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2005.10.16

旧古河庭園

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午後から会合があって(実はガーデニング講習会)、朝から出かけて上中里の旧古河庭園に行った。初めての訪問である。
陸奥宗光の邸であったが、陸奥の誰かが古河財閥の養子になり古河の手に移って、大正初期に改築・改造したらしい。
建物・西洋庭園の設計は鹿鳴館・ニコライ堂などを設計した英人で、日本庭園の庭師は小川治兵衛である。

バラで有名だそうで、ちょうど「秋のバラ・フェステイバル」をやっていた。盛りだった。
ボランテイアによる庭園ガイドに付いて巡った。
洋館の周囲および正面が西洋庭園で、正面の庭が整形庭園の沈床庭園になっている。上段がバラで、下段はつつじ、さつきの花壇だ。
このようにくっきりとしたサンクン・ガーデンを、国内では初めて見た。

日本庭園が見学の目的である。
石灯籠や石塔が15もあって、また庭石も渡り橋も、そのどれもが実に大きい。
植治が関西で名を挙げて、大きなスポンサーがついて勇躍東京に乗り込んで、好き放題に石を使ったのかと思ったらそうではないらしい。
大きなのが好きなのは古河で、植治はむしろ辟易していたとガイドの解説であった。

植治といえば水の流れと石組みである。滝があり、池がある。
武蔵野台地の斜面を利用して見事に滝を作っている。何段にも落とし、石を囲って音が響くように作ってある。
しかしここには琵琶湖疏水はない。最初からポンプアップだったという。その大きなポンプは足尾鉱山のポンプを持ってきたという。
滝があり、渓谷があり、池があるが、やはり全体として流れがないのが淋しいところだ。

植治は懸命に石で流れを見せる。渓谷の組み方、枯れ滝のごろた石で見せる流れ、あちこちの石垣。
富士山の溶岩で作った「黒ボク石積み」と、京都の技法によるという「崩れ石積み」が名所になっている。
富士山の溶岩積みは、伊豆では当たり前だ。もっと凄いのがざらにある。
「崩れ石積み」とは乱雑に崩れたように見せながら積む技法だそうだ。建設直後の関東大震災でも崩れなかったと威張っていた。

帰宅して、「うちの石垣にも何か名前を付けるといいな」と言ったら妻は、「小川治兵衛だ崩れだなんだと言うより、これを作らせたら800万円と言う方が判かりが早い。」と言った。

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