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2008.11.30

裁判員制度

心待ちにしているが私にはまだ通知が来ない。

人を裁くことに乗り気でなく、拘束される時間も多分大きな負担になると思うが、一般市民が裁判に関わることになるのは権利の伸長だと思うから、賛成である。

今度の最高裁長官はこの制度を強く進めてきた人だという。いろいろ雑音もあるのに全くぶれないのがいい。

 

2008.11.28

御前崎で忘年会

1泊旅行の忘年会でありました。
出光OB会静岡支部16名のご一行。
行く先は御前崎グランドホテル。伊東から200キロ。

途中、建設中の富士山静岡空港を見学した。新幹線に覆いをかけて土盛りした空港である。
皆が関心を持つのはただ1点。あの木はどこだ?
滑走路の延長上線の木立が制限高さを超えているとかで、開港が3月の予定から数ヶ月遅れるのだ。
静岡県知事が面子上どうしても頭を下げないのでこじれた。役人上がりだ。
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ホテルは文字通り御前崎の岬の突端に立つ。太平洋に正面に面する。
御前崎灯台がすぐ隣りだ。
この灯台にはたびたびの、いろいろな、思いが重なって、ある。
だいたい近くに寄った時は苦い思い出と重なる。岸寄りは浅い岩場の難所だ。
遠くに望む時は快適に走っている時だが海が広く怖くもある。
霞んで見えないことも多かった。
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宴会で清水地元の人間に中部縦貫道はどうなっているか聞いたら、静岡側からはまだ全然手付かずだそうだ。
若いコンパニオンが来ていたので、そんな道路に税金を払うか?と聞いたら、払わないと答えた。
いずれにしろ彼女たちの世代のものだ。我々はもう払わない。

翌日浜岡原発を見学をした。
30年前、21F艇の船外機が壊れ、大王崎から遠州灘を夜通し走ってやっと御前崎の灯台だと思って近付いたら原発の煙突だった。
あの恨めしさは忘れない。

ついで出光御前崎製造所を見学した。
ここは有機EL(エレクトロ・ルミニッセンス)というものを作っている。
製品の形状はパウダーだ。これを例えばソニーがTV画面に加工している。
油屋のOBにはなんとも訳が判らない。
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最後に掛川城に寄った。山内一豊の居城でもあった。
こじんまりした小さな城だが数年前に天守閣が再建され、いい観光拠点になっている。
同行のTさんの奥さんが城主一族の末裔だそうだ。
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見学づくしの忘年会旅行であった。

 

2008.11.25

わが庭の花

奇特な人がいて、わが庭の花をネットサイトに載せてくれている。
ここ
よろしければご覧になって下さい。

オープンガーデンのバス巡回日に撮っているので、必ずしもその花の盛りの写真ではないが、紹介してくださるのは有難いことである。

 

2008.11.24

会員名簿

私は<名前が無いのは生きた人間ではない>の立場である。
人間は名前を持ってはじめて人間となる。

わがクラブIGCの会則には、<会員名簿を作成し、会員に配布する>の規定がある。
11年前に今日あるを予測し、敢えてこの規定を入れたのである。
親睦を目的とする組織に会員名簿なくして何の組織ぞ?

先見の明を誇りたい。

 

2008.11.23

大きな芋虫

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今日庭で大きな芋虫を見付けた。
これから寒くなるこの時期に何だろう?
何の芋虫だろうか?

じっと動かないように見えて、1時間後に見たらもう隣の茎に乗り換えていた。
飛ぶわけはないから一旦地面に下りてまた登った?

 

苗床作りと再生土

わが庭の土は溶岩の上にわづかに乗っている程度で非常に少なく、雨ですぐに流れてしまう。
また平地の中央部を舗装した(ピンポン台を置くために)ので、土の部分がさらに少なくなった。
それで鉢を多用している。

鉢だと植替えのたびに古い土の処理が問題になる。
皆さんはどうなさっているだろうか?

