブ&ローズガーデンで「バタフライ・ウィング」なるバラを見付けてしまった。白にピンクの縁取りである。
  さてどうするか。

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懐古の集まり

どういう風の吹き回しだろう。
この2週間の間にいにしえを懐古する集まりが3つもあり、珍しく3つとも参加したのであった。

1.出光ラグビー部OB会
  我々がオイルメンリーグに初優勝した当時の部長を囲む会があり、その時代のメンバーが集まるというので普段は出席しない私も出たのであった。
  会えば懐かしい。
  別れ際にある後輩から、「歴史を刻むためには証人が必要です。先輩には出てもらわないと困る。」と言われたのが妙に応えた。

2.中学同窓会
  10数年ぶりの集まりであった。卒業以来58年、何回か会合があったらしいが私は殆ど出ていない。58年ぶりに会う顔も多い。
  卒業時の同クラスが10名集まったが、そのうち3人が長い介護の末に連れ合いを亡くし、1人が現に介護中であった。
  そういう年令であることを自覚した。

3.出光同期入社の会
  退社以来10数年、最近はほとんど毎年会合があるようだが私は初参加であった。地元熱海での開催であった。
  初参加であるにもかかわらず、皆が歓迎してくれたのは有り難いことであった。
  ほぼ40年にわたり同じ釜の飯を食ったことは消し難い絆である。誰それ彼それの失敗譚、成功譚、結婚話、それぞれ生活に結びついて今に続く。

1.は江戸の園芸展、2.はマリーナとナーセリー、3.はMOA美術館とアカオ・ハーブガーデン、どの会合も現在の趣味とセットに出来たのが良かった。


 

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