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2007.05.15

庭気違いのこと

私の過去ログに対してこんなメールが舞い込んだ。
発信者は「社会福祉士」のSさんと名乗り、携帯番号が載せてある。

>***に記載されている、○○さんのご紹介の文章に
>「先代おかみが40年来の庭気違いです。」
>という表現がありました。
>障害者の心に痛みを与える可能性があります。
>ご一考いただけないでしょうか。

いろいろ考えた。
「差別語」「差別表現」「言葉狩り」などの検索もしてみた。

1.誰が、どんな基準で「差別語」と認定しているのかは判らないというのが定説である。
  ただし「放送禁止用語集」とか「マスコミ用・言換え用語集」というものがあり、それはその作成した事業主体が選定しているのであろう。
2.「気違い」を言換えたらどう言うのであろうか。この文脈からすると「精神障害者」であろうか。
  私の語感からすると「精神障害者」の方がずっと使って悪い言葉である。これは社会が何らかの基準で「この人間は障害のある人間である」とレッテルを貼ることを意味する。
  「気違い」の方はずっと意味のレンジが広い。蚊やハエが煩くて気違いになる場合もあれば、庭気違いも馬気違いもある。この用法は誰にも<心の痛み>を与えない。
3.かって作家・筒井康孝が「差別用語」を非難されて、怒って執筆をやめたことがあった。
  詳しいことは知らないが、これは多分放送業界や出版業界が基準のない差別語排斥の尻馬に乗っていることを怒ったのだろう。
  私は幸い両業界に関係がない。
4.人権ネットというサイトを見ていたら、<差別表現の問題は「侮辱の意思」がその表現の中に含まれているか否かが決定的基準である>と書いてあった。
  私は○○さんを侮辱するどころか褒め言葉として「庭気違い」と書いた。○○さんもそのように受取ってくれている。

私は私の過去ログを訂正しない。

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