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2008.07.02

トピアリーとモザイカルチャー3

トピアリーに入れ込んであれこれ調べ出し、一部実作を始めて(結果が出るには数年かかる)このブログにも10数篇のエントリーを書いた。
今年の2月から4月にかけてであった。
また私のガーデン・サイトにも「トピアリー大研究」を載せた。

トピアリーの研究をしているうちにモザイカルチャーという言葉に出会った。
説明はこのエントリー<トピアリーとモザイカルチャー>をご覧あれ。
要するに器材・機材を活用・駆使して花壇を立体化する手法なのだが、これはトピアリーよりも一般受けして流行るだろうと思ったものだ。

昨年末、新らし物好きの浜松市が2009年9月から「浜松モザイカルチャー世界博2009」を開催すると発表した。
認知度はますます上がるに違いない。
ここしばらく(2ヶ月間)<貼るポケット>に熱中していたので、その後の動きを追ってみた。

~~公的に~~~~
「浜松モザイカルチャー世界博2009」の公式サイト「MIH2009」
ほとんど新しい動きは出ていない。

「国際モザイカルチャー委員会(IMC)」の公式サイト
「MIH2009」の記事すらない。いまだに「2006・上海」のお知らせが出ている。
そもそもこの委員会、世界7ヶ国が参加しているそうである。

浜松市
MIH2009の推進が、市の推進室から「浜松モザイカルチャー世界博2009協会」に移管されたと新聞発表された。(6/14)
協会会長は鈴木康友浜松市長である。
この協会のサイトはまだない(見付からない)ので、組織や協力団体など判らない。

ウイキペデイア
wikipedia にもウイキペデイアにも、まだ「mosaiculture 、モザイカルチャー」の語の登録はない。

~~企業ベースで~~~~
伊藤商事
園芸資材のメーカー・商社でハンギングバスケットの資材など作っていたが価格凋落で悩んでいたようだ。
もともと立体花壇に経験が深く、各地の園芸イベントのモニュメントや、近くは六本木ミッドタウンの花付き街灯など製作施工している。
このほど園芸資材から立体花壇部門のサイトを独立させた。「Topiary.Jp」 である。
着眼点はいいが、中に「モザイカルチャー」の語をもっと入れ込むべきではなかったか。
同社の立体花壇はまさにモザイカルチャーなのだから。

エム・クラフト
もともとFRP造型品で立体看板を作っている会社である。
最近トップページで「モザイカルチャー」を謳い始めた。
機を見るに敏だ。

~~~~~~
まだ動きは鈍いがわが国ではモザイカルチャーは必ずやトピアリーを席巻すると確信する。
国際的にはどうだか判らないが。


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