12兆円の内部留保と派遣切り
ある記事によると(Japan Mail Media)、「有価証券報告書」から拾うトヨタの内部留保額は過去5年分で12兆円を超えるという。
勿論納税、株式配当後の金額である。(ホンダ5兆、ニッサン3兆)
トヨタの派遣切りの人数6000人の年収を500万円としても年額300億円である。12兆円の0.25%。
12兆円は何のための内部留保か?
300億円の節約?はトヨタにとって本当に経済合理性があるのか?
もっと恐ろしい経済情勢を予想していると言いたいのだろうが、そんなに怖いなら事業を止めたらどうか。
雇用調整の是非論はある。
しかしトヨタが先頭切っていま派遣切りすることはあるまい。年の瀬に。ビッグ3の行方が見えないうちに。
キャノンのくそ親父なら判らんでもないが。
社会が企業の雇用調整=若者の首切りを認めるのなら、同時に医療予算の減額、介護レベルの低下、老人年金の減額を認めるべきだろうな。
さもなければ、必ずや若者の反乱が始まる。