「マリナス開発」が消えた
ちょっと調べたいことがあり「マリナス開発」のサイトを開いた。
ご存知ヤマハ発動機の子会社で、マリーナ建設などのコンサルタント会社である。海域調査や、市場調査や、建設指導を行っていた。
ところが<ページを表示できません>と出て、どうにも開けない。どうやら消去されているようだ。
ヤマハ発動機のサイトに入って、やっと「マリナス開発を解散した。」との記事を見つけた。
この1行だけである。説明も何もない。
ほかに業界短信「ヤマハ、マリナス開発の解散を発表-2006・6・29」を見つけた。これも解説はない。
一体これはどういうことか。
大手企業の子会社としてそれなりの信用もあり、社会に求められた業務を行っていた企業体をこんなにもあっさりと消滅させていいものなのか?
せめて<その業務はどこが引継いだ><調査結果などの遺産はどこに保管する>などのコメントが必要ではないのか?
ヤマハ発動機の見識を疑う。
マリナス開発のサイトには多くの有益な情報が蓄積されていた。
それはわが国マリン文化の貴重な一部分であった。
それを勝手に消滅させることは社会的に許されない。
ヤマハ発動機のアーカイブスに入れるなり、日本マリーナ・ビーチ協会に移管するなりするのが当然であろう。
今からでも遅くはない。ぜひそうして頂きたい。
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追記1
同社は87年の設立である。私は出光三河みとマリーナの担当として88年にマリーナ建設のコンサルタントを依頼した。同社にとって初の大型案件ではなかったか。
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追記2
ヤマハ発動機にもこのメールを送ろうと、広いヤマハ発動機のサイト内を隈なく探したが遂にメールアドレスを見つけることが出来なかった。
ヤマハ発動機はユーザーや世間の声を聞く気持ちがないのだろうか。
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