ビルバオのパピー2
ビルバオ・グッゲンハイムとかパピーとかジェフ・クーンズとか、普段から美術に接している人にはとっくに常識だったのだろうが、私は雑誌の美術館紹介を見て初めて知ったようなことで、まことにもって縁なき衆生である。
12メートルの巨大トピアリーの美術評価は?と聞かれても見当もつかない。
随分と議論された作品だっただろうに。
ただ、ジェフ・クーンズは相当突飛な人らしい。あちこちで物議をかもしているようだ。
~~~~篠原有司男~~~~~~~~
パピーの爪先から耳までの高さは43フィート (13メートル)あり、この彫刻は内側から水を注ぐシステムとなっており、その重さは25トンとなる為、それを支えるのに必要なステンレススティールの補強材から建造されている。 また、70、000以上の花が植えられ、キンセンカ、ベゴニア、インパテエンス、ペチュニア、ロベリアが、このステイールと土の補強材から花をのぞかせる事になる。
~~~~ウィキペディア~~~~~~~~
1992年にクーンズはドイツのバート・アーロルゼン(en:Bad Arolsen)での展覧会のための作品制作を委嘱された。そして生まれたのが、高さ12.4mの、鉄の骨組みに種々の花々を植え込み、それを子犬(パピー)のウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの形に刈り込んだトピアリー彫刻『パピー([edit] Puppy)』である。1995年に彫刻はいったん解体され、シドニーのポート・ジャクソン湾の現代美術館に、より長持ちするようステンレス鋼製の骨組みと内部に灌漑システムを備えたものとして再建された。1997年にはソロモン・R・グッゲンハイム財団が購入し、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館のテラスに移された。その除幕式の前、庭師に変装した3人組が彫刻の近くに爆薬を仕掛けた植木鉢を置こうとしたが、ビルバオ警察によって未遂に終わった[6]。以降、『パピー』はビルバオ市の象徴となった。
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