日本植木協会のトピアリー視察旅行
先に「真物のトピアリー」を書いた。1月の末頃だったか。
いきなり写真だけ送られてびっくりしたのだが、その後の調べで「日本植木協会」のサイトの写真と判った。
平成14年の秋に、日本植木協会からイタリアへトピアリー視察に行った報告の写真だった。
サイトでは何も判らないので「日本植木協会」に詳細を教えて欲しいと頼んだら、その時の研修報告書を送ってくれた。
有難かった。
熟読した。
日本でも名うての育樹家、造園家が参加したのだろうに、みな口を揃えて「驚いた」「初めて見た」「すごい」と言っている。
品物の大きさ、数量、技術レベル、アイデア、熱意、マーケッテイング、すべてにおいて日本より勝っているという。江戸以来の庭園樹管理技術は何処に?
「わび」「さび」を言っている間に置いていかれたようだ。
それから5年半、刺激を受けた育樹家、造園家の作品がそろそろ仕上がって世の中に出てくる頃だろう。
« トピアリー-安城デンパーク | Main | トピアリーとモザイカルチャー »
Comments
The comments to this entry are closed.
TrackBack
Listed below are links to weblogs that reference 日本植木協会のトピアリー視察旅行:
» 伊太利亜回顧 [緑とともに・・・・]
Blogを見ていたら、トピアリーを作成されている黒潮丸のガーデニング通信さまにたどり着きました。
弊社から程遠くない伊豆高原でトピアリーを作成されているとのこと。
2002年弊社からも2名(片割れはBlog管理者の私です)が参加した研修旅行の報告集の写真がデカデカと飾ってあり、嬉しいやら懐かしいやらで弊社も思い起こしてUPいたしました。
2002年の9月の末に、日本植木協会の新樹種部会と庭園樹部会の合同企画と言うことで、約40名がアムステルダムで開催された花博とイタリアのフィレンツェ郊外の大... [Read More]
始めまして、小田原植木と申します。
懐かしい研修会の報告集がUPさてていましたので、ついメッセージを書き込ませて頂きました。
おぼろげながら思い出すに、イタリアの職人さんが使っていたトピアリー用の樹木は、残念ながら日本では見かけることのないものだったと思います。
よろしければ弊社に視察時に撮影した写真もございますので、お序でがございましたらお立ち寄りください。
Posted by: 小田原植木 | 2008.06.26 14:51