ヨット-自損事故
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今夜18時頃の6chのニュースで、どこだかの海岸でヨットが遭難騒ぎと報じていた。
見られた方も割りに多いと思うが、あれはまったく遭難ではない。
遠浅の砂浜海岸で岸に寄り過ぎ(釣りをしていた)、かつ投入したアンカーを利かしてなく、それで寄せ波で寄せられたのである。
風はほとんどなく、波も風によるものではなく海底が浅くなって起きた寄せ波である。
遭難ではなく自損事故である。
せんだっての黒潮丸通信<長崎から大村湾>にトラックバックしてくれた人がいた。
本文抜粋:
<池島のそばをヨット(?)で通ったらしい人のブログを見つけた。あんな外海の波の高いところでもヨットで安全にいけるものかと感心した。だって、冬になればあの辺は白波とすごいうねりで、みんな船酔いしてたし。>
そんな海域とは思わなかった。多分石廊崎沖の方が2-3倍以上厳しいだろう。
ところでこの人は新しいことも教えてくれた。
池島炭鉱の石炭はコークス用で、石油に負けたのではないという。
海外の露天掘りのコークス炭に負けたのだそうだ。
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外海(そとめ)沖の池島は、近くを通る船(特になじみがない方々)がよく座礁したようです。小生も炭坑在りし頃、炭坑病院の勤務に時々赴いていましたが、炭坑の腕っ節のいいおじさんたちに聞かされていました。事実、そのわずかな赴任期間中にも座礁した船がいました。救難、救護、治療と大変だったのを覚えています。トラックバックされた方は「あの辺の白波が座礁ポイントに船を運び、(あなたの知る大波よりは2-3倍小さいのでしょうが)大波がボタでできた海底(潜ると海の中にもボタ山があるみたいでした)の非常に変わりやすい浅瀬を隠している=座礁事故の引き金になる」ということをお伝えしたかったのではないでしょうか?私は今はクルーザーでそれほど苦もなく池島周辺のクルージングもできるようになりましたが、シーカヤックで池島周辺を回っているときは、それは大変でした。海象は船のサイズ、性能でも感じ方は変わると思います。せっかくあなた様の楽しい文章を楽しんでいたのですが、ここだけはガッカリしました。
Posted by: とおりがかり | 2006.08.10 13:18