にあがりもん-3
宮崎のにあがりもんは政治家になるために早稲田に行ったそうだから、当然レーガン大統領のことは学んだだろう。
ハリウッドの俳優からカリフォルニア州知事となり、米国大統領となった。
県知事から総理となってもおかしくないと、にあがりもんは考えたに違いない。
実際にレーガンの軌跡はどうだったか。
社会生活の始めは野球実況中継のラジオアナウンサーだったという。
それからハリウッド俳優となり、30年近く活躍する。
最後の頃は次第にテレビの司会業に移り、映画俳優組合の委員長をつとめた。
1966年、55才の時カリフォルニア州知事となる。
そして大統領選出馬を志したが、1968年にはニクソンに、1976年にはフォードにそれぞれ共和党予備選で敗れた。
1980年にやっと共和党の大統領候補となり、81年にカーターを破って大統領となった。70才であった。
にあがりもんは最初から自民党大会での無投票当選を要求したわけだ。
アナウンサーからテレビ司会となると、<俺も・・・>と妄想する面々が多いのだろうな。
古賀誠の罪は重い。
私は俳優時代のレーガンをよく知ってはいなかったが、カリフォルニア知事となった時に、<ああ、あの俳優か>と顔を思い浮かべる程度の知識はあった。
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