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2008.11.19

無名性・無謬性・無責任

最寄の城ヶ崎海岸駅に手製のチラシが貼ってあった。<尋ね人>のチラシである。
庭に立つ全身像の写真と、「年令:81才」「身長:○○センチ」「居なくなった場所:○○付近」「居なくなった日:10月8日」の記載があった。
それと連絡先として、携帯電話の番号が書いてあった。
<尋ねられる人>の名前も、<尋ねる人>の名前もない。個人情報ということか?

この81才のお婆さんは名前を奪われて人間でなくなった。それとも小さく写っている猫を探している?
尋ねている人は借金取りか?

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役所のする仕事は組織としての遂行であるとして、個人の名前は出されなかった。
例えば領収書の印は役所の公印であり、扱いの個人印は捺されない。無名性である。
役所のする仕事に間違いはないという無謬性の神話は、この無名性に支えられてきた。
そして役所仕事の無責任さは無名性と無謬性に支えられている。
つまり「無名性」と「無謬性」と「無責任」は三位一体である。

今度のテロ事件で、「無名性」の一端が綻びた。
「無謬性」と「無責任」の連帯にも影響は及ぶか?

 

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