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2006.04.26

山中智恵子追悼

短歌5月号に<追悼座談会「山中智恵子の残したもの」>が載った。
岡井隆・馬場あき子・小島ゆかりの3人による座談会である。
30ページもの長い座談会であるが、また錚々たる名前の3人であるが、これで山中智恵子を論じきれるとは思えない。
また、記事もこの座談会1本のみである。

短歌研究5月号に<追悼山中智恵子-第1回>として、森岡貞香、馬場あき子、岡井隆、岩田正、前登志夫、前川佐重郎の追悼文が載った。
それぞれ1000字程度の追悼文である。

山中ファンとしては甚だ物足りない。

現代詩手帖の<追悼特集-茨木のり子>には、なんであれ29人の追悼文が載り、大岡信・飯島耕一・井坂洋子が代表詩を選んで座談会をしている。そして写真アルバムがあり、何より「茨木のり子略年譜」を載せている。

山中智恵子には年譜がない。
「短歌」の座談会の中で、「山中論は誰が書くのだろう」の項目がある。その場では「いないだろう」になっている。塚本邦雄伝すら書こうという人、書ける人は出ないだろう、と言っている。
そして山中論について、「最初に出来るだけ詳しい年譜を作ることが大事。個人の年譜じゃないのよ。時代と短歌史の年譜とも合わせていかないとだめなの。」と言っている。

短歌の世界において年譜はそれほど難しいものなのか?

彼女が所属し、前川佐重郎が主宰する「日本歌人」発行所に電話したら、追悼号の発行は8月頃になるそうだ。
門外漢ではあるが、その時になったら1冊頒けてもらおう。

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