雛罌粟をめぐる長い物語である。
1.浜名湖ガーデンパーク
5月7日に浜名湖ガーデンパークを訪ねた。強い雨の日だった。
ここにはかって<モネの庭>という一画があり、素敵だった。
しかし命名に問題があったらしく今は<花の美術館>と名付けられている。同じように素晴らしくメンテされている。
そこの赤のボーダー花壇に、大きな花弁の赤い罌粟の花が咲いていた。基部に黒斑がある。これまで見たことがない花だった。
ぜひ種子を入手したいと思ったが手元のカタログには出ていない。
いずれサカタのタネの知り合いに頼んでみようと考えていた。

2.ウエッジウッド展
先週静岡で開かれていた<ウエッジウッド展>で、スージー・クーパーというデザイナーの花の絵柄に惹かれた。
中でも赤いヒナゲシの花を描いたテーブルウエア一式がテーブルにセッテイングされていて、1品でも買えたらいいなと思った。
その時はスージーはウエッジウッドの専属デザイナーだろうと思っていた。

3.スージー・クーパー
帰宅して調べてみたら、スージーは高名なデザイナーで、あちこちで受賞歴があり、自分の会社<Susie Cooper China>を持っているほどの人と判った。ウエッジウッドを工房として焼成させているのであった。
晩年には大英帝国勲位を受け、1995年に92歳で亡くなっている。

ということはヒナゲシの花のテーブルウエアは現役の商品ラインにはもう入っていないのかもしれない。
それにしてもあのヒナゲシの花のシリーズの原名は何というのだろう?静岡の展示ではカナでヒナゲシとしか書いてなかった。
4.名前
ヒナゲシの名前を調べていて、ポピー、オリエンタルポピー、アイスランドポピー、コクリコ、雛罌粟などが出て来た。
5.晶子の歌
コクリコはCoquelicotであった。
与謝野晶子の歌が思い出された。
<ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君もコクリコわれもコクリコ>
6.モネの絵
ついでモネの<アルジャントゥィユのひなげし>の絵が思い出された。

7.オリエンタルポピー・カーリーロックス
いよいよ赤い罌粟の花の種子が欲しくなって、本気でネットを探したら、どうやらそれらしい苗が見付かった。
名前はオリエンタルポピーの<カーリーロックス>というらしい。オランダからの輸入苗で1ポット1050円である。浜松にはあんなに沢山咲いていたのに。
3ポット申し込んだら、もう1ポットしか残っていなかった。
まだ届かない。

というお話です。
苗が届いて、咲いたら、写真を送りましょう。
ウエッジウッドはもう諦めます。