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2009.01.02

世代間戦争5-先端医療機器

今朝のTVで群馬大学に新しく入った先端医療機器を紹介していた。
なんでも癌を痛みなく手術出来る新鋭器械とかで、年間800人を治療出来るそうだ。
しかしまだ健康保険が適用されないので個人負担が300万円になるそうだ。

これを巡っては医師会、患者団体、厚労省がやっきになって保険扱いを働きかけるのであろう。
そして財務省が抵抗するのであろう。
それぞれが己の正義を唱えて。

しかし考えてみよう。
現在非正規労働者が400万人になんなんとしているという。その年収は300万、200万という。
彼等もその家族も、誰一人300万円を自己負担して痛まない手術を受けることはないであろう。
300万円が30万円でも新鋭機器を使うことはないのではないか?
まして馘首された労働者にはまったく縁のない話だ。

さればこの器械の保険扱いで恩恵を受けるのは誰だ?
その金があれば300万×800人ならず、家族を含めて2500-3000人が毎日心を痛めずに生活出来るのだ。
シェアーすればもっとずっと多くの人が。
この器械のために社会の金を使うべきではない。まだその順番ではない。

 
 

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