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2006.01.08

花仕事の状況

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私はオンラインのガーデンデザイン・セミナーを開講しています。
最近修了生を中心に、<花を植える>ことを仕事にしていこうという<花植え人>ネットワークを構築中です。

そういうわけで、現在所謂<花仕事>がどんな状況にあるか調べてみました。
《調査対象》はリクルート他の「ネット系」と「ハローワーク系」の各サイトです。
《キーワード》は「花」「フラワー」「植」「庭」などですが、「庭」は「家庭」を取込んでしまうので不適でした。
《調査目的》は1)求人・求職のバランスはどうか?、2)花仕事にはどんな仕事があるか? です。

現在が花の不活性な時期であること、年末年始の特殊な時期であること、これまで求人情報を研究した経験がないこと、定量的でなく定性的に感じを掴んだだけであること、などからあまり確たるものではありませんが、私なりに結論を得たように思います。
1)花仕事への求人は活発であり、求職を上回っているようだ。
2)花仕事は、「花屋・ガーデンセンターの接客、花扱い、ブーケ作りなど付加価値作り、配達」「ブライダル・イベントなどの装花、設営、運搬」「植物リース関連」「花生産現場」が殆どである。<花を植える>求人はない。

1)求人が求職を上回っているとみたのは、Job関連掲示板などで求職者の投稿が早く消去されていること、ハローワークの10月11月頃の求人情報がまだ掲載されていること、などからです。年令制限も思ったほど厳しくなく、必ずしもパートだけでなく正社員募集もそれなりにありました。
大企業はなく殆ど小企業ですから、即戦力となる花屋勤務経験、フラワーアレンジの技術などを求めているのは当然と思いました。新卒者には厳しい世界かもしれません。
ただ花仕事の95%が根のない花、生花、切花であることはショックでした。私にとって花仕事の前提は根のある花ですから。

2)<花を植える>求人がないのは、<花を植える>ことを<ガーデナー><花植え人>に頼む習慣がないことを示します。頼む相手は伝統的に植木屋です。そして私の持論では植木屋は花のことを知りません。修行内容は重機操作と樹木・石の知識です。
だから植木屋からの求人もあるのですが、「花の知識のある人を求む」ことすらないのです。

どうやら<花植え人>ネットワークこちらは新しい職種を創造しなければならないようです。
しかしこの辺りの接客施設の状況からいっても、伊豆ガーデニングクラブのメンバーの状況からいっても、<花植え人>へのニーズは確実にあります。

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Comments

>花を植えることが自由にできない住宅事情に置かれて初めて、わたしは花屋さんでショーケースの花を買うようになりました。とてもありがたく、いとおしく感じました。
>

そうなんですね。
花を植えられる環境をいいことに、少し傲慢になっていたかもしれません。
反省します。

 黒潮丸さん、こんばんわ。

 植物が生きているのだと思うと、ショックを受けられるのでしょうね。そのお気持ちは分かるなあ、と思いました。
 同時に、切花の仕事が好まれるのも、分かるように感じました。

 わたしが庭園の世話をする仕事をしていた頃は、やはり花は根があって日々生きて生長する花が当たり前だったのですけれど、仕事を離れて庭から離れて、アパート暮らしになった時、ベランダのコンテナに植えることのできる花には限りがあると感じました。
 宿根草は年中場所を占領するから避けるようになったり、一年草は毎年同じ種類しか市場に出回らないからつまらないなと思ったり、かといってタネから育てると増えすぎてしまって困ってしまったり・・・

 でも。
 植えることができる花には限りがあるのですが、でも、花を身近に暮らしたいと思いました。
 そんな時、花屋さんのショーケースにはたくさんの花がありました。自分で育てられない種類も見ることができるし、触ることができるし、楽しめるんだ、と初めて知りました。
 狭いベランダのコンテナで植えることのできない花を身近に活けて、嬉しく思ったのです。

 花を植えることが自由にできない住宅事情に置かれて初めて、わたしは花屋さんでショーケースの花を買うようになりました。それ以前は根がない花は悲しいとさえ思ったけれど、とてもありがたく、いとおしく感じました。

 本当は、たくさんの花を、花が四季に生長するままにみられたらいいな~、と思います・・・(^^;

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