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2008.03.05

多変量解析-2

私が石油製品の価格予測に現を抜かしていたのは1982年前後だからもう25年も昔のことになる。
忘れていたが「この数学が・・・」を読んで少し思い出した。

目指したのはいろんなデータからガソリンや灯油などの業転価格を予測することだった。
データは原油処理量、製品毎のタンク容量、在庫量、需要の季節指数など10数項目を拾った。
そして遂にガソリン価格において0.98の重相関指数を示す計算式を作り出した。この0.98の数字を見た時はそれこそ天下をとったくらい興奮したものだ。

現実の予測はその通りには進まなかった。
理由はデータの鮮度である。
例えば5月第1週の価格を予測するのに、すべて4月末のデータが揃えばドンピシャリと当てられるのである。そういう計算式である。
しかし私の手元に揃う現実のデータは良くて2月末のデータしかない。それから5月を予測するにはブレが大き過ぎた。
「この数学が・・・」を読むと、2月末から3月末、4月末のデータを予測する投入データや技術が滅茶苦茶向上しているようだ。
私個人にはその力も技術もなかった。

使用したデータはすべて公開、公刊資料だった。通産省の「石油資料月報」とか業界紙とか。すべて自前で購入した。
石油会社の社員だから、会社の業務として、あるいは会社に提出する研究としてやるのが普通だろうが、私はこれを私の研究と考えていたから、帰宅後の時間に自分で購入した資料でやっていた。
到着する原油の量をいち早くキャッチするためマラッカ海峡通過のタンカー情報を知りたいと、シンガポールのシッピング・ニュースを入手したりした。石油各社の購入原油の種類を知りたいと(原油により製品得率が異なる)情報を探ったりした。
やっている時は実に楽しかった。
今ならインターネットでもっと広く、新しい情報収集が出来るだろう。当時はなかった。

私は人に教えてもらうことが嫌いな人間であるようだ。すべて我流である。
クルーザーにクルーとして乗った経験がない。最初からオーナー・スキッパーだった。
マリンサーベイも(アメリカでポール・コーブル先生に習ったが)、国内でのヨットサーベイは殆ど創始者だ。
オープンガーデンは国内での先駆けである。
ガーデンデザインはまさに我流、誰に習ったこともない。(でも評判はいいよ)
楽しいことばかりやってきたらこうなったが、我流には限界がある。

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