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2008.06.21

「世界の測量-ガウスとフンボルトの物語」

「世界の測量-ガウスとフンボルトの物語」(ダニエル・ケールマン 三修社 08・5刊)を読んだ。
書評など私の柄ではないが、5月に出たばかりの本だから紹介する意味はあるだろう。

本書は2005年秋にドイツで発売されて以来、現在まで130週以上ベストセラーリストに入り、そのうち35週において第1位であったという。ドイツ国内だけで120万部を売ったという。
米国の「国際ランキング」ではダビンチ・コードやハリー・ポッターを抑えて2006年度のベストセラー第2位であった。

主人公はフンボルト(1769-1859)とガウス(1777-1855)であるが、両者ともあまりに偉大すぎて何も言いようがない。この2人を主人公に据え、殆ど奇人仕立てにした哲学的冒険小説である。

~~~訳者・瀬川裕司のあとがきから引用~~~
両者に共通するのは「知への欲望」および「世界を理解したいという願望」を抱き、世界の測量に取り組んだという点である。
本書の最大の魅力は、数学や物理、天文学でも人々の世界観を大きく変えるような<大発見>があり得た時代ならではの幸福感、大半の人々が地球の裏側の様子などまったく知らずに暮らしており、地図や事典に記録されていないことが山のように存在していた時代だからこそ可能だった<大冒険>の爽快感あるいは刺激性にあるといえるかもしれない。
~~~~~~

ダニエル・ゲールマンは1975年ミュンヘン生まれ。今年で33才。
父は演出家、母は女優、祖母はオペラ歌手という。本人はウイーン大学で哲学と文芸学を学び、カントを研究した。
2003年に発表した第3作目の長編小説は世界26ヶ国で翻訳されたというから新人ではない。

日本でいえば蜷川美花か。
それにしても小沢征爾の息子が演じる西郷隆盛は本当にあんなに偉い立場にいたのだろうか?NHKの演出家が小沢征爾にゴマをすっているのではないか?

 

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