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2009.04.14

「仮想儀礼」(篠田節子)を読んだ

090414bookkasougirei

「仮想儀礼」(篠田節子 新潮社 08・12刊 上・下-900ページ、1800円×2)を読んだ。

最近評判の小説である。分厚い本である。
中級公務員がなまじっか才走って組織を飛び出し、結局は行き詰まって離婚に至り、逼塞する。
窮余の果てにネットオタクの青年と組んで、サービス事業としての宗教サイト、宗教ビジネスを立ち上げる。
そして一発当て、破滅に至るまでの物語である。

それなりに面白く読んだ。
しかし、昭和41年に読んだ「邪宗門」(高橋和巳)ほどの感動はない。
当時の高橋和巳はもっと純粋に宗教を書いた。私自身の感受性も衰えた。

私が時に宗教絡みの本を読むのは、かって職業適性検査で適職が「宗教家」と出たことがあるからである。
独断と偏見ぶりがそのような表示を出したのであろう。まだ独身時代のことであった。
その当時に「仮想儀礼」を読んでいたら、少しは生き方の参考になったかもしれない。

 

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