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2007.08.23

北の本2-デルスー・ウザーラ

北の本の極め付けは「デルスー・ウザーラ」(アルセーニエフ著 長谷川四郎訳 河出書房新社 1975刊)であろう。
この本を2ヶ月でも2年でも20年でもない30年前に読んだ。

ロシア陸軍士官アルセーニエフが1902、1906、1907年の3回にわたってシベリア沿海州を調査探検した。
その途中ツングース・ゴリド人のデルスー・ウザーラに会い、案内人に雇う。
この書は文明に染まっていない無垢の現地人デルスーとの出会いから別れ(死)までを描く。
デルスーは人を疑うことを知らない。この書を読む人は誰もがデルスーを愛するであろう。
圧倒的な自然の描写が美しい。

1975年、黒澤明が映画化した。ソ連との合作映画であった。
シベリアの深く濃い緑の森が印象的だった。

残念ながらこの書は現在入手不可能である。75年刊の本書も、95年刊の文庫版も絶版である。
わずかに「日本の古本屋」で検索して市中に2冊出ているのを発見した。
私は読んだ本は<捨てる>主義だが、この本ばかりは捨てずに持っている。
映画のDVDはAmazonで入手可能である。

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「改訳決定版」とあるのは、それまで長谷川四郎が逐次雑誌などに発表していたものをまとめて手を入れ1冊にして刊行したのである。

~~~~~~しばらくやってみます。よろしく。
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