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2008.09.07

ブランドとロゴ―セックス・アンド・ザ・シテイ

映画「セックス・アンド・ザ・シテイ」を観た。
「プラダを着た悪魔」の監督が撮った?とかで観る気になった。
あれはファッション誌「ヴォーグ」の名物編集長(実在らしい)に仕えたアシスタントの物語だった。

「セックス・・・」の方はNYに住む仲良し女性4人組の物語である。
いずれもアラフォー。浮気した亭主と別居している女性、養女をもらったら自分が妊娠した女性、立場はいろいろだが仲良しグループである。
主人公のキャリーは売れないライターで独身。冒頭「すべての女性は2つのLを求めてNYにやってくる。LoveのLと、Label(レーベル=日本でいうブランド物か)のLである。」と彼女のナレーションが入る。

そのキャリーが40才直前にして10年間付き合ってきた彼氏と結婚することになる。
浮き浮きの大騒ぎ。
そこへ「ヴォーグ」誌が取材に来た。キャリーをモデルにして<最後の結婚式>の特集記事を組みたいという。
<最後・・>というのは40才が結婚式で輝く最後のチャンスだから。
1流のスタイリスト、1流のカメラマンを揃えて、1流レーベルの結婚衣装を次々にキャリーが着替える。
確かに美しい。映画中の圧巻の部分である。
レーベル=ブランドが判る人にはもっと楽しいだろう。

いろいろあって結婚は直前に壊れる。
失意のキャリー。仕事も出来なくなる。
新聞でアシスタントを募集して雇ったのが地方から出てきたばかりの若い黒人女性ルイーズ。
同郷の仲間とワンルームを3人でシェアしているという。
この娘が有能で、キャリーは次第に復帰していく。
ある日、ルイーズがヴィトンのバッグを提げているのを見てキャリーが咎める。「3人でシェアしているような生活でどうしてヴィトンが持てるの?」
「これ、レンタルなんです。私は今週だけの持ち主。」
やがてルイーズは恋を得て退職することになる。
キャリーはヴィトンのバッグを贈る。
ルイーズは狂喜して涙ぐむ。「これは初めての私だけのヴィトン。」

アラフォー、1流レーベルの衣装、ブランド物のバッグ、どれをとってもNYも東京も女心に変わりはない。
いやソウルも上海も変わりないのであろう。


~~~~~~
それで考えたのだが、ブランドにはロゴが必要だ。
石原和幸は自分のデザインにロゴを入れるべきだ。それでなければ世界には売れない。
以心伝心、不立文字では違う世界には伝わらない。

 

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プラダは、バックやリュックのみならず、85年にシューズ、89年にレディースウェアを発表し、93年には、姉妹ブランドの「ミュウミュウ」を発表しました。95年、メンズウェア、98年には「プラダ・スポーツ」を発表し、プラダの伝統を継承しつつも、その時代のニーズを的確に捉え、革命的デザインを打ち出し、次々に魅力的なアイテムを発表し続けています。... [Read More]

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