一時期神経質になって、夏まで置いておいて黒い袋に入れて日光消毒したりしていた。
しかし最近はあまり気にしないことにして、再使用にまわしている。
1)発泡スチロールのトロ箱の底に水抜き穴をたくさん空けて使用土を入れ、オルトランと土壌活性剤をかけて、雨に打たせ日に当てて1年くらい抛っておく。すると土壌バクテリアの働きで有機物が分解されてきれいな土になっている。雨に打たせるのが過剰な肥料分などを流して有効なようだ。
2)これにバーク堆肥、発酵油粕、緩効性肥料、苦土石灰を加えて鉢などの底土に使う。その上に新しい培養土を入れる。
3)これでカビ病、ベト病などヴィールス性の病気にはかからないで済んでいる。

今日は播いておいた花の苗の苗床を作った。
セルトレイから一旦苗床に仮植えし、しっかりしてから地面や鉢に定植する。
本当を言うと種まきが2-3週間遅れて、この作業もちょっと遅いのだ。
今日は1日庭で働いたが、苗床に苗を移植するまでに至らなかった。

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2008.11.19

レッド・クリフPartⅠ

昨日は静岡市に行った。
城ヶ崎海岸→熱海が約50分、熱海→静岡が約75分である。節約して新幹線には乗らない。

まず新静岡駅地下の乾物屋に行き、紅茶の大缶を買った。
東京のデパートや明治屋の半額で買える。

ついで呉服町通りの手芸用品専門店”まつなが”に行き、妻に頼まれた琥珀工房用の金具を買った。小さなピン、ヒートン、バチカンの類である。
近年ビーズ細工が下火になり、伊東の店は撤退、東京でも店がなくなったりデパートのコーナーがなくなったりで不便極まりない。
結局”まつなが”頼りになるのだが、値段が上がっているのに驚く。合計で1万7千円にもなった。

昼食は伊勢丹近くの戸隠そばで大天ざるを食べた。ここは静岡に来ると楽しみに寄る店だ。

ちょっと時間があったので谷島屋書店に入った。本屋は楽しい。ネットで探すより何倍も楽しい。

いよいよ本命の講習会である。
県庁で「花咲くしずおかアドバイザー」の講習会があった。講義の演目は「園芸相談におけるアドバイスのコツ」、「病気や虫から花を守る手入れの方法」であった。
特にこの講義を聴きたかったのではなく、たまに花仲間や県庁の係官に顔を見せに行くのが目的である。

終わって七間町のピカデリーで噂の「レッド・クリフPartⅠ」を観た。
日本人俳優が何人か出ている。金城なんとか-◎。なんとか獅堂-×。日本人も中国人も同じ顔をしているのに驚くというか感心した。
音楽が岩代太郎にも驚いた。諸葛孔明と周瑜が共に琴を弾じ肝胆相照らす場面があるが、あの曲も彼が作ったのだったら凄い。
実は岩代太郎はうちの娘と同級生である。
PartⅡも観よう。

往き帰りの車中で「ハイエク」(池田信夫 PHP新書)を読んだ。

とりとめのない1日であった。

 

無名性・無謬性・無責任

最寄の城ヶ崎海岸駅に手製のチラシが貼ってあった。<尋ね人>のチラシである。
庭に立つ全身像の写真と、「年令:81才」「身長:○○センチ」「居なくなった場所:○○付近」「居なくなった日:10月8日」の記載があった。
それと連絡先として、携帯電話の番号が書いてあった。
<尋ねられる人>の名前も、<尋ねる人>の名前もない。個人情報ということか?

この81才のお婆さんは名前を奪われて人間でなくなった。それとも小さく写っている猫を探している?
尋ねている人は借金取りか?

~~~~~~
役所のする仕事は組織としての遂行であるとして、個人の名前は出されなかった。
例えば領収書の印は役所の公印であり、扱いの個人印は捺されない。無名性である。
役所のする仕事に間違いはないという無謬性の神話は、この無名性に支えられてきた。
そして役所仕事の無責任さは無名性と無謬性に支えられている。
つまり「無名性」と「無謬性」と「無責任」は三位一体である。

今度のテロ事件で、「無名性」の一端が綻びた。
「無謬性」と「無責任」の連帯にも影響は及ぶか?

 

2008.11.17

今朝拾った落ち葉

先信で<ワインに関心がない>と書いたら、<それでは人生の楽しみを30%放棄している>と言われた。
飲めなくては仕方がない。舐めてみるか。
ロバート・パーカーはワインを採点するのに1本飲み干すと書いていた。

添付写真は今朝拾った落葉である。
たまたまTVで花をスキャンする人の番組の再放送を見て、やってみた。
スキャンするのは誰でも出来るが、あの人の凄いのはスキャン画像の処理と構成の部分だろう。
あれはプロの仕事ですぐに真似は出来ない。

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2008.11.15

パーカー・ポイントと庭の採点

ロバート・パーカーのワイン評点「パーカー・ポイント」のことを知って、庭の採点を志したと書いた。
<庭を採点する>
<庭の採点-リスト作り>

遅々として進んでいない。
そもそもパーカーがどうやって採点しているかも確かめていない。
これではならじと、彼の著書「厳正評価 世界のワイン」を見てみることにした。
調べると大冊全4冊の大著である。25000円である。
県内で静岡市立図書館にあることが判ったので、伊東図書館を通じて借りた。

冒頭50ページに亘る序論があり、そこに評価の意義や採点の方法について書いてある。
そこだけを拾い読みした。少しだけ引用しておく。

