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2009.02.25

卵と壁 & 天童荒太

先にちょっと村上春樹の<エレサレム賞>受賞の際のスピーチ「卵と壁」について書いた。

今をときめく池田信夫の賛辞を読んだ直後で、私としては曖昧な賛意を示したと思う。

イスラエル人の前でこのようなスピーチを行うことは、受賞を拒否するよりはるかに困難な決断だ。彼の小説はデビュー作が『群像』に載ったときからすべて読んでいるが、このスピーチは彼の最高傑作だ。よくやったよ、君は日本人の誇りだ。―池田信夫

今朝の朝日新聞「文芸時評」で、斉藤美奈子が「卵と壁」をきっちりと批判している。そもそも受賞すべきでなかった、と言う。
さすがである。私は斉藤美奈子を尊敬する。

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同じ紙面の隣に、芥川賞、直木賞贈呈式のレポートが出ていた。
天童荒太の挨拶はこうだ。「こういう場所は緊張するので、さきほど裏でワインと風邪薬を飲みました・・・ 今回の受賞をなぞかけすれば、直木賞を受賞した天童荒太のお願いとかけて、万引きで捕まった男の言い訳ととく。その心は、とってない、とっていないよ、これはもらったんです。」

私は「悼む人」は図書館の順番待ちで、まだ読んでいない。

 

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