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2006.01.11

「男たちの大和」2

∞∞∞∞∞∞∞∞∞
S兄
外人記者クラブで見られた由。外人は概して評価しなかった由。
製作者は海外に売ることをあまり考えなかったかもしれない。

映画の中で、主人公の少年兵が大和の沈没のあと、戦死した一番の親友の実家を訪ねるシーンがある。
山峡の貧村である。母親が1人田植えをしている。主人公は友の死を告げ自分が生き残ったことの詫びを言う。
母親は「あの子の送ってくれた金でやっとこの田を買った。」と呟く。
主人公は田に入り、四つん這いになって「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」と泣きながら田植えを続ける。

日本の稲作は人工の水利を利用するため、水田を作るためには必然的に村落共同体に組み込まれる。
そこに独特のメンタリテイが発生する。
私も引揚げ後2年間田圃を手伝った。手に、足に、いまだに泥田の感触が残る。

この挿話は辺見じゅんの原作にあったものだろうが(私は原作を読んでいない)、それを取り上げて映像にした映画作りを、いいと思うのである。

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