~~~~~~
・ワインに点数をつけるという行為は、専門家の見解を、一貫した基準のもと、数字であらわす採点方式に当てはめることにほかならない。さらにまた、点数をつけることで専門家にも初心者にも同じように迅速に情報を伝達することが可能になるのである。

・点数の与え方について説明すれば、私の採点方式ではワインにまず50点を付与することから始める。ワインの一般的な色合いや外観についての評価で最高5点まで加える。アロマとブーケに関する評価では、そのワインの清潔さとともにアロマやブーケの強烈さのレベルと次元によって最高15点まで加える。味わいとフィニッシュに関する評価は最高20点までで、味わいの強烈さ、バランス、清潔さ、深み、口に残る余韻の長さなどがすべて点数を加味する際に考慮すべき重要な要素となる。最後に全体的な品質レベルや、将来成長し進歩する能力(熟成能力)に対して最高10点まで加える。

・完璧な採点方式などあり得ないが、点数は①さまざまなレベルのワインの品質を定量化できる。 ②1人の専門家による信頼できる、正確な、検閲とは無関係な、高度に情報の詰まった報告書になり得る。
~~~~~~

このあと、各産地ごとのワインの評価に入る。
しかし私はそちらにはまったく関心がなかった。
何故なら私はワインを飲まないからである。生来アルコール分解酵素が少ないらしく、缶ビール1本をもて余すほどなので、ワインに関心を寄せる余裕がない。

そこで私は考えた。
私がワインに関心がない如く、庭に関心のない人には<庭の採点>など屁の河童みたいなものだろうなあ。

Winebuyersguide



アボリジニとアルコール

先日94才の母と我がきょうだい4人、その連れ合いの9人が集まって会食をした。
席上平均年令を計算したら70.9才であった。目出度いことであった。
母は健啖であった。満腹中枢が故障している。
酒の話になり、一番弱いのが長男の私であると衆目が一致した。亡き父に最もよく似ていると。

アボリジニにはアルコール分解酵素が極端に少ないのだそうだ。
オーストラリアではアボリジニ居住区にアルコール飲料を持ち込むことは法律で禁止されているそうだ。

私はアボ系であるか。

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2008.11.14

筑波大学の学生が来訪

筑波大学で都市デザインを研究している学生(博士課程)が、「都市景観の造成と市民の寄与」のテーマでオープンガーデンの勉強をしたいと来訪された。

全国60数ヶ所のオープンガーデン組織にアンケートを送り、53件の回答を得たという。
それだけでも大変なエネルギーを要する仕事であり、大きな成果だと思う。

彼女は韓国からの留学生である。

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2008.11.13

定額給付金の経済効果

わが家は高齢者の2人暮らしだから4万円給付されるはずである。
この使い道はもう決まっている。早く支給してもらいたいものだ。

実はわけあって、今度我が家の自動車保険料が急騰する。
定額給付金はこの支払いに充てる予定である。

この支払いに経済効果はあるのだろうか?
ちなみに保険会社は外資である。

 

2008.11.08

ベーシック・インカム3-定額給付金と所得制限

定額給付金が所得制限で揉めている。
どこぞの屋台骨が軋む音が聞こえる。やがて折れそうだ。

選挙対策で1回ぽっきり、1人2万円ばら撒かれる金だ。それですら所得制限が議論になる。
庶民派は当然制限論だ。庶民の方が数は多い。

ベーシック・インカムは2万円どころか毎月1人8万円~10万円を配布しようという思想だ。
全国民一律である。所有する資産も、過去・現在・未来の所得も納税も一切関係ない。
果たしてこんな思想が現実の力を持ち得るのだろうか。
社会主義革命でもない。資本主義革命でもない。でも何かの革命。

