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2008.04.25

ビルバオのパピー

雑誌「Pen」の最近号がスペインの「バスク」地方の特集を組んでいたので購入し、読んでいる。
中に「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」の記事もあったので読んだ。
フランク・ゲーリーの斬新なデザインのこの美術館のことは、聞いたことがあるようなないような存在だったが、この記事で少し知った。

私が特に注目したのは、美術館の前に設置されているというジェフ・クーンズの「Puppy」という作品である。
この作品は1992年に制作され、世界各地で展示されて1997年から現在地にある。
なにしろ高さが12メートルもある犬(ウエストハイランド・ホワイトテリヤ)の像だ。
そしてこれがスタッフド・トピアリーであるらしい。(水苔を使ったトピアリー)

ふーーん。知らなかったなあ。

それにしても「Puppy」の写真を見て思い出されるのが安城デンパークの牛のトピアリーだ。
初めて安城の牛の写真を見た時には「凄いものを作る人もいるんだ」と思ったが、どうやら「Puppy」が先行しているようだ。
安城の牛は「鉄屋」-杉浦溶接所のしょうぞうさんが作ったものだが、しょうぞうさんは家業の溶接屋を継ぐ前に立体造型を学んでいるし、ブログを見るとスペイン旅行もしている。「Puppy」を見たのは間違いなさそうだ。
そういうことか。
(しょうぞうさんの作品は他の作品を含めて非常に完成度が高く、ある意味で「Puppy」を超えている。)

しかしジェフ・クーンズにこの巨大なトピアリーを作る示唆を与えたのは何だったのだろう?

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Comments

わが家のウェスティはのんびり屋で、この像そっくりです。川の字になって寝ています。一度貴兄の見事なガーデンを鑑賞したいものです。

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