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2006.03.24

相撲見物

TVで相撲を見ながら観客席の顔を観るのが楽しい。
昔は財界人の顔も見かけたものだが、最近はとんと見なくなった。
バブル崩壊、そしてリストラと続く中で営業時間中に相撲見物も具合が悪いのだろう。
替わって時々見るのが芸人の顔である。昔はなかった。

男が相撲見物に着る衣装は難しい。背広ネクタイでは様にならないが、かと言って何がいいのか。
和服が良さそうだが和服を着こなせる男はそうはいない。
困ってしまう。

TVに写るような席は昔は大企業が長年の契約で持っていて、取引先接待に使っていたものだが今はどうなのだろうか。
接待される取引先も困ってしまい、子供や奥さんに渡す。
奥さんは女連れで出かける。だから女性の顔が増える。

あきらかに粋筋と思われる顔がある。
妻とあれはどの筋かと噂するのが楽しい。赤坂か柳橋か向島か、実際は何も知らないままに勝手に決め付ける。
いや、あれはクラブ系よと言う場合もある。
何日も同じ顔を同じ席に見ることもある。あれはどういうのだろう?贔屓の相撲取りがいるのか?
スポンサーらしき顔を見ることもある。男冥利の顔をしている。

女性は相撲を観ながら何を見るのだろうか?
もう以前に書いたことだが、沼津の芸者に聞いた話である。地方巡業での話である。
<あたしのお姐さんがね、大鵬に惚れちゃって、おかみさんにどうしてもって頼んで、やっと大鵬に抱いてもらったんですって。次の日、何か一言かけてもらいたくてお寺に行ったけど、大鵬は向こうを向いて寝ていて振り返ってもくれなかったって。あんな冷たい男はいないと言っていたわ。>

女性は相撲取りに男を見るのだろうか?
これももうずっと昔の話。
歌舞伎座の前でタクシーが止まり、相撲取りが一人が降り立った。照れたような、拗ねたような。小結か関脇の頃の柏戸である。
白皙、長身。男振りだったなあ!
続いて芸者が一人降り立った。
すっと柏戸を見上げる。女の甲斐性ここにあり。
女振りだったなあ!

∞∞∞∞∞∞∞∞∞

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Comments

黒潮丸さま

先日はTBを頂きまして有難うございました。
早速お伺いにあがりまして立派なブログを拝見して感嘆しております。
大相撲も昨日に千秋楽を迎えていつも通りの結果となりました。
黒潮丸さまの文面とおり、私も観客の顔を見ての楽しみ方をしております。
地元大阪では尚のことです。
お名前が出てきました大鵬、柏戸の時代を青春していた?私は巨人、大鵬、玉子焼きに反して柏戸の大フアンでありましたので興味を持って読ませていただきました。
これからも黒潮丸さまのご趣味と思考のひろさの詰まったブログを楽しみに拝見に上がります。
追伸:主人の愛する故郷、紀州の黒潮から尚の事親しみを覚えました。

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