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2008.12.26

世代間戦争4-予防医学

<たらたら飲んで食べて何もしない人の分の金を何で私が払うんだ>-麻生太郎
<予防にもっと力を入れることによって医療費全体を抑制出来る>-同上

これらの首相発言に対して、特に第2項に対して社会保障法の大学教授が異論を述べている。
(朝日新聞「私の視点」12/26 青学大教授・台豊)
<医療水準が飛躍的に向上して多くの疾病が征服された。その結果、医療費は減少したか?そんなことはない。
例えばかって死因の第1であった結核が克服され、日本人の平均寿命は大きく伸びた。
その結果、延びた寿命に応じた日常的な医療費と、新たな死因-癌や脳血管疾患に要する医療費が発生した。
寿命が延びることによって新たに発生する医療費が、予防によって節約される医療費を下回る保証はまったくない。
これは昔から公衆衛生学の初歩である。>

いま結核に罹らずにすんでいる若者は医療進歩の受益者である。
その結果発生している老人医療費の増大分を、若者は負担すべきか?
難しいなあ。

未熟児・障害児が多く生きられるようになったが、生涯にわたり大きな社会費用が発生する。
どの世代がこの費用負担をすべきなのか?親世代か?同世代か?次世代か?

私は、<医学の進歩はもうなくてもいい>と思っている。
借金で研究してもらわなくてもいい。
苦痛の緩和だけでいい。

 

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