中川財務相は所得非制限派だ。彼には鋭いところがあるから案外ベーシック・インカムを意識しているかもしれない。
最近のヨーロッパの社会保障政策にはベーシック・インカム策を横目で睨んだような施策が現れだしているようだ。
どこか1国、チャベス・ベネズエラとかブルネイ王国がベーシック・インカムを実施したら面白い。
たちまち世界は亜チェ・ゲバラの髭で溢れるだろう。

G8はそれぞれどう対応するだろうか?

 

2008.11.07

庭づくしの日々

このところ庭ことばかりだ。

昨日は皇帝ダリヤの最初の一輪が咲いて、庭巡りバスが来た。
1人のご婦人が「お宅は1000坪もありますか?」と聞く。とんでもない、わが家は150坪だ。
その人の庭は1500坪だそうだ。「平べったくて何にもない。芝生だけ。」と仰る。
確かにわが庭の起伏と、ごちゃごちゃいろんなものがあるのが目移りして広く思えたのかもしれない。
いや、「1500坪」を言いたかっただけなのかな。

バスが来るというので、急遽開花苗を買ってきてあちこちに植えた。
本当はこんなのは恥ずかしいのだ。自然に咲かせなければいけない。
ところがそんな急ぎ花をしげしげと見つめたり、写真を撮ったりしている人がいる。
がっかりする。

1年前に伊豆ガーデニングクラブのホームページをリニューアルした。
それで旧サイトを閉鎖したら、新サイトに影響が出てしまった。
修復の準備に目をしょぼつかせている。

日本さくら草の芽分けを毎年2月1日にしている。師匠にそう習った。寒い盛りである。
今朝の散歩でちょっと足を伸ばして別のさくら草名人を訪ねたら、もう芽分けをやっている。
「私はいつも今頃ですよ。」と言う。
ふーん。
暖かいうちがいいけど、習った師匠に義理もあるし。

今日某誌から庭ことでの原稿依頼があった。
ふふん。

秋の庭巡りバスが終わって、反省会の日程調整があった。

ベランダの木部の塗り替えの準備を始めた。
たくさんの鉢を置いたりぶら提げたりしているから、その片付けだけで大仕事だ。
もっと早くやれば良かったが、9月10月と庭の草取り・整備に追われてそれどころではなかった。
疲れる。

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2008.11.04

読書の日付

一昨年、作家吉村昭が療養ベッドで自らカテーテルを引き抜いて死を迎えたと聞いて以来彼の著作をいくつか読んだ。
その流れで幕末の官僚物-井伊直弼、小栗上野介、川路聖謨、榎本武揚、矢田堀景蔵などいろいろ読み、つい<心情佐幕>、<薩摩憎し、西郷・大久保憎し>の気分になっていた。
そして米沢藩士雲井龍雄の名を知った。「討薩の檄」を懐に幕末を生きた志士らしい。

「討薩」とは面白いじゃないかと読み本を探したら、藤沢周平に「雲奔る-小説・雲居龍雄」があることを知った。
アマゾンで購入しようとして念のためにわが書棚を探したら、そこにあった。
まるっきり忘れていた。早速読んだ。

正直言ってあまり面白くなかった。
忘れたと言ってもどこかに記憶があり、初読の強い印象を弱めるのかもしれないが。
末尾に「昭和58年5月」の日付と、「A、B」の書込みがあった。読んだ日付と、最初のAは面白かったかどうか、次のBは上手いと思ったかどうかのメモである。
25年むかしに読んだ時は、面白さA,上手さBと評価したのだ。
いま付ければB、Cである。25年の歳月がこの差を産んだ。

それで思ったのがアマゾンの書評である。
田舎暮らしには本屋で本を探す楽しみはない。もっぱらアマゾンで本を探して、買うかどうかそこに出ている一般読者の多くの書評を読んで決めることが多い。
ところが近年この書評があてにならないのである。褒めてあるので期待して読んだらがっかりすることが多い。

今回の事件でその理由が判った。
書評を書いているのは20才、30才若い人達なのだ。

だんだん世間が狭くなる。

 

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