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2006.04.20

駿河湾のイルカ

久しぶりに海路映画見物に行った。
下田から清水へ40マイル7時間の航海である。

往路、素晴らしい光景に遭遇した。
土肥の沖合い10マイルほど、駿河湾央であった。
艇の左舷、バウからスターンにイルカの影が走った。4、5頭の群れである。10メートルほどおいてまた次の群れである。そしてまた次。
右舷にも見える。いや、あっちにも。
もう滅茶苦茶だと思っていたら、2-300メートルほど彼方に異様な感じがある。30センチ?ほどの魚がつんつん海の上に突っ立っている。海が盛り上がっている。そしてその周りにイルカの背びれが暴れ回っている。海鳥も寄ってきて鳥山だ。

駿河湾にこれほどイルカがいるとは聞いたこともなかったし、勿論見たこともない。
後で清水や御前崎の魚屋に揚がっている魚を見たが、多分あれは大型の鯵だろう。
それが小魚を追って、さらにイルカが鯵を追って、鳥が寄ってあの騒ぎになったのだろう。
昔、伊豆の西海岸でもイルカの追い込み漁をやっていたというから不思議ではないのかもしれない。
添付の写真で、遠くに見える作業船の左手の海面をご覧あれ。この写真では見えないかなあ。
060418dolphinejamp


映画は「ファイヤー・ウオール」と「ブローバック・マウンテン」を見た。そこそこであった。
番組選択は時間割に左右される。

今回清水は1泊だけにして御前崎に回ることにした。
それは「玄象」のオーナーKさんが先頃下田で面白い人物と知合い、その人が御前崎に居るから会いに行こうとなったのだ。
ちなみにKさんは今をときめく日本のカリスマ主婦栗原はるみの実兄である。
栗原さんが「自分の料理は母に習った。」と言っているのは有名である。私はそのご母堂にご馳走になったりしている。
そのはるみさんが、「私はとてもお母さんの面倒をみられない。お兄さん、よろしく御願いしますね。」と言って時々小遣いをくれるのだそうだ。
つまり私も栗原はるみ人気の余慶に与っていることになる。

清水を出て三保の松原、久能山、安倍川河口、用宗漁港、焼津、小川と岸ベタを舐めて行く。
大井川河口で久しぶりに出光大井川油槽所を眺めた。
あと5マイルで御前崎となったところで急にアゲインストの風になった。対船で30ノットにもなった。
御前崎は長い遠州灘の東の端である。浜松からずっと山はなく低い砂丘が続いている。御前崎も山はないが、海だけはしっかりとした岩礁で侵食から守られている。近寄ると恐ろしい岩礁である。岩礁のさらに先に大きなお前岩が立っている。
岩礁を大回りして駿河湾の岸沿いに長い長い防波堤を作って大きな港を作った。
山はない。緑は無い。街どころか碌な集落もない殺風景な人工港である。しかし巨大な港である。
5年ぶりくらいに入ったら随分整備が進んでいた。自動車運搬船の埠頭が出来、コンテナクレーンが2基建って、なんとマリーナが出来ていた!
吹きっさらしで水も電気もない。マリーナと言えるかどうか知らないが。

写真の左から自動車運搬船、発電風車、コンテナクレンである。このずっと右奥に御前崎港マリーナがある。
060418omaezakiport
0604118omaezakimarina

面白い人物の話は別項に書く。

それにしても今回の航海は寒かった。
拙者この日の出で立ちは、ヨット用防寒下着、木綿の長袖シャツ、毛糸のセーター、ヨット用ウインドブレーカーであったが寒かった。連日4時半に起きて5時に出航するのだが、9時になっても、12時になっても寒かった。4月なのに。

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